2018/03/08 のログ
ご案内:「平民地区の一軒家」にノアさんが現れました。
ご案内:「平民地区の一軒家」にセイン=ディバンさんが現れました。
■ノア > ムード云々はともかく 無事、ベッドの上まで辿り着いた二人。貴方の頬をつねったり、言い返したり揶揄ったり、楽しげに笑っていた女 だったが
「 ふん、 そっちが体力衰えたんじゃない ?
..........っ、ん.. 」
一度あんなに吐き出して、其の後なかなかの重労働をしたのに.. 雄々しさ保ったままの欲棒差し出され、息を飲み
「 うん... 」
柔らかな胸の膨らみで、大きな其れを挟み込んだ。両手で抑え圧をかけ、ゆっくり上下に揺らす。混じり合う二人の愛液に濡れた欲棒を、女の胸の間で滑らせながら扱きつつ.. 谷間からはみ出す分は、 ちゅ、 と柔らかな口付けをしてみたり、先端を舌先でつついてみたり、くわえてみたり、軽く吸い付いてみたり..
「 ん、 ..........っ、 ん.. 」
どうすれば気持ち良くなってくれるだろう、どんなのが好きだろう、と.. 僅かな反応も見逃さないよう、懸命な奉仕を。
頭上から聞こえる貴方の息遣いが、胸の間に感じる熱が、自身の奏でる淫靡な音が.. 女を疼かせ、 もどかしげに細い腰が捩れる。
■セイン=ディバン > リビングで一戦交えた後だというのに。場所を変えるだけでこの有様。
楽しいし、心地よいとも思う。思うのだけれども。
男の心に、何か小さな棘が刺さったような感覚があった。
「おいっ、オッサン扱いすんなっつー」
衰えた、と言われれば敏感に反応してしまう男。実際、年齢を考えればピークの時よりも衰えてはきているが。
男としては、まだまだ現役冒険者のつもりなのだ。
「……ん、くっ……」
相手の胴体に跨り。豊満な胸にペニスを包まれる。その暖かさ、柔らかさに思わず男が息を洩らす。
実に柔らかく、やわやわと包まれるその感覚。更に、キスされたり、先端を刺激されたりすれば……。
「ふっ……ぅ……。
……あっ……」
気持ちいい。嬉しい。精神が揺さぶられる。それは、一気に全身を襲い。
先ほどまで相手と繋がり、変則的な行為をしていたのもある。
愛しい人に奉仕してもらっているのもある。だけれども。
あまりにも。あまりにも男の気持ちは簡単に揺れてしまい。
情け無い、短い声を上げたと思った次の瞬間。ぞくぞくと男の背を射精欲求が駆け上がる。
「あ、ちょ、まずっ。いや、ノア、すと、ストップ。
出る、出る出る、出ちまいますでやがります」
下腹部に力を込める。が、尿道を精液がぎゅんぎゅんと駆け上がるのをとめられない。
相手が胸を歪め、奉仕しているのを見ないようにしよう。そう思って視線反らせば。
相手の腰がもどかしげに動いているのが見えて。逆効果。
そういえば初めて結ばれた時、「早すぎる」とか言われたようなあぁそんなこと考えてる場合じゃない集中しろまずいまずいまじで出る。
男の脳内、大混乱+警鐘鳴りまくり。それでもその欲求は止められず。
股間は相手の胸の中で、びくんびくんと痙攣どころか、跳ねまわってしまっているような状態。
■ノア > 自分が何かされている訳でもないのに、身体が疼いて堪らない。とろんと目を細め切なげな表情浮かべながらの、甘い甘いご奉仕。
「 ...............っ、」
時折聞こえてくる吐息に嬉しくなって、これがいいのかな、これはどうかな.. なんて、反応確かめつつ続けていれば
「 ?? .....っ、ん.. んっ 」
限界が近いと訴える貴方。けれど跨がられている以上、どうして良いかもわからずに ─── 女は咄嗟に、先端をくわえ込む。せめて飛び散らないように と、胸の膨らみに跳ねる欲棒包んだまま、口で受け止めようと身構えて
