2018/02/27 のログ
ご案内:「酒場兼宿屋の一室」にジュンさんが現れました。
ご案内:「酒場兼宿屋の一室」からジュンさんが去りました。
ご案内:「酒場兼宿屋の一室」にジュンさんが現れました。
ジュン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「酒場兼宿屋の一室」にアラミルさんが現れました。
アラミル > 相手が手際よく取った宿の中へと誘われ、慣れた足取りで部屋へと連れ立って

「…酔わせる、つもりだったの?」

と、今更ながらの問いを投げかけ

「別に、酔わせなくてもおいしいもの、食べさせてくれるならそれでいいのに」

などと言いつつぽすん、と宿のベッドへと腰を落とし、くすくすと笑うでしょうか

ジュン > 「ま、酔えば面白いかなぁ程度の事だよ」
そう言って自身も彼女の隣に腰かけて

「ちょっとした風味を聞かせるのも悪かないと思うんだがね」
と彼女を抱き寄せてはキスをしようと顔を近づけ

アラミル > 「残念。酔ったら、ジュンはもっとごはん、くれた?」
少し体を寄せながら

「風味。ん……、食べるのに、そういうのって必要…?」

質問を重ねながら潤った唇を差し出し、ちゅ、と口づけを交わそうと

ジュン > 「んーどうだろうなぁ、もしかしたら増えてたかも?」
と笑って誤魔化し

「そうだね…食事も同じ物よりも時々違った味とか風味の物とか食べたくなるし…それと同じかな…んっ」
差し出された唇にちゅっちゅっとまずは軽い口づけを繰り返し
次第に口付ける長さが長くなりやがて舌を差し出していく

アラミル > 「それなら…。酔えるように、なりたか、った。…そういう酒、?もあるのかな」
うーん、なんて言いながら

「そういうもの…。私のごはんは、それぞれ違うから…飽きない…。んっ…は、んっ…」
触れ合うだけのキスを繰り返しながら
徐々に徐々に、舌を絡ませ静かな部屋に唾液を交換する水音が響き始めて

ジュン > 「んー強いのだったらいける、かなぁ、あるといいね、そういうのも」
「しかしそっかそういうのもいいかもねあむっ…んっちゅっ…ちゅうっ…」
彼女の舌を食んだり唾液を味わったり濃厚なキスを繰り返していきながら
次第にては彼女の胸元へと伸びていき
わしっと掴んではふにふにと揉んでいく

アラミル > 「うん…。私も、探してみる…。そのほうが、愉しめそうだし」
「は、ふ…ぅ…♡、いろんな味、がするよ…。ジュンのは、くらくらするぐらい、あまあいの…ん、…♡」

眼をつむって濃厚なキスを返しつつ
胸元へと相手の手が伸びていけば、軽く突き出すように
ふにゅん、と指が沈み込めばぴく、ぴく、と体が震えてしまって

ジュン > 「んっ、はぁっ…甘いのかぁ…この味は、好きか?」
と少し意地悪な質問をして
「んむっちゅっあむっれるっ…
アラミルのおっぱい…おっきくて柔らかくていいな」
ふにふにと揉んだりぐにんぐにんと回すように揉んだりと
様々な形で胸の感触を確かめ

アラミル > 「うん、好き、だよ?わたしにごはんをくれる人は、だいたい、すき…」
純粋な彼女はこくんと頷き

「ん、ふぅ…♡、は…、そう…?んっ、すきに、してぇ…」
唇を引き締めながら悶えており
どこから触ってもまるで水のような柔らかく、ただ温かい感触を相手に返すでしょうか

ジュン > 「そかそか、大好きか、んっ」
その言葉に気を良くしたのかちゅっと軽いキスだけして

「じゃあ、アラミルそろそろ食べるかい?」
そう言って自身の服を脱ぎ去って行けば
もう既にガチガチに硬くなりそそり立つ肉棒が大きく待ち構えている

アラミル > 「うん…。ごはんは、どれも、おいしい…」
触れるだけのキスを返して首をかしげ

「あは、相変わらず、おいしそ…うん、ちょーだい…?♡」
自分もまた、ぱち、ぱち、と衣服を脱いでいき、濡れそぼった秘所を晒す

「きてぇ…♡じゅん…♡」

そうしてぽす、とベッドの上に寝転がり…軽く足を開いてお誘いを

ジュン > 「それじゃあ行くよアラミル」
彼女をまたぐようにして位置を定めると
そのまま自身の号ℛ勅を秘所に合わせてから
ずぶっずぶぶぶっと一気に押し込んで挿入していく

