2018/03/05 のログ
ご案内:「平民地区の一軒家」にノアさんが現れました。
ノア > ※ 待ち合わせ待機中
ご案内:「平民地区の一軒家」にセイン=ディバンさんが現れました。
ノア > "誘う" というより "捧げ"、 "差し出す" 姿勢。薄紫色の髪は曲線の上を流れ、白い手脚も全て晒され、言われた通りの格好で貴方を待っている。後方より視線感じるだけで、身体は熱を帯びてしまう程。煩い位鼓動跳ねさせているのは、女もまた同じで..

「 あたし、 も..... もう、  ──── っ、ん..  」

覆い被さる体温に、耳元へ落とされる囁きに、秘裂へあてがわれた熱に。身体疼かせ、 吐息混じりの言葉を紡ぐ けれど

「 ─── ん、んっ.. !  んぁ、っ... ン、 くっ.. !! 」

ゆっくり、ゆっくり と。女の中を押し拡げながら捩じ込まれる熱と質量に、女は余裕のない吐息を漏らす。其れは鳴き声にも泣き声にも取れる、弱々しい声。壁に付いた指先も脚の爪先も、ぎゅぅ と力がこもってしまう。久しぶりに与えられた貴方の其れは、やっぱり大きくて

「 ── !   んぁ、っ.. ぁ、あっ... 」

貴方の漏らした声と重なり、静かな室内に甘く響いた。 

セイン=ディバン > 男にとって、この相手は犯す相手でも、貪る相手でもない。
対等に、パートナーとして見ている相手である。
だが、このように献身的に尽くされてしまえば……。
男の中に眠る獣性。オスとしての支配欲は一気に燃え上がってしまう。

「く、はっ……。ノア……」

求めるような声。溢れる息。切なげな言葉。
それらが男の耳を犯していく。じりじりと、相手の中へと侵入していく男。
熱く、蠢きうねる体内。それは男自身を包み込んでいく。

「……はぁっ、はっ……」

相手の腰をしっかりと掴み、ゆっくりゆっくり奥へと。
みちみちと押し広げて進むその感触は、喜悦をもたらし。
相手と、密着する悦びに男は身体を震わせる。

「……んっ……奥まで、入ったぜ、ノア……。
 お前の中……久しぶりだな」

聞きようによってはひどく下品な言葉を口にしながら。
自身を全て相手の中に収めた男は、相手の背中にぴたりと上半身を付ける。
そのまま腰を左右にグラインドさせ、ぐりぐりと刺激を与えつつ。
相手の胸を両手で掴み、やわやわと愛撫していく。

「……ああ、気持ちいいなぁ」

心の繋がった相手とのセックス。単純な快楽の発生運動ではない。
男の中で悦びが吹き荒れる中。まずはこの繋がりを味わいたい、と。
未だ腰を前後させることはしない。

ノア > 久しぶりの、貴方に埋め尽くされる感覚。もっと貴方によくなってもらいたいのに、先端が女の最奥まで届いたとしても、貴方の全てを受け入れるには まだ足りなくて..

「 ん、くっ..... !  ── ン... ん、っ.. ! 」

腰を掴まれた事で逃げられなくなった身体に、ゆっくりと捩じ込んでもらい。全てを受け入れる事が出来た時には、下腹部に、圧迫感。愛するひとと繋がる事が、全てを受け入れる事が、嬉しくて嬉しくて堪らないのに.. 身体の方は、久しぶりとなる許容を越えた質量に余裕などなくて。

「 セイ、ンっ.. 待っ、 ─── ん... んぁ、っ.. 」

圧迫感は、耳元への囁きや背中から伝わる体温、胸への柔らかな愛撫によって、紛れてゆく。其れどころか 同時にあちこちから貴方を感じるようで、潤んだ琥珀色を揺らめかせながら甘ったるい鳴き声を漏らし

「 ん、あ... ぁ、  んっ.. ン、 んんっ.. ! 」

貴方を満足させたいのに.. まだ前後に揺らしてもいない腰付きに、甘い嬌声を上げ始め。女の身体に少しずつ、其の熱や形を思い出させるような動き。それだけで、もう、女を鳴かすには充分過ぎる刺激だった。

