2018/03/25 のログ
タピオカ > 額へキスを預けたら、彼の赤面が強まったように見える。
なんだか、初めて彼と出会った気がして。
伸ばした首を戻せば嬉しそうに唇を三日月に微笑ませる。
表情がどこか強張っている。けれど、何も言わずに。

「うん、そんなもん!
背中は任せてね、相棒。敵が居たら僕が叩き斬ってあげる!
それこそお互い様だもの。僕も、少しずつセインに僕の事知ってほしい……かな」

勢いこめば、にこにこ笑顔輝かせる。
剣の腕なら誰にもひけをとらないと、片手を胸元へあてて頷くのだった。

「う、……ぅ……、ん……ッ……、
あ、あ……、はぁぁ……あぁぁぁ……。
可愛いなんて言われたら……、僕の胸……じんじんしちゃう……、セイン……、もっと……、あ、あぁ、もみもみ……、いいの……、セイン……、ん、……ん……っ」

弱く敏感な浅い乳房が彼の手の間でほのかに揺れて弾む。
指が少し動くだけで双肩が引き締まり、熱い吐息を交差させながら首がすくむ。

「だって……。自分にウソはつけない……セインにウソはつけないもの……。
きつくして、いいから……。セインのこと……感じさせて……?
あ、……あああっ……!
はぁ、……はぁ……、あぁ、……もう、こんなに……、んっ、お……っきぃ……っ」

言い訳みたいにぽつぽつ呟けば、裸を晒している事に羞恥を覚えて、少し下を向く。彼の裸身を直視するには、まだ度胸が足りなくて恥ずかしかった。ちらりと伺うような視線で相手を見上げて。直肌で胸に触れられたとたん、ぴくっとふたつの小粒な乳首、薄桃色の尖りが強張った。視界に見えた彼の屹立に息を飲み、はぁっと熱っぽい呼気ふかし。

セイン=ディバン > 思えば、この少女に始めてあった時。男は、呪いによって見た目が違っていた。
今みたいな、屈強な姿でなく。弱々しい、幼き女の子の姿だった。
額へのキス。そこから広がる熱に、そんな思い出がよみがえった。

「あっけらかんと言うなぁ。
 ……あぁ、期待してる。そっちこそ、何かあったら頼れよ?
 ……そうさなぁ。北の出身って言ってたけど。なんでまた、冒険者なんかに?」

相手の笑顔に、男は苦笑で返すが。相棒の心強い言葉は、胸の中を温かくしているのも事実だった。
そうして、男は相手に、疑問だったことを問いかける。

「ははははは。前もそうだったよな?
 本当に自覚がないのが不思議だぜ。
 タピオカ、男共が放っておかないくらい可愛いんだから」

照れ、感じてしまっている相手。男は楽しそうに、可愛いと繰り返す。
その言葉が、相手を興奮させることを知っているから。触れた胸。柔らかな感触の奥の、鼓動と熱。
それを感じてしまえば、男もまた興奮する。

「へぇ~? じゃあ、本当に乱暴にしてほしいのか。
 安泰、タピオカって変態さんなのかな~?」

更に大胆な言葉を重ねる相手に、男はにやにやと笑いながらそんなことを言う。
直接触れた相手の肌は熱く。手中に収めた淡い果実の先端が、手のひらに確かな感触を伝えていた。
男は、その乳首を手のひらでなでるように転がしつつ、欲望の高ぶりを、相手の秘裂へと宛がう。

「本当ならもっと解すんだけどな?
 乱暴なのがいい、ってんなら。このまま入れちゃうぜ~?」

言葉を撤回するなら今だぞ、とでもいうように。わざとらしく言う男。
先端を押し当て、くちゅくちゅと音を立てつつ相手を見る。
正確には、相手の反応を、か。

タピオカ > 「うん。頼っちゃうね。
……ふふっ。頼もしいなあ。セインが居てくれるって思うと、さ。
……僕の一族は、15歳になると一度旅に出されるんだ。
広い世界を見て回って、色んな人と会いなさいってね。
自分より強い人と戦いなさいっていう風にも言われてるのさ。
だから、冒険者になったんだ」

手こずるような問題が今あるわけじゃないけれど、
もし何かあってもこうして相談できる仲があるというだけで心強い。信頼の眼差しを彼へ向けて笑った。
自分の事を聞かれたら少し嬉しそうになりゆきを話しした。

