2018/03/24 のログ
ご案内:「ゾス村」にタピオカさんが現れました。
ご案内:「ゾス村」にセイン=ディバンさんが現れました。
タピオカ > ゾス村の夜。ギルドから依頼があった野盗への警戒を終えて、
遊牧民と手練の冒険者は小さな酒場で夜食を摂っている。

――彼の手が閃いたかと思えば、そこにはカクテルが出来ている。
自分にとってお酒とは魔法のようなもの。
料理ならできるのだけれど、人を酔わせる美味しい飲み物を作り出す技量は持ち合わせていないから
彼の手際にぱちぱち、睫毛を弾ませて尊敬の目つきになる。
今後も酒くらいはつくってやるさという台詞にぱあっと顔色が明るくなり。

「ほんとにー?わーい!嬉しいな!
こんな美味しい飲み物、なかなか口にできないよ!
セインってほんと器用だよね。
――へへっ、だいじょうぶだよー。ほんの、これだけだもん。
ふー。……ふふっ。あはっ……。なんだろ、楽しい気分になっちゃった……」

正しいお酒の飲み方だとか、アルコールの効用とかに馴染みがなくて。
水やジュースと同じような感覚で干してしまったグラス。
大丈夫と言いつつも、ぽうっと頬に紅色がともって。どこか上機嫌に緩む表情。

「見せ……られたら……?
――ふぁ……っ!?……ぁ……、ぁ……。
あぅ……。セイン……」

抱き締められても、何ら無抵抗にぽわんとした顔つきで小首を傾げて彼を見上げ。
キスのとたん、驚いて瞳が丸まった。睫毛を弾ませながら細い声。
小さなチェリーの唇の感触が彼の口元へ。
そのまま、とろんと目元が緩めば熱っぽいため息こぼす。
彼からのキスひとつで、両肩からは力が抜けていた。

セイン=ディバン > 初日の仕事を終え、休息兼作戦会議に入った二人の冒険者。
初めてコンビを組んで仕事をしているとはいえ、互いの得意分野が違うため、いい感じに意見や行動が噛み合っていた。

まだまだ若い相手に、ちょっとしたお酒のサービス。
いくらある程度の日数滞在しての仕事とはいえ、気を張り詰め続けては体が持たない。
緊張を解す為と、初日の打ち上げ代わりの、ささやかなプレゼント、であった。

「大げさだな。これくらい安いもんだぜ。
 ははは。器用貧乏ってのはオレのコンプレックスだが。
 手広くいろいろできるのは自慢の一つだ。
 ……一応言っておくがな。カクテルってのは、味の割りに強かったりするんだよ。
 飲むならちびちび……あぁ、言わんこっちゃない」

楽しげに酒を飲む相手に釣られ、男もモルトを飲み干すが。
目の前で少女が見事に酔っ払ってしまっていた。
まだまだ酩酊まではいかないが、泥酔一歩手前、なのではないかと思う男。

「まったく……冒険者としてはタピオカは実力者だけど。
 男相手ってのは……まだまだ、警戒心がなさ過ぎるぜ?」

酔ってしまっているがゆえの色香。その相手を抱きしめつつ、唇を奪う。
軽く触れ合わせるだけのキス。それだけで、相手の体が、脱力したのが分かった。
男はそのまま、相手の体を抱き上げると、酒場の階段を上り、宿部分である二階へと向かう。

「信頼してくれるのは嬉しいけどな。俺だって男だし……。
 なにより、俺ぁ善人じゃねぇんだ。お前さんみたいな美少女が酔って力なくしてりゃ……。
 そりゃ、ぺろりと喰っちまうことだってあるんだぜ?」

お姫様だっこで相手を運搬しながら言う男。仕事の最中ではあるが。相手の油断をたしなめるように言う。
だが、その表情は凶悪で。ぎらぎらと瞳を輝かせ、相手を喰らうことしか考えていない視線で、相手の体を舐めるように見る。

タピオカ > 単独で受ける依頼も多いけれど、こうして仲間と勧めるクエストも面白い。夜になれば、ご飯の席で色々な話ができるから。
初日の打ち上げ、プレゼントにしても嬉しいそんなお手製カクテル片手にテンションが上がりっぱなし。

だからこそ、少々無茶な飲み方になったのかも。
熱が頭にぐーっと立ち上って。
けれど、風邪とか悪寒ではない。そんな類の熱に浮かされると全ての物事が軽く思われた。

「そぅ……かなぁぁ……?……ん……、はぁ……。
僕は、気をつけなきゃいけない人には近づかないよ……?
セインは……へんなひとじゃない……。
僕の信じてるひと……。だから、警戒しなくていい……。
ん、ん……、あ……んぅ……」