■セイン=ディバン > 呆れられても仕方ない。僅かな時間での射精。
本来、この男は回復力もそうだが、持久力もある方なのだが。
なぜか。この相手との行為のときは達するまでが早くて仕方ない。
特に今夜は本当に早くて。
「くああぁぁぁっ!」
相手が先端を咥えたのが最後の引き金になった。
その瞬間、叫び、相手の口内へと大量の精を放つ男。
濃く、粘つく汚液が次々に相手の中へと注がれる。
全身をぶるぶると震わせ、快楽に身を任せていた男だが。
「……あの。
…………スンマセン」
ぽろ、と洩らしたのは。そんな小声での謝罪であった。
表情も、なんか泣き出しそうになっている。
■ノア > すぐに、貴方は身を震わせて。其の全てを女に解き放つ。貴方を気持ちよくさせてあげられる事が、女にとっては何より嬉しくて
「 ──── ん、 んっ.. !! 」
二度目とは思えぬ勢いで放たれる熱い白濁を、溢さぬよう懸命に受け止める。あまりの量に、思わず飲み込んでしまって。
「 .....っ、 ん.. うれ、し... 」
濃厚な白濁が喉に絡み付いて、何度か咳き込んでしまうものの.. 唇の端を僅かに濡らしたまま貴方を見上げ、幸せそうに微笑んだ。
■セイン=ディバン > 先に、射精しそうだと宣言したからこそ良かったが。
もし本当に洩らしてしまっていれば、相手の身体を白濁で汚してしまっていただろう。
そうして、相手がしっかりと白濁を飲み干すのを見れば。
「……~~っっ」
その行為が、また嬉しくて。男は息を飲んでしまう。
それどころか、相手が微笑み、嬉しいと口にするのを見てしまった。
その瞬間。男の中の何かが、決定的に砕けた。
「……っ!」
微笑む相手の顔を掴み、荒々しく唇を奪う男。自分の出した物のことなどどうでもいいとばかりに。
そのまま舌を口内へ入れ、絡め。相手の歯列をなぞっていく。
たっぷりと唾液を交換した後、口を離せば。
「……ノア。……オレの……。
俺の、傍にいてくれないか……?」
男は、絶対に口にしまいと心に誓っていたことを。
相手に向かって口にしてしまっていた。その表情は、まるで迷子の子供のようであり。
■ノア > 「 ............... 」
何故か居心地悪そうな貴方の様子も、喉に絡み付く息苦しささえも、もうどれもが愛しい。家に執着しないのと同じく、決まった相手を作る事も避けてきた女だけれど.. もう引き返せない位、貴方という存在に依存していた。
さて、其れはともかく.. 咄嗟の判断だったとは云え、こんな事してしまったらもう、キスしてくれないな.. なんて。そんな考えを過らせて、少し残念に思っていた ── 直後、
「 ?! 」
息をするのも忘れる程の、深い深い口付けに唇塞がれて。嬉しいに決まっている、けど、いいの ? と..... 女は戸惑いながらも、其の熱い口付けに応え。唇が離れても疑問符浮かべたままの女に、次いで貴方が
「 .........ぇ、 ..... ? 」
見た事もないようなとても不安げな表情で、信じられない言葉を口にするから
「 」
言葉が出ない。其れは女が心の奥底に鍵を掛けてしまっておいた筈の、願い。なのに、望んでいた筈なのに.. あまりに信じ難い出来事に、ロマンチックな言葉を返す事も出来ない。こんな時までムードの無い自分が嫌になる.. ただただ潤んだ琥珀色が、真っ直ぐに貴方を見上げていた。
■セイン=ディバン > 男とて、自身の物を口で受け止めてくれた女性にキスを、なんてなると。
流石にちょっと躊躇う。けれど。今回は、そんな躊躇なんてどこかに吹き飛んでしまって。
「は、ぁ、んっ……。
ん、むっ……!」
取り付かれたようにキスをする男。相手の困惑にも気付かぬまま。
相手の口から、酸素を奪うように。
そうして口にした一言。それを相手が飲み込んだ瞬間。
「……っ……!