セイン=ディバン > 男自身、自分の物のサイズに関しては自覚しているので。
ここで無茶をするようなことはしない。好き勝手にする、とは言っても、この相手に苦痛など与えたくはないのだ。

「息吐け。堪えると辛いだけだろ。
 なんなら声も出しちまっていいからよ」

そのオーバーサイズなペニスを受け入れてくれている相手の優しさ。
思わず涙が滲みそうになるを、瞬きで誤魔化す男。
侵入を果たせば、相手の呼吸と余裕が復帰するのを待つ。

「大丈夫だ。すぐには動かねぇって。
 ……ちょっとずつ、な?」

待って欲しい、と言おうとしたのだろうと。そう予想し。
男は優しく相手の耳元で囁く。相手の美しい銅色の瞳を覗きながら。男は相手の胸を揉み、撫で、先端を摘む。

「……じゃあ、動くけど。辛かったら言えな?」

相手の声に熱を感じながら、男はそう言い。ゆっくりと腰を引き抜いていく。
絡みつく膣肉をカリと幹で擦りながら、膣口間際まで先端を引き。
そのまま、ゆっくりと再度奥へと侵入していく。胸を揉む手に力を込め、相手を引き寄せるようにしながら。
徐々に徐々に腰の動きを早めていき、相手の中を隙間なく刺激していくその動き。
それは実に緩やかな動きなのだが……。男の股間は、早くもぶるぶると痙攣をし始めている。
何のこともない。愛しい人との久しぶりのセックスという事実が、男の精神を高ぶらせてしまい、射精欲を急激に膨れ上がらせているのだ。

ノア > 初めてじゃあるまいし、と.. 自分でも突っ込みたくなる位、其れはまるで処女みたいな反応。壁に付いた指先も、脚も、僅かに震えてしまう程。身も心も貴方で埋め尽くされ、余裕のない吐息だけが不規則に漏れて

「 ?   ん、んっ.. んぁ、  や... ン、くっ.. 」

貴方の気遣いだって、聞こえているやらいないやら.. "貴方にもっとよくなってもらいたい" という、ただ其れだけで。

「 .....んぁ、っ.. あ、  ン、 ──── 」

胸の先の薄桃色を摘ままれながら、紅い瞳に覗き込まれて。与えられる刺激と、こんな表情を見られてしまう羞恥に、漏れる声も徐々に甘ったるさを増し

「 ── っ、 んん !  ン、っ.. んぁ、っ..♡ ゃ、 」

貴方の腰付きが、蜜濡れの中を擦りながらギリギリまで引き抜き、再び 深く深く捩じ込む動きへと変わる。決して激しくはない、緩やかな律動。肌と肌が激しくぶつかる訳でも ベッドが軋む訳でもないから余計に、切なげな吐息だけが恥ずかしい位 室内に響いて。

セイン=ディバン > 相手の性格は知っている。だからこそ、酷く強い違和感もあった。
自身よりも大きなペニスを持つ男に犯されていたのも知っている。
あえて尋ねたりしないけど。会っていない間だって、そういうことをしたりもしていたろうに。
その反応は、どこか新鮮というか。初々しくて。

「……ノア。……すっげ~可愛い……」

寄り添い、相手に声をかける男。震える身体。余裕なき声。
乱れる息。それら全てが、男を興奮させていく。

「は、ぁ。感じてくれてるならなにより、だけどな。
 ……ハハ、それともこの振る舞いも男を喜ばせる演技だったり?」

相手の声が甘くなるのを聞きながら、男はそう尋ねる。ずいぶんと失礼な物言いだが。
こうでも口にしないと、このままこの初々しい振る舞いをする相手に溺れ、絡め取られ、自分の何か大事な物が、暴かれてしまいそうで。
……怖い、と。男はそう感じたのだ。