染まった頬のまま、ろれつもあやふやな語調。
ぼんやりとした目がやや潤んで、ぐらぐらと首を揺らしたままそう答える。彼のキスで脱力すれば、まぶたが重たげに伏し気味になり。どこか寝ぼけ眼の様子。
彼の唇を美味しそうに、はむはむと上の唇と下の唇の柔らかさで挟んで味わっている。

「ひゃあぁぁ……。あはっ……!
お姫だっこーお姫だっこ……、あははっ!
さらわれちゃうよー、たすけてー、セインー!
んふふ……、ふふっ……。セインは善人じゃなくてもー……セインの腕の中って、なにか安心するよー……。
えへー……、美少女……なんて。えへへ……。
ぺろりと……?ぺろりと……僕のどこ……、たべちゃうの……?」

彼のしなやかな腕に包まれると、父親に抱かれる幼い子供の顔になって。手足をゆるゆると動かしてはしゃぐ。彼が推量したように、泥酔手前であった。ふわっとした受け答えを続けつつ、舐めるような視線をもらうとぼんやりと彼の顔を見上げる。もそ、と相手の中で身をよじればはだけた胸元からうっすらと朱色になった褐色の肌が。ワンピースの裾からは太腿が覗き、その奥までも見え隠れといった具合で。じーっと不思議そうな視線を向けている。

セイン=ディバン > 男も、基本的にはソロで行動するほうが多いし、そっちの方が気楽だと思っている。
だけど、仕事によっては協力してくれる仲間がいてくれたほうが、断然成功率が上がることも知っているのだ。

「ほわほわした口調で言っても、説得力ねぇっつー。
 ……あのなぁ。タピオカ。お前さん、俺のこと信用しすぎ。
 ……信じてくれるのは、嬉しいけど。けども、だ」

安定しない言葉を聴きながら、相手をたしなめるが。そのまま、相手の様子を伺いつつもキスを続ける。
そうしていれば、相手からもキスを返され、男は驚いたような表情になるが。

「まったく……。こら、はしゃぐなっての。
 危ないだろ? ……ふぅ。あのなぁ……。
 本当にさらっちまうぞ? ……安心、ね。
 ……あー、はいはい。本当に食べちゃうぞー。こんな無用心な美少女、喰わない方がおかしいだろ」

相手を抱き上げ、宿の一室、宛がわれた部屋へと向かう男。
腕の中ではしゃぐ相手を落とさないようにしつつも、呆れたような返事をし続ける男。
交わる視線、相手の胸元、太股。褐色の肌に朱が刺していて。
男は、どうしたものか、と思いつつ。部屋にたどり着けば、相手をベッドにゆっくりとおろし、その上からのしかかるようにする。

「……タピオカ。お前さんが俺をどう思うかは勝手だけどね。
 俺は、結構な外道で、結構な悪人なんだぜ?
 今までしてきたエッチだって、ずいぶん手加減してんの。
 ……わかったら、もう無防備なところ見せるなよ?」

表情は真剣で、声は少し怖いもので。相手を、脅すようにする男。
こらえるようにしているのは、少しでも綻べば、相手を襲ってしまいそうだからで。

タピオカ > 「それじゃぁ……、信じないほうが、いい?
僕は賢くないから、少しだけ信じたり、だいぶん信じたり。
ほとんど信じたり、なんて選択肢は無いよ……?
セインはさ……信用されるのが、こわいの……?
それとも、逆に……僕のこと、信じてない……?」

空に浮かぶ雲めいた口調で、小さな子供が戯れでそうするみたいに。首をがくーんがくーんと左右に振ってそう尋ねてみる。返すキスに、ちゅっ、ちゅっ。濡れた唾液の音がまじった。

「ふぁーい、へへー、ごめんなさーい。
んー?……ふふー。僕の肌は、チョコみたいな味だよー。
ためしてみるー?
は……ぁ……。ぅ……。
ベッドー……ふかふかー……。へへっ。
……セインの顔……よく見えるよう……?」

呆れたよな返事に、全く反省も理解もしてない様子で謝って。ベッドに横たわれば、小さく、浅い乳房を上下させて息を吐いた。ころんと曲げられた小首めぐらし、のしかかる彼を下から見上げる。
ふにー、と笑った。