いや、その! 違っ……」
自身が言った一言を、自覚する。それは、互いに暗黙の了解だったものを破る一言。
互いに束縛せず。公平なパートナーシップでもって付き合う。
好意こそ互いに明確にしているものの、自由を尊重する人種だからこその約束。そうだったはずなのに。
「……っ! ……スマン、忘れてくれ。
……その、帰るわ」
つい先ほど、子供のように心細い表情を見せた男。
その表情は、くしゃくしゃに歪み。短くそう言うと、男は踵を返し、ペニスをしまい、ジッパーを上げる。
嫌われたかもしれない。いや、嫌われた。そんな思いが頭を駆け巡り。
背を向けたまま男は涙ぐみ……ベッドからゆっくりと降りようとする。
■ノア > このままじゃ、今まで必死に築いてきたものが簡単に崩れてしまう.. 其れは貴方との関係だけでなく、自身の生き方さえも。そう頭では理解していても、女の中に迷う余地など微塵もなかった。其れほどに貴方を愛してしまっている事は、自分自身が一番自覚していたから。
とは云え ──
「 ............... 」
あまりに唐突過ぎて、言葉を失う。ベッドの上に横たわったまま涙滲ませていれば、其の滲んだ視界から貴方が消え
( セイン の、 傍 に... )
貴方が何かを言った。ベッドが軋み、着衣の音が聞こえる。そこで漸く 女は はっと目を見開き、上体を起こした。このままじゃ、貴方が行ってしまう ──
「 待っ、 て..... ! 」
身体が勝手に動いた。白い手が、指が、貴方の手首へと伸びて。其れを掴むと同時、切羽詰まった声を振り絞る。もし貴方が 其の制止に脚を止め、振り返ってくれたのなら
「 ......... そば に、 セインの 傍に.. いたい。」
消え入りそうな程の弱々しい声で、抑えきれない想いを伝える。女の白い頬に つぅ、と一筋の涙が伝い落ちた ───
■セイン=ディバン > 誰にも頼らず。自分の手腕で生き延びてきた自負があった。
仲間こそ何人かいるが、所詮ビジネスの関係だと思っていた。
だが、この相手も含め。最近知り合った人間は……。
優しく、暖かかった。その触れ合いが、男に変化をもたらしていた。
「……」
微かな沈黙。その間に思考する。自分は弱くなったか?
あるいはイエス。あるいはノー。それは安直に答えを出せる問題ではなかった。
だが、気まずい沈黙に負け、男はこの場を後にしようとするが。
「……っ!」
手首を掴まれ、後ろからの声。思わず、振り返ってしまう。
それは間違いなく、期待をこめてのことであった。
相手同様、涙を流しながら。男はその言葉を受け入れ。
「……あぁ、うん。ありがとうノア。
……嬉しい。嬉しいぜ」
その言葉にどれだけ救われたか。その言葉を、どれだけ待ち望んでいたか。
男は、相手を抱きしめ。そのまま、今度は、優しいキスをする。
ゆっくりと相手を押し倒し。そのまま、男らしからぬ、ずいぶんとウブなキスを続けていく。
■ノア > 失言だった ? 気まずくなった ? もしかしたら貴方の言う通りに、全て忘れて、無かった事にするべきだった.. ? ─── そんな不安に押し潰されそうになりながらも、身体は反射的に貴方を引き止めてしまった。振り返った貴方は、どんな顔を見せるのか.. 疎ましく眉間に皺を寄せているかもしれない、笑って誤魔化すかもしれない。こわい。
「 ...............っ、 」
そんな不安は、一瞬で覆された。貴方もまた、女と同じように.. 頬を濡らしていた から
「 .....ん、っ.. 」
そのまま押し倒され、再び唇を重ねる。今度はひどく、優しいキス。次から次へと溢れ出る涙に、耳や髪を濡らしながら.. 何度も、何度も、夢じゃないと、現実だと、確かめるように...