「あぐっ……や、べぇなぁ。オレも久しぶりだから……。
 ノア、スマン。一回、出すぞ……。中に、な?」

いよいよ、相手の声が嬌声そのものになる中。男の余裕は急速に目減りしている。
相手の自宅での行為。しかも、寝室ではなくリビングで、立ったままの相手を犯している。
そんなことが、男を不用意に興奮させてしまい。股間が相手の体内を跳ねて刺激する。
一方的に、自分勝手に言いながら。男は腰を強く振り始める。
肉打つ音を響かせながら……。不意に、ぐい、と。強く相手の身体を引き寄せたかと思えば。
最奥で、男が精を放つ。遠慮もないし、許可だって貰ってないのに。
本当に自己中心的な射精をしながら。

「お、おぉぉぉ~~~……」

男は、その行為の余韻に浸っていた。間の抜けた表情。間の抜けた声。だが。
男の肉槍は、萎えぬまま、相手の中を貫いている。

ノア > 愛した相手は.. お世辞にも誠実とは言えない、女たらし。実際に、"悪喰" やら "千人斬り" やら と.. 清々しい位ストレートな蔑称が、女の耳に入る事だってある。

対して女もまた、清純だなんて言葉 まるで似合わないタイプ。貴方と逢えない間に 他の男性と肌を重ねてしまっているし、何かを手に入れる為なら其の身体を武器にもする。

なのに、今は ──

「 ン、くっ..♡ んっ、ん..  違、っ..... んぁ、っ♡ あ、  あっ... ぁ、 んっ.. ! 」

嬉しくて、気持ちよくて.. 奥まで貴方に貫かれ、心底幸せそうに其の身を捧げている。 "演技か" などと訊ねる意地の悪い囁きには、弱々しく首を横に振り。否定の言葉を発するも、堪えきれない嬌声によって途切れ

「 ?!  ───── ッ、ん ! んぁ、っ.. ぁ、あっ ♡ ゃ、だっ.. 待っ、─── ん、んん っ ─ !  ン、あっ..♡ ん、んっ ! んく、っ... ン、 ── ん、んんっ.. !! 」

やがて唐突に、思っていたより随分早く訪れた貴方の限界。急速に激しさを増した律動に、苦しさと快楽が同時に全身を走る。あまりの刺激に抗えぬまま、 ぐい と身体抱き寄せられて

「 ────── ! 」

中に、熱い熱い白濁が勢いよく放たれる。びくびく と跳ねる欲棒に貫かれたまま、女もまた絶頂を迎え。熱を吐き出し続ける欲棒を、不規則な痙攣にて締め付けていた。

与えられる刺激は強すぎて、目元も潤み すっかり蕩けた表情に。受け止めきれなかった白濁が接合部より漏れ、白い太腿を伝い濡らし

「 セイ、ン..... きもち ぃ.. ? 」

呼吸も整わぬ内、女が真っ先に口にしたのは.. そんな、甘ったるい問いかけ。

セイン=ディバン > そもそもが、お互いに盗賊稼業に身を窶しているのだから。
潔癖的反応を返すつもりもないし、一々束縛なんてしない。
まぁ、多少妬いたりくらいはするかもしれないが。互いに自由でいるからこそこういう関係が成り立ったのではある。

「……いや、そこは。怒って欲しかった、かな~。
 ……スマン。意地の悪い質問だった」

演技な訳がない。変なことを聞くな。そう怒られると思っていたのに。
返ってきたのは、嬌声と短い否定の言葉で。逆にいたたまれなくなった男は、実に素直に謝罪する。

「いやぁ、こ~気持ちよくちゃ。待つとかムリっつー……。
 く、は、ははっ。悪いな、ノア」

相手の懇願を無視しながら、激しく腰を振る男。スムーズに動けるようになった事実が、男の心に安堵をもたらす。
どうやら、感じさせることは出来ていたようだ、と。その安心が、引き金になり。
男の我慢が、あっさりと解除されてしまうことになり。股間から白濁が溢れることになった。

「~~~~っっ。は、あぁぁぁぁ……」

愛しい人の中に精を放つ。その究極の快楽に蕩けていく男の思考。
たっぷりと大量の精液を注げば、相手の身体を支え、倒れこまないようにする。
相手もまた達したのは、身体の反応で判ったからだ。