アラミル > 「うん…。ごはんは、どれも、おいしい…」
触れるだけのキスを返して首をかしげ

「あは、相変わらず、おいしそ…うん、ちょーだい…?♡」
自分もまた、ぱち、ぱち、と衣服を脱いでいき、濡れそぼった秘所を晒す

「きてぇ…♡じゅん…♡」

そうしてぽす、とベッドの上に寝転がり…軽く足を開いてお誘いを

ご案内:「酒場兼宿屋の一室」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「酒場兼宿屋の一室」からジュンさんが去りました。
ご案内:「王都 平民地区・昼の公園」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「いっつつつ……」

小さく声を漏らし、顔をしかめる少年。
ベンチに座っていつも異常に目つきも悪い。

「クソネコが……やたらめったらひっかきやがって」

その頬や手には無数の引っかき傷。あまり深い傷がないのだけが幸いだが
手入れしていない猫の爪はそれなりに鋭い。ミミズ腫れではすまないような赤い線がそこかしこに走っている。
なぜこんなことになっているかと言えば、依頼のせい。
愛玩用の猫の捕獲依頼という、それはもうくだらない依頼のせいだった。
捕まえたはいいもののこの有様。ターゲットの猫が依頼主の前では文字通り猫かぶっていたのが余計に腹立つ。

ブレイド > 猫に引っかかれた程度で治療を受けるのもかっこわるい。
というわけで、とっととギルドに戻り、報酬をもらったわけだが…
わりとチクチクとしみるような痛みが続く。
これだから引っかき傷は…。

「もう受けねぇぞ…」

労力の割りに報酬も低い。
そのうえこんな仕打ちを受けた上で
目標を傷つける訳にはいかない。
しかも、万が一傷物になっていた場合、それが自分の過失でなくても攻められる
正直割に合わない。

ブレイド > 引っかき傷だらけというのも相当にかっこわるいので
いまはフードをいつも以上に目深にかぶっている。
今から風呂の時間が憂鬱だ。

「はー……こういう小間使いみてーなのばっかやっててもなぁ…」

こんなことで冒険者としての名があがる訳がない。
下積みが大事だというのはわかるが、荷物運びや今日のような仕事ばかりでは
それこそ子供の小遣い程度にしか稼げない。
高額報酬を得るには名声を得るのがいい。
しかし、名声を得るにはそれなりに知名度のある人間からの依頼を完璧にこなさなければならない。
そして、そういう依頼はだいたい強く高名な冒険者のところへ行く。
ため息しか出ない。

ブレイド > そりゃぁまぁ、ひょんなことからコネクションを得ることができていたり
思わぬ仕事で思わぬ大金が舞い込んできたり
そういうこともあった。それを思えば自分は相当運がいいと思う。
だが、それではだめなのだ。
実力をつけて、安定して稼がなければ…。
仲間と…ソラとふたりでやっていくならば。

「猫に引っかかれてる場合じゃねぇよなぁ…」

ご案内:「王都 平民地区・昼の公園」にエウロペさんが現れました。
ご案内:「王都 平民地区・昼の公園」にマリアージュさんが現れました。
ご案内:「王都 平民地区・昼の公園」からエウロペさんが去りました。
マリアージュ >  
「・・・ここかしら・・・?」

仲良しの猫さんと挨拶しようとしましたら、いつものお家に居ない様子。
帰ってこないのを心配している飼い主さんの言葉に、『迷子のにゃんこさんを探してきますわ!』
と、最後まで聞かずにてけてけ探しに来たのです。
・・・とっくに入れ違いでしたが。

のこのこと、きょろきょろしながら公園の中に入ってくるマリアージュは。
ブレイド様を見かけますと、目を大きくしまして。
笑顔で、てけてけと駆け寄ります。
駆け寄ったといっても、成人が歩く程度の速度ですが。

