2018/01/24 のログ
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
■リス > トゥルネソル商会・マグメール店で、少女はいつものように仕事に励んでいた。
新たなお酒の販売の方も順調である。
値段が高いのではないかとも思ったがそうでもなさそうで、仕入れ元にもう少し値段の交渉は出来そうであるので、交渉が成立し次第もう少し値段を下げようかしらと、広くした二階の酒売り場を眺めて考える。
それと、新しく考えついたこと。
冒険者に装備一式を貸し与え、それで宣伝してもらう……。
それ自体はいいのだけれども、そうなると冒険者の要求するマジックアイテムの安定供給が必須となってくる。
店売りの装備でも品質に問題はないけれど、上級の冒険者になるにつれて魔法の道具は必須とも言える。
そういう知識がないので少女としては取り扱いができないものだが……。
さて、どうしたものだろう。
専属の魔術師……本社が雇っている鑑定士意外に、こちらでも、契約をしたいものよね、とため息を一つ。
「あと。」
嫁と娘達。
嫁はやる気まんまんだが、娘たちはどうなのだろう。
娘たちは生まれたらすぐに成長して自分と同じぐらいになってるし、ドラゴンてすごいわぁ、と思うしかない。
それはともかく、自分のような商人になるのだろうか、それとも、別の道を歩くのだろうか。
彼女ら次第ではあるけれど、仕事するならするで教えないとなぁ、と、少女は考えた。
■リス > そんな少女の思考はともかく、仕事は回る。
売れ行きの良い品物の品出しに、店舗の清掃、困っているお客様への対応。
売上の記録に、奴隷たちへの指示出し。
悩んでいる暇があれば一枚でも金貨を稼ぎ出さなければならない。
商人という生き物はそういうものである。
やるべきことをだいたい終えてから、少女はいつものように事務室へと戻っていく。
書類仕事や売上の確認等を終わらせてから、家に戻る準備もまたしなければならない。
机に座り、書類に手を出して書物をしながら考える。
「今度少しばかり、この町の魔術師を訪ねて回ってみましょう。」
それがやっぱり一番よね、少女は軽く呟きつつ書類を進める。
■リス > とはいえ、今は仕事中だ。
魔術師巡りはまた別の機会にしよう。
「そういえば、魔術師……。」
魔術師に関して思いを馳せたところで、少女は思い出す。
たしか、以前にこの店に来て護符を予約していった客の事。
あれから連絡はないのだけれども、どうしたものだろうか。
確かにいつ買いに来るという明確な予定を聞いていなかったが、半年近く経っているはず。
流石に、本当に買いに来るのかしらねという思考が生まれてくる。
「取り置きするのはいいけれど……」
買いに来ないのであれば、買わないのであれば早めに連絡が欲しいものねと、軽くため息。
次からは取り置きに関してもう少し考える必要が有るわねと少女はメモを残すことにする。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にゼナさんが現れました。
■リス > 「さ、て、と。」
大体の書類や今日やるべきことを終えて少女は大きく伸びをする。
仕事はこのぐらいにしておこうか、と軽く肩を回して息を吐き出した。
特に問題もなさそうだし、誰かが呼びに来る気配もない。
それなら何時までもここにいても仕方がないので、後は任せて家に戻ろう。
「あ、温泉もいいなぁ。」
帰りがけに温泉に入ってもいいかも知れないわ。
金庫にお金を入れて鍵をしっかりとかけてから、立ち上がって少女は笑みを浮かべる。
帰り支度をして、店員に上がるねと、引継ぎを済ませておこう。
■ゼナ > 近頃は仕事帰りにこの店の前を通って家へと戻るのが日課となっていた。
今日は少々遅くまで仕事をしていたため、彼女の商店が既に閉まっていてもおかしくは無かったのだけれど、窓からは未だ煌々と灯った明かりが漏れていて、ゼナはパァッとその表情を輝かせたのである。
カララァンとドアベルを鳴らして入店すれば、既に顔なじみとなったミレー族の店員の一人と目があった。
