2018/03/31 のログ
ご案内:「平民地区娼館通り/天国への階段亭」にエンジェルさんが現れました。
エンジェル > 今夜も人出で賑わう娼館通り。
その中の店のひとつ『天国への階段』。
その名の通り天国へと昇るような体験を出来ると謳うその店は、周りの店に比べると少々……いや、かなりお高い。
しかし、それでも今日も足を運ぶ客は後を絶たず繁盛していた。
そんな高級店の中、一晩好きにしたいなら30万、一発抜くだけでもプレイによっては両手の指に手が届きそうな特別な娼婦を指名した時にだけ通されるVIPルームがあった。
もっとも積極的に割引券や利用券を配っている為に運が良ければ格安で利用することも出来るだろう。

娼館通りを歩く金色の髪の少女もそのひとりだった。
若い……否、幼いと言っていい年齢のその少女は薄いピンクのネグリジェ姿で満面の笑顔を振りまき娼館通りを歩く。
散歩……というより、宣伝と言ったほうがいいだろう。
ただ笑顔を振りまき歩いているだけながらも、少女自身が商品。
その幼い肢体を貪りたいと思わせればそれでいいのだ……もっとも少女を買えるだけの財力の持ち主はそう多くはないだろうが。

エンジェル > そのままの足取りで入っていくのは少女が所属する店とは違う娼館。
こじんまりとしたその店は手頃な値段と娼婦の愛想の良さからそれなりに人気の店。

「ちーっす。姐さん景気はどうだい?トイレ貸してくれ。」

受付に客がいないことを確認すると被っていた猫を捨て、顔見知りの娼婦に挨拶しながら奥へと入っていく。
弱い立場の娼婦たちの横のつながりは強い。
この店もまた例外ではなく、受付に座っていた娼婦は笑顔で少女を迎え入れる。

「ふぅ。」

客も利用するトイレのドアを開け中へと入ると下着を下ろして便座に小さなお尻を下ろす。
長過ぎる髪は汚さないよう掻き上げ丸め大雑把に髪ゴムで纏める。
その頃、受付では娼婦がトイレの鍵が壊れていることを思い出すもまあ大丈夫だろうと呑気に構えていた。