「ブレイドおにいちゃー・・・!?」

何もないところで転びかけ、頭からブレイド様のお腹に突撃してしまいます。

ブレイド > もの思いにふけっていれば投げかけられる声。
少し気の抜けたような澄んだ少女の声。
聞き覚えのある声に顔をあげると同時に…

「ん?マリアー…」

したたかに頭を腹に打ち付けてきた。

「……ぢゅっ!?」

思わず舌をかみかけた。むしろ腹から一気に空気が吐き出されるわ
軽いとは言え脱力した腹に頭突きは強烈で。

マリアージュ >  
「うにゃぁ・・・」

頭からぶつかっていき、ちょっと涙目なのです。
しゃがんで両手で自分の頭をなでなでとしながら。
ゆっくりと上げる顔。
潤んだ瞳を向けながら。

「――ごめんなさい・・・痛くありませんでしたか?」

ちょっと泣きそうな顔ですが、眉尻を下げて心配そうにあやまるのでした。

ブレイド > 「いや、ごふ……マリアージュこそ、大丈夫かよ
脚とか首とか、どっか痛めてねぇか?」

正直、砂の詰まった大きなボールを腹におとされたようなものなので
苦しくはあったが、妹分の手前少し強がる。
腹のあたりで顔を上げるマリアージュの…強く打ったであろうおでこを撫で。

「こんなところで不意打ち仕掛けてくるとか…
どうしたんだよ」

猫の引っかき傷はこの際無視だ。

マリアージュ >  
おずおず、と。小さく頷きます。

「う、うん・・・慣れておりますから・・・」

膝を付けまして、ちょこんとしたお座り。
上を見上げましてたら、おでこを撫でられて気持ちよさそうな表情になるのです。

「えt!?。不意打ちって、そんなことありましたの!。
 お兄ちゃん、悪い方に狙われておりますの・・・?
 ――えと・・・」

尋ねたいことはなんだったかしら、と。
唇にひとさし指をあてて小さく首を傾げさせますと。
思い出しまして、胸の前で両手を合わせます。

「あの、テトラ様、お見掛けしませんでしたかしら?。
 迷子だそうですの・・・」

逆の方向に小さく首を傾げさせて尋ねてみるのです。

ブレイド > 「慣れてんのかよ。危なっかしいな」

のんきな返答にやや脱力。
いや、マリアージュはいつもこんな感じだが。

「あー…ああ、いや、大丈夫だ。なんでもねぇ。
あと、いきなり名前で言われてもわかんねぇな。
テトラ?えーっと、お前も迷子探しか?大変だな」

猫の爪の傷跡がついた頬をかきつつ、マリアージュと同じように首を傾げる。
テトラ…テトラ……さて、どこかで聞いたような。
しかも、ごくごく最近。

マリアージュ >  
「・・・?。練習したら大丈夫ですわ?」

どういう練習なのか不明ですが、きょとんとしたお顔を見せるのです。
テトラ様のことを聞かれますと、ぱあっと、明るい顔をしまして。
嬉しそうにその表情で姿を説明するのです。

「テトラ様は・・・きりっとしたお顔ですけれど、実は甘えったがりな子でして。
 すらりとした姿で、口を開きますと、ちょっと八重歯が見えますわ?。
 お耳はちょっと尖ってぴーんとしてますけれど、頭をなでると気持ちよさそうに耳を伏せたりしますの。
 ちょっと爪が伸びていてますけれど、ぷよっとしたお手てしておりまして。
 あっ、少し青みがかった毛をしておりますわ?」

お友達ですの、と。にこにことした笑顔。

「きっと、ブレイドお兄ちゃんもお友達になれますわ?。
 格好つけてますけれど、優しい子ですから・・・」

ほんわかした雰囲気で、断言して小さく首を上下させるのです。

ブレイド > 「コケる練習なのか受け身の練習なのかわかんねぇな…
走る練習はしねぇのか?
いや、まぁ、そりゃいいか」

良くはないが。
そして質問にはとても嬉しそうに答える。
友達か何かだろうか?