「外道でも悪人でもいいよ……。セインはセインだもの。
奥さんが居るから、恋人にはなれないけど……、僕の大事な人だよ。
ううん……手加減なんて、しなくていいよ……。
セインにめちゃくちゃにされても、僕はいいよ……。
……ううん、本当に危険な人なら、無防備なところを見せるななんて言わないよ。
――ね、セイン……。僕、今よっぱらってるのかな……。
とっても気分がいいんだ……。
ねえ……、セイン……。セインと、もっと気分よくなりたい……。カクテルつくってくれたお礼がしたいな……だめ……?」

並の盗賊なら震え上がってしまうような気迫。うつろな目はそのままだけれど、彼の顔をしっかりと捉えて応じた。
彼の影の下でベッドのシーツに皺をつくって少し身じろぎすると、心地よさそうな。カクテルの甘い吐息をこぼした。
そのまま熱に潤んだ視線で相手を見上げて。そっと両手で彼の片手をとり。それをそのまま、自分の左の乳房に上に押し当てて。顎を引けば上目遣い。そんな風に甘く誘い。

セイン=ディバン > 「……そうは、いや……う、ん……。
 それは、だなぁ……。複雑な男心というかだな。
 先輩冒険者としての心もだな……。
 ……っ」

鋭く、踏み込んでくる相手の言葉。いい訳じみたことを言っても、相手には伝わらず。むしろ、カウンターをもらう始末。

「……あぁ、怖いね。タピオカのことは信じてる。
 だけど……信用されて……俺がなにかミスをして。
 落胆されるのが、怖いんだ」

思わず。そんな言葉を漏らしてしまう。

「……反省、ちゃんとしろよ?
 ……あの、なぁ……。いい加減に……。
 ……くっ、上目遣い禁止……!」

ベッドまで運んでも。相手の様子は一向に変わらない。
からかうような言葉、仕草。さすがに男も苛立ち始めるが。

「……~~……っ。
 ……その……そりゃあ、俺だって。タピオカは、大事だ。
 ……だ、だからっ! そういうことを言うなって……!」

相手の言葉に、男のほうがたじたじになっていた。
真正面から凄んでいるのに。受け流され、いや。受け止められてしまった。
相手の言葉が、男の心に染み込んで行く。手をとられ、そのまま胸へと導かれてしまう。
視線が交錯し……男は、音を上げた。

「……あー、ハイハイ、俺の負け、負けですよっ!
 まったく、頑固なヤツだぜお前さんは!
 ……そこまで言うなら、お礼。もらいますよっ!」

もはやヤケクソとばかりに叫び、視線をそらす男。
まっすぐ相手の瞳が見れない。恥ずかしくて、嬉しくて。
そうして、男は、荒々しくも相手の唇に、再度キスを落とした。

タピオカ > 「そっか……。えへ……。ありがと。ちゃんと言ってくれて。
でも、心配しないで。怖がらないでね。
セインが何かミスしても、僕は落胆したりしないよ。
セインが何かミスしても、僕はセインのこと信じたまま。
この言葉にウソはないよ。それは、信じてね?」

こぼれた言葉に嬉しそうに瞳を細めて。両手を伸ばせば、そっと彼の肩を撫でる。首を伸ばして、額と額を軽く触れ合わせ。すぐ目の前の瞳にそう訴えかけて、笑った。

「あはっ……!セインも、そんな表情になるんだね。
初めて知っちゃった。
僕とセインは知り合いはじめて日が浅いけど、またセインのこといろいろ知りたいな。
もっとセインのこと、教えてよ……?」

苛立ったり、たじたじになったり。
自分へ、真剣な声音で凄んでくれたり。
そんな彼を知れてなんだか嬉しかった。
彼は怒るかもしれないけれど、自分にとってそんな彼は新鮮に映る。酔っ払っているせいではなくて。

「あははっ……!
僕はストーンゴーレム並みに頑固だよ?
言う事をおとなしく聞くようにさせたかったら、王都の軍隊でも呼んできてよ。
あ……あ……!ん……ぅ……うぅっ!」

音を上げた彼へ向けて、ちろりと舌先出してから笑って。
戯れを口にしながら、視線をそらす彼をそのままじっと見上げてる。
キス。荒々しくされると、興奮してしまい。
荒ぶった甘い鼻息をわきたたせたら、ぎゅっと自分の乳房へおしつける手に力がこもり。柔らかさが彼の手のひらの中で甘く歪んだ。

セイン=ディバン > 「あぁ、まったく。……こんなことを言ったのは、タピオカが初めてだぜ。
 ……そうか。わかった。そこまで言うなら。
 タピオカの言葉、信じるさ」

男が包み隠さず話せば、相手もまた、まっすぐな言葉を向けてくれる。
顔と顔。すぐ目の前にいる少女の真剣な態度。
さすがの男も、ここまでされては、受け入れられないはずもなく。