女はもう、戻れない。当然、罪悪感や背徳感が完全に拭える事はないだろう。けれどもう、抑えはききそうになくて.. 望むことは許されないと、心の奥底にしまい込んでいた "貴方からの愛" に、 今はもう、 深く 深く 溺れてゆくだけ ──
■セイン=ディバン > 言うなれば、都合のいいセックスフレンドのような関係だった。
機会が合って、都合がつけば互いに気持ちよくなれる穴と棒。
そんな関係だったハズなのに。いつしか、惹かれあってしまっていた。
「はっ……はぁっ……!」
優しくも、貪るようなキス。男はそのまま、相手の胸を揉む。
力など込めていない、触れ、撫で、軽く揉むだけの愛撫。
それなのに。これまでこの相手に触れたどの時よりも、興奮していた。
相手の髪を撫で、首を舐め。そうしながら、男は衣服を脱いでいく。
全裸になるまで、そう時間は掛からなかった。
男は一度唇を相手の身体から離し。
「……すまねぇ、ノア。勝手にお前のこと、求めて。
でも、やっぱり俺はお前が好きだ。妻はいるけど、ウソはつけねぇ。
俺にとって、お前は大事なパートナーの一人なんだ」
勢いに流されただけじゃない。明確に、愛していると。
そう改めて言葉にし。男は、猛るままのペニスを、相手の秘所へと当てた。
「だから。傍にいて欲しい。浮気……っていうか。今までどおり。
お前が何をしてようと、俺はお前を束縛しない。だけど。
……俺を、大切に想って欲しい。それだけで、いいんだ」
改めて。互いの関係を明確にする男。自由は侵さない。だけど、今までよりほんの少し。
自分を、見てほしい。そんな言葉だった。
■ノア > 一人で生きてゆくと決めた。とは云え人との付き合いも嫌いじゃないし、ほんの少し生じた寂しさを埋められるなら 其れで良かった。筈、だったのに..
「 .........っ、 ん.. 」
貴方と出逢って 寂しさは増え、其れは一度二度の交わりなんかじゃ埋められなくて.. 愛してしまったんだと気付くのに、そう時間はかからなかった。熱く貪るような口付けに、柔らかな唇で応える。貴方の手のひらには、煩い位に跳ねる鼓動が伝わってしまうかもしれない。やがて唇離した貴方が発した言葉には、涙を溜め込んだ目を細め。くすっ と僅かに肩揺らし
「 .....っ、 ばか。そんなの.. とっくに想って る。」
柔らかく.. 何処か幼ささえ感じさせる笑みを浮かべながら、 あっさりと そう返してみせる。
横たわる女は、目元や頬、唇やらを紅く染め。貴方の身も心も、其の全てを受け入れようと.. 白い指先で、貴方の頬を そっ と撫でた。
■セイン=ディバン > 似ているようで似ていない。似ていないようで似ている。そんな二人だったのかもしれない。
共感できる部分と、一致しない部分。それぞれの魅力が、相手に溺れさせていくきっかけで。
「……ぁ。……その、綺麗だ、ノア。綺麗だし、可愛い。
……魅力的だ」
交わす口付け。その柔らかい感触。触れた胸からは、熱い体温と、かすかに鼓動が伝わってきて。
どうしても、思ったことを口にせずにはいられなかった。
「……あぁ。それだけで。その言葉だけで、十分だ。
約束する。お前を必要以上に束縛しない。お前に何かあれば、必ず護る。
……お前を、永遠に愛する」
相手の笑みと言葉に、安堵したような表情になりながら。
男は、そう口にし、頬に触れられるがまま。ゆっくり、ゆっくりと。
再度、相手の中へと侵入していく。
それは、男らしくない挿入。じっくりと、本当に蛇が這うような速度で。膣口から膣内を、丁寧に押し広げていく。
■ノア > 擽ったくなってしまうような言葉の数々が、貴方の口からぽろぽろ溢れる。当然嬉しくない筈ない、けれど.. とにかく そんな貴方の姿が新鮮で、おかしくて、何より ── 幸せ過ぎて、
「 セインは、 自分勝手.. 見栄っ張りで、 頑固。なのに、意外と繊細で.. あと、すごく 鈍い。」
くすくすと笑みを溢しながら、真似て返す。悪口にしか聞こえない ? 気のせい です。どれも女が、貴方を好きな理由。どれが欠けても困る、愛しい部分。
「 .........うん、 」
其れが伝わっていようが いまいが、女は幸せそうに微笑んだまま。続く貴方の言葉には、 静かに耳を傾けて。そっと睫毛を伏せてから、軽く頷き、 短い返答。
後は.. 貴方を受け入れるだけ。実際に貴方との行為は、何度目かもわからない程。けれど.. 今はどういう訳だか、初めて交わるような気分。意地も建前も全て脱ぎ捨てて、弱さも脆さも全て晒して.. もしも昔の二人が今の二人を見たら、 "カッコ悪い" "情けない" などと思うかもしれない。そんな、ありのままの姿で
「 ─── っ、 ん… んっ 」
漸く二人は、繋がってゆく。
ベッドの上.. 波打つ柔らかな髪も、白い肌も、潤んだ琥珀色も、色付く唇も、 ── 其の全てが、貴方のもの。