「う……ん……。あ、あ……、だ、だめぇ……。
そんな風に言われたら、は、……はっ、……は……っ
また、……胸のどきどき、とまらなくなっちゃう……、ん、う、っ……ぅ」

可愛いと言われると、ひどく困ったように眉根を下げる。
なのに、直肌は発情して熱がこもり、しっとりと汗ばむ気配。彼の触れる指の先に、先よりも忙しない心臓の鼓動が伝えられる。

「う、うぅぅ……、……、あ、ぁ……。
ごめんなさい……、変態で……ごめんなさい……、
あ!あ!……、あぁんっ!」

にやにやと笑われて、言葉で責められるとかあっと頬が赤らみ。変態と言われると身体が高ぶってしまって。乳首の先をひんひんと尖らせてしまう被虐待質。声音も甘くなっていく。

「はぁ、はぁ、はぁ……。
あ!あ……ッ!ふぅ、……ふっ、ふぅ、ふぅ……
このまま……して……、セイン……、セイン……、
僕……セインに……無理やり犯されてみたいの……!」

前戯もなしに、ほぐされないままの秘裂に先端が押し当てられる。彼に乱暴されると思うだけで、触れる太い縦筋からほろりと蜜液が滴って落ちる。未だ成熟の遅い瑞々しい割れ肉は熱を帯びているのが触れる彼の粘膜をぬくめて。亀頭が身体に触れるたび、くっ、くっ、と太腿がすくむ。
自分の一番大切な場所を触れられて、はしたないお強請りを浮かべてしまい。

セイン=ディバン > 「ん。頼れ頼れ。タピオカ相手ならいくらでも力貸すからさ。
 ……へぇ、なるほどな。世界を知れ、ってことか。
 確かに、それなら冒険者はうってつけだな」

相手に頼られるのが、とてつもなく嬉しい。
胸の中で暖かい気持ちがどんどん膨れ上がっていってしまう。
そうして、相手から話を聞くと、男は納得したように頷く。
冒険者という職業なら、戦闘経験も積めるし、見聞だって広まるだろう。

「カカッ。そうやって照れてるところもまた、可愛いんだよな。
 たしかに、すごくドキドキしてるな。タピオカの心臓。
 本当に、可愛いぜ。タピオカ」

男のその言葉に、顕著に反応をしてしまう少女。
また、その反応こそ可愛いと思うのだが。
いい加減、相手には可愛い美少女である、ということを自覚してもらいたい男であった。

「お、照れたな? ……ふふ~ん。
 乳首こんなに硬くしちゃって。もう期待してるのかな~。
 いいんだぜ、タピオカ。変態だって構わないさ」

言葉攻めにより、更に感じ、高ぶってしまう相手。手のひらで愛撫していた乳首を、今度は指先で微かに、本当に触れるか触れないか、位のタッチで撫でる。
もちろん、攻めている男としては、少女が変態だとはかけらも思ってはいないのだが。

「あぁ、興奮してるんだな、タピオカ。
 ……いいぜ。お望みどおり。このまましてやるよ。
 そぉ……らっ!」

触れた先端に、蜜が絡む感触。そして、やけどしそうなほどに熱い相手の体温。
不十分な愛撫でありながら、蜜をたらすその反応に、男は唇を舌で舐めると、相手の胸を両手で揉みつつ、一気に腰を前へと突き出した。
十分に湿っている、とまでは言えないその秘所を、まるでこじ開けるように穿つ肉の槍。
相手のおねだりに応えるよう、荒々しく、奥の奥までを一息で貫く。

タピオカ > 「えへー。ありがとね、セイン。
セインならきっと、たいていどんな事でも解決できちゃいそうだよ。
うん。それでギルドのメンバーになったんだ。
これからもいろんなとこ、一緒に見て回りたいな。セイン」

再び頼もしげに告げて。
今はたまたまゼス村の僻地に居るわけだけれど、
また依頼や冒険を通じて自分の知らない世界に歩みを進めるんだろう。
そのときはまた、とばかりに片目を瞑ってみせ。

「あうぅぅ……、あ、……ぁ……、どきどきばれちゃうの恥ずかしい……、も、……もう、……いっぱい可愛いって言ってくれるの……ずるいよぅ……、あっ……あん……ッ!
――期待、なんて……そんな……こと……な……なっ……、
は……、はっ……!はあぁあぁ……っ、んぁ……あぁ……!せつないよぅ……さわさわされるの……とってもせつないよぅぅ……!」