「そりゃそうさ。俺のこと、どんな目で見てたんだ?
 ……あぁ、そう、だな。もう俺たち、仲間だもんな。
 ……いいぜ。恥ずかしいけどな。その代わり、タピオカのことも教えてくれよ?」

自分より一回りは若いであろう少女に翻弄される。
なんともいえぬ経験だが。決して不快ではない。
相手の言葉に、まるで流されるように返答するものの。
代わりに、相手のことを聞かせろという男。

「あぁ、まったくだ。可愛らしい見た目なのに、ここまで聞き分けがないとは思わなかったよ。
 ……はいはい、降参降参。今回の件に関しては、俺が折れるさ。
 ……んっ……ぅ……」

楽しげに言い、笑う相手に、男はため息を吐くが。
そのまま、唇を重ね、相手の胸をやわやわと揉み始める。
甘く、軽やかな感触を手におさめつつ、男は、相手の服を脱がし始めていく。

「……っつ~か、今日はもう手加減しねぇからな?
 泣いたり叫んだりしてもしらねぇぞ?」

ここまで煽ったのだから、どうなっても知らないぞ、という男。
相手の服を脱がせきってしまえば、男も自身を包む服を脱ぎ始めていくだろう。

タピオカ > 「えへ。……うん。信じてくれてありがとね」

小鼻と小鼻をすりよせて。頷けばそう伝える。
そのまま笑顔になれば、小さく尖らせた唇を彼の額へおしつけ。ついばむようにキスをした。

「誰にも、自分にも弱いところを見せないひと。
そんな風に見てたよ。でも、……ちょっと安心した。
うまくいえないけど、親しく感じた。
……そだよ。仲間。これからもよろしくね、相棒!
うん。へへっ……。いいよ。僕もすこし、恥ずかしいけれど」

くすくすと肩ふるわせようにして。
先ほど野盗ふたりを無力化した冷徹な野伏の姿を彼に見ていたと告げる。
力強く頷けば、改めて仲間への挨拶をする。
自分のこととなると、今度は少し弱気。照れくさそうにするけれど、笑顔になるのだった。

「ふふっ、セイン……。
――あぁ……、あ……!あ……!あ……っ。
は……ぁ……、胸……きもちいい……。
はぁ……、はぁ……」

我を通す自分を許してくれる彼の優しさに目を細めて。
唇を重ねられたまま揉まれる乳房が心地いい。声に熱っぽさがまし、シーツの上で背がうねる。

「ん……。いいよ……。
セイン……。
僕……、セインに……乱暴にされてみたい……」

服を脱がしてくれる、そんな甘い行為に浅く早い呼吸を繰り返しつつ。露わになった褐色の肌。淡い乳房の先で尖る乳首。まるく閉じ合わさった幼い縦筋。
彼の裸身にやや声を上擦らせたら、細い声でそう囁いた。

セイン=ディバン > 「……あ~。どういたしまして、ってか。
 こちらこそ。……ありがとう」

気恥ずかしさから、ぶっきらぼうな物言いになってしまうが。
男はそう感謝の言葉を述べ、そのまま、相手からのキスを受け入れていく。
瞬間、赤面は強くなるが。表情は変えぬように、と必死の抵抗。

「……そう、か。いや、うん。そう演じていたのは確かだがな。
 ……そんなもんかぁ? ……ま、いいけどさぁ。
 おう。そうだな……これからもよろしくだ、相棒。
 ……お互い恥ずかしいってなら、その辺は一緒だな」

自身に抱かれていたイメージ。そう見えるように振舞ってはいたけど。
いざ言葉にされると、すごく照れくさい。だが、それをさらけ出してしまえば。
相棒、という言葉が、とても力強く、心地よく感じることができた。

「……ん、くっ……可愛いぜ、タピオカ。
 お前の感じてる姿。……何度見ても、可愛いと思う。
 はは、きもちいいなら、もっとしてあげないとだな」

空気が弛緩するのが分かった。緩やかに、色事の雰囲気に変じていく空間。
熱い息はお互いに。徐々に徐々に、高ぶるのが分かる。

「……だーかーらー。そういうこと言うとだなぁ。
 ……はぁ。ま、いいけどさ。じゃあ……。
 いつもより、手荒にしちまうからな?」

服を脱がせている間。大胆な一言に、頭を抱える男。
しかして、乞われれば拒む理由もない。
互いに肌をさらしてしまえば、どうしようもなく緊張する。
男は、直接相手の胸に触れ、熱を伝えていく。
その間に、男の股間は見事屹立していた。