「……ん? わざわざ聞く必要ねぇだろ。
 こうしてザーメン出してんだから。気持ちいいに決まってる。
 ……よっ、とぉ」

尋ねられるに、赤面しながらも正直に答える男。もっとロマンチックな受け答えがあったかな、なんて。
考えてみても答えは出ず。男は誤魔化すように、繋がったままの相手の身体をぐい、と両腕で持ち上げる。
初めて身体を重ねた夜と同じ。背面駅弁の姿勢を取りながら。

「ノア。お前の寝室どっちだ。
 このまま移動すっから教えろ」

相手を腕とペニスで持ち上げたまま訪ねる男。どうやら本当に繋がったまま寝室へと移動するつもりらしい。
その証拠に、男の股間はびくびくと痙攣し、やる気をアピール中である。

ノア > 今まで肌を重ねた相手が物足りなかった ? ── 否、そんな事はない。俗に言う上手い下手だとか、相性が良い悪いだとか、そういう問題ではなく.. 単に女が、貴方にとことん弱いだけ。其れを女自身自覚しているからこそ、余裕なんてないし、弱気にもなる。

「 .....っ、 もっと.. 他の 言いか た ─── っ、 !? 」

もっと他の言い方ないワケ ? .....と、言いたかった。けれど貫かれたままの身体が、いつかのように持ち上げられてしまえば

「 ん、っ.. ちょっ、と... !  ン、んっ.. 」

無理とか 待ってとか言いつつも、咄嗟に貴方の首へ腕を回す。あまりに恥ずかしい格好に顔を真っ赤にしながら、羞恥に震える小さな声で

「 ...............二階、 ..... 」

階段を上がればすぐ、扉を開けっ放した部屋にベッドが置いてあるのが見えるだろう けれど.. 女を持ち上げる貴方にとっては、酷な返答かもしれない。

セイン=ディバン > 男もまた。経験は豊富な訳で、それこそ過去はまだ初潮も来ていない様な幼女から、王族まで手を出したこともある。
だけれど。どうしても、情の湧いた相手には弱い。特にこういう、大切だ、と強く思ってしまっている相手に対しては弱くなってしまう。

「~~っ……。あの、だな。察せ、バカ。
 ……気持ちよかったし、嬉しかったに決まってんだろ……」

他の言い方、なんて聞き返されてしまえば。男はそれを無視できず。
乱暴に言い、小声でぼそぼそと口にするその言葉。聞かれでもしたら恥ずかしさで死ねる、とばかりに。凄くか細い声ではあったが。
静かな室内であれば、聞こえてもおかしくはない。

「お、反射神経いいなぁ。……そういや。
 初めてお前を抱いたときは、鏡でこうして繋がってるところ見せてやったっけな」

首に腕を回す早さに感心しながら、男はさらに下品な思い出を回想。
相手にしてみれば激怒物の言葉だろうが。男としては、その時の相手の姿が印象に残っていたらしい。

「……二階か~……。二階か~……。
 ……うっしっ!! 行くぞ! 男には意地がある!!」

まさかの二階であった。それは予想していなかったわー、と。男の声が微妙に救いを求める感じであったが。
男は気合を入れ、相手を抱いたまま歩き始める。当然、歩くたびに身体は揺れ、相手を貫くペニスもまた、相手を蹂躙するだろうが。
裂帛の気合でもって必死に階段を登る男。

「ひいぃっ……はああぁぁ……ぬぐうぅぅぅっ……。
 ノア、お前、ちょっと太ったんじゃ……。
 ……だあぁああぁっ! 着いたー!!」

気合が入っていても体力が増える訳ではない。なので、階段を上る男の声はまぁ情けないものであった。
散々相手を揺らし、犯しているのに不満を言う男。自分で勝手にやったことなので、自業自得。
そうして、男はベッドを発見し、ゆっくりと相手をその上に寝かせ。
一度腰を引き抜く。繋がったままのそこから、ちゅぽっ、と音立てて抜かれたペニスは、堅いままであった。