「ふーん…えーと、特徴きくと子供みてーだな。
んで、頭を撫でると…ふぅん…。
(ミレー族かなんかか?子供だとしたらあぶねぇな…)
で、そいつが迷子…か。
ちょっと面倒なことになる前に早く見つけたほうがいいかもな」

少し真剣な表情。
もしミレー族で、そこらの貴族やら富裕層の連中に捕まったら大変だ。
いいことにはならないだろう。

「だといいけどな。
良ければ手伝うぜ?」

のんきに微笑むマリアージュを撫で。

マリアージュ >  
「――え?。走る練習ですわ?。
 ぱたぱたしましたら、転ぶでしょう・・・?」

心底不思議そうに首を傾げさせます。
がんばって走ると、転ぶのは常識なのです。

「子供・・・なのかしら・・・?。
 あ、はい。心配ですから、見つけてあげませんと・・・」

こくこくっ、と頷きます。
なでられまして、ほっとした表情で。
立ち上がり、膝についた土を払いますと。
少し急いで・・・急いだといっても、どうしようかと少し悩んだ様子をみせまして。
手を伸ばして、ブレイド様の片腕にしがみつくように両手を絡めようとするだけですが。

「――お散歩で、ここらまで遊びにくることがあるそうですの。
 でも、お散歩でなかなか帰ってこないので、心配して探してもらうって・・・」

ここらへんにいないかしら?、ときょろ、きょろ、とします。
見るところが、木の上や、日向の草むらや、そんなところに目を向けているのです

ブレイド > 「お、おう……そうか…」

想像以上に生きづらそうな運動能力だった。
少し苦笑いしつつ、ひとまずは頷いておく。
必要以上にツッコんで傷つける必要もないだろう。

「そうだな。えーと、青みがかった…か。
しかし、耳出しっぱなしたぁ不用心なやつだな。
もとから誰かの奴隷かなんかだったのか?」

マリアージュに腕を貸し、一緒に公園を探しはじめる。
が、マリアージュのみるところはどうも妙な場所ばかり。

「結構元気がいいっつーか…そこらじゅう遊び回ってる感じなのか?」

マリアージュ >  
「皆様と一緒に走ったら、大変ですわ・・・。
 ゆっくりでしたら、あまり転びませんのに・・・」

ちょっとアンニュイに、頬に手を当てて小さくため息です。

「そうですの。毛は短めで、あっ、尻尾は長いです・・・。
 ――お耳は不用心ですの・・・?」

目をぱちぱちとして、不思議そうな顔でブレイド様を見上げます。
奴隷、と言われますと。首を横に振ります。

「とても大事にされておりますわ・・・。
 あっ、狭い場所とかで休んでたりするかも・・・」

石と石の隙間を覗いてみたりするのです。
おりませんわね、と眉を下げたりするのですが。

「はい。テトラ様は、お散歩も大好きで、色々なお家にお顔を出したりしてますの・・・。
 あっ、ちょっと高いところで休んでたりもしますわ?。
 あの木の上の枝の上とか、おりませんかしら?」

ブレイド様の腕を支えに背伸びをしようとしますが、
その恰好で歩くと転び掛けまして、腕をぎゅっと抱えます。
そうしますと、ささやかな胸の柔らかさもお伝えできるでしょうか。

