2018/03/18 のログ
ご案内:「王都 貧民地区:ルナシイ邸」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 2階の書斎。
そういえば寝室以外はろくに見たことはなかったと少し顔を出してみた。
口約束とは言え、もはや夫婦の関係なのだから別に構いはしないだろう。
そりゃ、夫婦間といえど、遠慮や配慮は必要ではあるが。
それとはまた別。
「ふーん…アイツ、こんな本読んでたのか…」
一冊手に取りパラパラと。
ちょっと難しい内容が書かれている。
■ブレイド > 「……」
魔法の書物、それだけでもないのだが
総じて内容が難しいように見える。
あまり本に馴染みがないというのもあるが…
「もっと勉強しろってことか…?」
幸い、ここには結構本はあるらしい。
読み漁ってみるもいいか。
だが、今ここで本を読み耽るつもりはなかった。
さっさと自室へとかえってしまう。
■ブレイド > とふんっとベッドに横たわるものの
すでに香りは薄れている。
ころがって反転、天井を見上げながら思いを馳せる。
いろいろなことを。
考えはまとまらないしぐるぐると渦巻くも
何もすることがなければ何かを考えるしかなくて
こういうところでも無趣味が災いしているなぁと目を細める。
■ブレイド > 「んー……」
最近少し遠出が多いせいか、家のベッドというのは少し久しぶり。
香りは薄くなっているものの、やはり落ち着くと言うか
横たわっているだけで疲れが取れていく。
慣れるほどここで暮らしているということか。
同じように王都の生活もだいぶ慣れてきたか。
■ブレイド > 「そのせいかな…」
王都に慣れてきた。つまりは人の間で生きることに慣れてきた。
それがどういうことか。
慣れすぎてしまえばどうなるか。
「女々しくなったのかね…それとも」
ずいぶんと『一人下手』になったものだ。
自嘲気味につぶやいて、はうっ…とため息。
耳がパタリと動いて、それとともに目も閉じて。
■ブレイド > 目を閉じてしまえば、眠りに落ちるのもすぐ。
小さな寝息を立てはじめる。
深く眠りに落ちてしまうも時間の問題だ。
手放された意識はどんどん深くに落ちていく。
疲れもあるせいか…。
ご案内:「王都 貧民地区:ルナシイ邸」からブレイドさんが去りました。