ノア > 「 ..........っ、 」

バカ、と聞こえた其の後の、小さな小さな声に.. 自分で聞いておきながら、女は顔を真っ赤に染める。このまま沸騰してしまうんじゃないかって位、首から上が熱くて堪らない。どうしようもなく愛しい と感じた、直後

「 !! ばか、っ..... 思い出させ ない、で.. ── って、 嘘... 下ろし て、っ..  ─── ん、んっ.. ! 」

今度は女が貴方を、馬鹿呼ばわり。恥ずかしい自身の姿が思い出されて、羞恥に涙目。そんな女を あたふたさせるのは、まだまだここから。引っ込みが付かなくなったのか、意地でもこのまま寝室を目指すつもりらしい貴方に

「 ゃ、だっ.. ばか じゃな いの、 ?! ん、んっ♡ 下ろ せばいい、で しょっ.. ちょ、っ... 揺れ、 るっ.. ン、あ..♡ ばか、っ..... 早く、おろ し..... っ、んぁ♡ 」

"ばか" のオンパレード。気合で階段のぼる貴方は勿論、落ちないように女も必死。こんな二人の姿、恥ずかしくて誰にも見せられないな と。時間が経てば笑い話にもなりうるけれど.. 揺れに合わせて深く突き上げられ、今はただ、嬌声混じりに制止訴える ───── が、



結局、 二階まで運ばれてしまう。引き抜かれるまで抗えなかった女は.. はぁはぁ と、 貴方とは違った意味で息を切らす。ベッドに寝かされた途端、其の白い指が貴方の頬へ伸び

「 .....っ、 意地っ張り。下ろせばいーのに、ばか.. 」
「 ─── それと、 太ってない っ.. ! 」

むにぃ、と其の頬つねってやるつもり。何だか結局、ムードは崩れがちだけど.. 女は ふふっ と肩を揺らし、そんな時間さえ楽しげに笑った。

セイン=ディバン > 「……だ、黙んなっ! 気まずいわっ!」

やっぱり聞かれましたよねそうですよね、と。気恥ずかしさを誤魔化すように叫ぶ男。
そりゃもう照れまくってる訳なので、呟いた言葉が本音だ、ってことをむしろ強調してしまっている。

「あっはっは。あの時は凄い乱れようだったよなー。
 繋がってるの丸見え、ってのはオレも経験少ないから。新鮮でよかったわ。
 ……あー、暴れるとあぶねぇからな?」

相手の罵倒もなんのその。思い出してニッコリ笑う男のその表情は、スケベオヤジのそれそのもの。
そのまま、ゆっくりと、しかし確実に移動をしていけば。

「バカ言うな。こんな階段で下ろしたら逆にあぶねぇって。それに……。
 なんだかんだ、感じてるみたいじゃんか。マンコも汁溢れさせてるしよ」

相手の焦り様に、男は冷静に答えるが。当然本心としてはめちゃくちゃ辛いしめちゃくちゃ疲れる。
とはいえ、一度移動し始めてしまった以上、階段で繋がりを解くのは逆に危険と判断し、賢明に移動に専念する。

そうして、ベッドに相手を無事下ろした男は、腰をこんこんと手で叩き、息を吐く。
微妙に腰がびきびきと痛みを訴えているが。まぁ大丈夫だろう、とざっくりとした判断。瞬間、頬に触れられ。

「いや、もうちょい楽だと思ったんだよ。
 あだだだだだだスイマセンッシタ。いや、太ってないならあれだ。
 胸が大きくなったんじゃねぇのか?」

相手に頬つねられれば痛い痛いと言う男。しかして、相手が笑えば男もつられて笑ってしまう。
そのまま、相手の体重が増えたように感じた、イコールで胸へと話題をすり替え。
男は、猛るままのペニスを、相手の胸の間へと侵入させる。

「……ノア、頼めるか?」

それが何を意味するか。相手には簡単に看破できてしまうだろうが。
どうやら、胸でしてくれ、と口にするのは恥ずかしいらしかった。