ゼナが基本、客としてではなく店主の友人としてここに訪れているのはとっくに理解してもらえているようで、彼女は小さく微笑むとその視線をひょいと上階へと持ち上げて、目的の相手がそちらにいることを知らせてくれる。
そんな店員にはにかみ笑いと共に小さな会釈を返すと、ゼナは軽い足取りで階段を上がっていく。
防寒効果の高い厚手のマントが翻り、内に着込んだ露出の高いエプロンドレスが露わになった。
歩調に合わせてふわふわ揺れるスカートの裾が、小麦色にむっちりと肉付いた太腿の際どい部分までチラ見せする。
大きく開いた襟ぐりから深々と刻んだ谷間を見せるたわわな双乳もまた、軽やかな足取りに合わせてたゆんたゆんと揺れ弾む。
そうして辿り着いた上階にて、蒼瞳をきょろきょろ泳がせて探す友人の姿。
今宵相手を見つけるのはどちらが先になる事か。
■リス > 彼女が二階に登ったあと、事務室から出てくるのが少女。
事務室は一階に有り、そのミレー族はたまたま一階に降りたことを知らなかった模様。
目を丸くしている店員、何事かと聞けば友人が遊びに来てるとのことではありませんか。
あらあら、と、軽く笑いをこぼしながら少女もまた二階へと足を運ぶことにする。
階段を登ればすぐ目の前にむしゃぶりつきたくなるような、彼女の肢体が目に入る。
階段から見れば、こう、スカートの中まで見えてしまう。
うん。絶景ね、とかなんとかつぶやきながら、肩を軽くポンポンと叩こうか。
「ゼーナ?」
やっほう、とばかりに少女はにこやかに手を挙げてみせる。
今回もまた、残念ながら少女の勝ちというやつであろう。
まあ、ただ今回は本当にゼナちゃんの運が悪かった、それだけである
■ゼナ > ―――そういえばわたし、彼女に会いに来る時いつもこんな風だけど……もしかしたらリス、わたしの事ヤらしい趣味の持ち主だとか勘違いしてたりするんじゃないかな……。
近頃では、冒険者仕事でもない限りはこのスタイル―――ショーツも履かずにクリトリスリングと淫具を腸奥に潜り込ませる卑猥な尻尾を身に着けた露出趣味の痴女の如き格好が基本となりつつある生娘は、改めてそんな懸念に眉根を寄せた。
彼女はそんな己の格好に気付いた時、「あれ?」といった感じの反応こそ見せる物の、客商売が長い事もあってか余計な事を聞いたりはしないため、弁明の機会は中々与えられないのである。
そもそも、スカートの内側を覗かせる時には大抵既にエッチな雰囲気となっていて、言い訳よりもはしたない喘ぎ声を上げさせられてしまうのだ。
―――よし、今日こそはきちんと理由を説明しよう。そして変態趣味のえっちな娘で無いことをちゃんと理解してもらうんですっ!
なんて思いつつ向ける視線は、無論、階下から近づいてくる誰かに向けられる事はない。
スカートの底に近い部分を不自然に膨らませる兎尻尾の端や、太腿の付け根の見えてはいけない部分―――淡い金糸で周辺を飾るむっちりとした縦溝などを、ちらりちらりと階下の相手に見られているなんて事にも気付いておらず
「――――ひぁっ!?」
背後の気配に肩を叩かれ、更には2階にいるとばかり思っていた仲の良い友人の声音を聞かされるという不意打ちに妙な声を上げてビクリとしてしまった。
驚きに丸くした蒼瞳が瞬きを繰り返しながら彼女を見つめ
「え……っ? え…っ? えぇえ…っ??」
2階フロアと彼女の登ってきた階段を交互に見る。
その顔は、『このお店、どこかに隠し階段でもあるの?』なんて思っているのが丸わかりの困惑した表情であった。
■リス > 「こんばんは、ゼナ♪」
驚く友人の可愛いことかぅわいい事。食べたくなります。じゅる。
それは兎も角、少女は振り向いた彼女に甘えるように抱きついて頬ずり。
柔らかな二つのお山にスリスリと顔をこすりつけましょう。
「事務室で仕事してたら、ゼナが二階に行ったって聞いたのよ。
ごめんね、私が下に降りたこと知らなかった子がいたみたいね。
とりあえず、事務室に行く?それとも、どこか別の場所に行こうか。
また、ウチくる?」
簡単に説明します。
ええ、隠し階段なんて無駄に金のかかることはしません、普通に階段を登ってきました。