重ねられた可愛いという台詞にぶるぶると首を震わせて。
もう、胸元は真っ赤に染まっていた。ずるい、と拒むように首を振っても、触れられたままの心臓の早鐘は激しくなるばかりだった。乳首を撫でていた手のひらが離れて、指先だけの柔いタッチになると、とたんに悩ましげな声をあげる。期待していないという台詞とは裏腹に、太腿をぱたぱた揺らし。乳首の硬さをいじってもらえない切なさに眉根を下げる。刺激を薄められ、逆にぴんっとたかぶりよがる乳首。

「僕の……むね……、苦しい……ぐらい……っ、
はぁ、はぁ……、きて、きて……セイン……っ!
――ぁああぁああぁぁ……ッ」

両手で揉まれる胸。うずうずと上半身が揺れた。
そこへ肉槍がこじあけてくる。
甘く細い悲鳴を震わせながら、彼に強引に貫かれる心地にお臍が浮き上がった。
前戯に慣らされていない雌の柔肉が驚いたように跳ね、緊張感の高い密着が慌てて雁首を這い回る。
奥の肉壁もまだ柔さが足りず。その分の締め付けがぴちりと亀頭に迫った。歓喜に大きく口を開き。その中で舌が喘いでいる。

ご案内:「ゾス村」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「ゾス村」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「第十三師団拠点」にヴェルムさんが現れました。
ヴェルム > 王都からハテグの主戦場までの街道沿いにある王国軍第十三師団の拠点。
そこでは夜であってもいまだにひっきりなしに人々が蠢き、松明の明かりを頼りに戦闘訓練が行われていた。
拠点にある訓練場では、師団長であるヴェルム本人が数名の団員達を相手に、ティルヒア式剣術を指南しているところである。
主に魔族を相手に戦うために編み出されたその剣術は、昨今のシェンヤン帝国との小競り合いにおいても存分に活用されている。

「無駄な動きが多いぞ!剣を振るときは最小限の動きだけにしろ、隙を見せるな」

団員たちの中でも特に剣術に秀でている者を集めた訓練、面々は人間だけでなくミレー族や魔族もいる。
この十三師団では珍しくもなんともない、異種族が素性を隠さずとも王国兵を名乗れる場所はここを含めても数少ない。
昼間は師団長の仕事に追われていることもあり、こうして身体を動かすのは日が落ちてからになってしまっていた。
この場所は軍事拠点ではあるが、一部は一般開放もされている。
しかしこんな時間だけあって訪れるのは商人や冒険者がほとんど、あるいは戦場から帰還する兵たちが一休みするために訪れるくらいだろう。

ヴェルム > 王国の初期の目論見と異なり、第十三師団はその規模を少しずつ拡大している。
戦場では殲滅戦よりも降伏させる策を弄し、武具や機材を無傷で手に入れ、さらには捕虜の一部を味方に引き入れるなどによって戦力を増強。
また王国軍から左遷された者たちは、皆真面目だったり正義感が強かったりなど、不正や汚職に反抗した者ばかりだった。
そういった者たちには、居場所と納得できる目標を見せれば想像以上の力を発揮してくれる。
今訓練を受けている兵たちもまた、訓練であっても士気は高い。

「ふぅ~、今日はこのくらいか…。次の訓練は明後日の遠征の後だね。
いやぁやっぱ身体動かしてるほうがいいや…」

訓練が終われば、ヴェルムの口調は砕けたものに変わり、雰囲気もそこら辺の若者と大差ない。
まだ20歳の師団長は団員たちと壁を作ろうとはせず、気の合う友人たちのように振舞う。
師団長の服を着ていなければ、それこそ団員の一人くらいにしか思われないだろう。
普段書類仕事ばかりな分、剣を振るい身体を存分に動かせる訓練は、肉体を維持すると共に良い気分転換にもなっていた。
肌寒い中、汗をかいた額を手ぬぐいで拭いつつ、模造刀を団員たちと一緒に片付けていく。
当然、訓練の後の夜食もヴェルムは団員達と共に談笑しつつ取ることにした。

ご案内:「第十三師団拠点」からヴェルムさんが去りました。