ブレイド > 「転ばねぇように歩きゃいい。
だれもてめーを怪我させてまで急ぎたいってやつもいねーだろ。
マリアージュは好かれてるっぽいしよ」

ため息をつくマリアージュを慰めるように。
まぁ、色々あるあろうが、強く生きて欲しい。

「んー?そりゃそうだろ。
見つかったら絡まれちまうから…
いや、マリアージュの知り合いなんだから、そりゃ偉いやつの愛玩用とかそういうのか…」

大切にされていると聞き、首をかしげるも
そういうことならば、それなりに自由が許されているのかもしれない。

「んー、愛玩用とかなら、なんか首輪とかピアスとか…
目印になるようなもんでもつけてねぇのかな?
って、そんな狭いとこにゃ流石にいねぇだろ…猫じゃねぇんだから」

今日届けたクソネコも青みがかった毛皮だったな。
と、思い出して少しイラッとしてしまうも、転びかけたマリアージュの胸の柔らかさに思わず驚き

「うぉっ!?っと、っと…大丈夫かよ…
いや、まぁ…うん…あー……胸、当たってっから…あんま強く抱きつくと、な?」

マリアージュ >  
慰められているのに、ちょっと、ぷぅっと頬が膨らみます。

「がんばって走りませんと、立派な騎士様になれませんわ」

だから頑張ってますの、と頬が膨らんでしまうのです。

「あー、そうですわね。
 テトラ様、可愛いですし人懐っこいですものね・・・」

うんうん、と小さく頷くのですけれど。
首輪とか、と言われますと。ぱあっと表情を明るくさせます。

「はいっ!。
 わたくしのチョーカーみたいな、赤い首輪をしておりますの!。
 鈴もついておりまして、わたくしとお揃いですの・・・」

猫、と聞きますと。
猫さんの話をさっきからしているのに、と不思議そうに首を傾げさせるのですが。
強く抱き着くと、と言われますと。
しぶしぶと、腕の力を緩めるのです。

「・・・歌を歌ってますと。膝の上に乗ってきて、
 なでてあげますと寝てしまったりします・・・。
 ・・・あの、テトラ様はにゃんこさんですわ?」

おそるおそる、と。
猫であることを確かめてみるのです。
テトラ様が猫さんなことは、マリアージュにとっては常識に入るのでした。

ブレイド > 「まぁ、そりゃそうだけどよ…」

もっと別の何かじゃだめなのかとは思うが
マリアージュからすれば、騎士でなきゃだめなのだろう。
頑張っている彼女を否定する気はない。
腕を抱かせながら微笑んで頷く。

「赤い首輪に、鈴…青みがかった毛皮…
くそ…やなこと思い出すな…まったく」

特徴を頷きながらきく。
届けた猫もちょうどそんな感じで…
テトラ…テトラ?
まてよ?

「…………猫?猫かよ!
って、猫のテトラ…そいつ、今日依頼で探したやつだぞ」

マリアージュの言葉に思わず大きな声をだしてしまう。
何というすれ違い。何という勘違い。
思わず笑ってしまった。

「あー、そいつはもう依頼人のとこに返した」

マリアージュ >  
「立派なオトナのオトコノコな騎士になりませんとっ!」

とうとうと、なれる事を疑わない声なのです。
色々となれそうになれないのですけれど。

やなこと、というのに。
どうしましたの、というお顔を見せるのですが。

「はいっ。
 テトラ様は可愛いにゃんこさんです♪。
 ――ブレイドお兄ちゃんは、もうお友達になってましたの??」

目を大きくしますと、嬉しそうに目を細めるのですが。
大きな声に一瞬、びくっ、と腕を抱える両腕に力が入り、ぎゅっとまたしてしまいます。
帰した、という言葉に。

「――お兄ちゃん、ありがとうございますの!。
 よかった・・・きちんと、飼い主さんのお母様の所へ帰れたのですわね。・・」

嬉しそうに言いますが、最後の方は、ちょっと寂し気な声になり。
顔を少しだけ伏せさせますが。
すぐに顔が上がりまして、にこにことした笑顔に戻ります。

「今度、ご一緒にテトラ様と遊びましょうですわ♪」

ブレイド様のお手てを両手で挟む様にしまして。
一緒にお昼寝とかしましょう、と誘うのでした。

ブレイド > 「そりゃ無理だ。流石にな。
男って言うにはちょっと美形すぎるつーか…」

可愛らしすぎる顔に慎ましやかながらも女の子らしい身体。
男を名乗るには少し無理がある。
こう言ってしまえば怒るだろうが。

「お友達…ねぇ。
そうだな、たっぷりお友達の印を刻んでもらったぜ」

ちょっと皮肉のはいった笑いを浮かべつつ
猫の爪痕のはいった自分の頬を指差す。

「いや、礼はいらねぇよ。
これも仕事でやったことだしな。まぁ、その…なんだ…」

少し沈んだ様子を察し、マリアージュの方に向き直りゆるく抱きしめ。

「おう、そうだな。
まぁ、オレは遠巻きに見てるくらいでもいいけどよ…。
えっと、やることなくなっちまったな…この後どうする?
しばらく一緒に散歩でもするか?」

マリアージュの言葉にはうなずき返しつつも、猫探しの必要がなくなって
少し手持ち無沙汰になってしまった。