ただ単に、ゼナちゃんの運が悪かったのよ、という説明。
とりあえず、ここに居たら、下から丸見えですし、移動しませんか?と問いかける
■ゼナ > 「わっ、わ…っ、リ、リスってばぁ……❤」
二人きりの時は今の様に可愛らしく甘えてくれる彼女も、店内にあっては事務的な商売人としての姿を主としている。
そんなお嬢様が店内にてこんなスキンシップを見せてくれるのは珍しく、ゼナとしては恥ずかしいやら嬉しいやらで、困った様な、それでいて嬉しそうな笑顔で口元を綻ばせ、小麦の頬に朱を登らせる。
閉店間際の客の姿のほとんど見られぬ、更には人気のない階段途中というロケーションが、店内でのレアな触れ合いを産んだのだろう。
基本、たわわな乳房には下着を付けず、冒険者としての鍛錬にて柔乳の形と弾力を維持するゼナなので、擦り付けられる頬にはふわっふわの柔らかさと人肌の体温、そして一日働いた柑橘汗の濃厚フェロモンを彼女に与える事となる。
「―――あぁ、そういう事だったんですね。すれ違いで出会えないなんて事がなくてよかったです……っと、そうですよね。えぇと、それじゃあ……。」
彼女の言葉に小首を傾げて考え込む。
無論、『丸見え』というのがスカートの中の恥ずかしい部分の事であるとは気付かぬまま。
事務室は結構なプライベート空間を有しているものの、それでも仕事場であることは変わらないのであまりゆったり出来ないだろうし、彼女のお家はまさにお屋敷といった風情で小市民たるゼナにとっては未だに落ち着きづらい場所である。
かといって自分の家に彼女を連れていけば、妹弟が興味津々寄ってきて、お嬢様をもみくちゃにするのは明白であり、飼い主たるお姉様に見つかれば、彼女もろとも色々されてしまうかもしれず……。
「――――久しぶりに、二人でお風呂、いきませんかっ?」
いい事を思いつきました!
なんて顔でぽむんっと叩いた手を伸ばし、彼女の繊手を両手で包み込んで提案する。
■リス > 「ふふーん。ゼナったら、かーわーいーいー。」
店主としての姿は、仕事中の話である。仕事を終えて、お仕事から離れたなら、女の子です。メリハリは大事。
それは、店員にも言い聞かせていることなのです、仕事中は真面目に、仕事中じゃないときは自由に。
今は仕事中じゃないので女の子です、まる。
なので、思う存分ふわふわモチモチな感触を堪能することにする。
「そうなのよ、まあ、店員も倉庫に行ったりするし、全員が全員私の居場所を把握してるわけじゃないしね。
でも、ちゃんと出会えてよかったわ。」
うんうん、と彼女の言葉に頷きながら、返答して離れた。
くんくん、と彼女の柑橘系の匂いに、いい匂いね、と感想を一言。
彼女の匂いは、嫌いじゃないどころか好き。
「あ、いいね。
温泉に寄って帰ろうかと思ってたの。
せっかくだし、二人用のお風呂とか、大浴場じゃないところもよさそうね!」
提案に、いいね!と少女は目を輝かせる。
自分も帰る間際に入ろうか、と思っていた矢先でもあるし。
じゃあ、早速と、九頭龍温泉宿に向かうことに。
ちゃんと彼女の手を握って、しっかり指を絡めるのも忘れはしない。
「そういえば、ゼナって冒険者よね?」
温泉宿に向かう途中に、ふと、少女は彼女に問いかける。
■ゼナ > 「も、もぉっ、リスっ、ぁ、あんまりからかわないでくださいっ。」
仕事モードをオフにした彼女の、歳相応に可愛らしいからかいの言葉で、ゼナはひとたまりもなく赤くした頬をぷくっと膨らませて抗議した。
それでも、こんな掛け合いも楽しいのか、突き出した唇の端はちょっぴり綻んでしまっているのだけど。
既に夜も遅い時間。
妹弟はとっくに食事もお風呂も済ませて寝ているだろうし、ゼナとて夕食はお店でまかないを食べさせてもらった(いつも通りかなりの量を)。
こんな日には九頭竜温泉に立ち寄って、時には安く泊まれる部屋に泊まってちょっとしたバカンス気分を味わうというのが最近のゼナのお気に入りなのである。
飼い主様のおかげで住む場所と食べる物に困らなくなり、王都でもじわじわと知名度が上がりはじめて割の良い冒険者仕事を紹介してもらえるようになってきて、お金に余裕が出てきたからこそのたまの贅沢は、大好きな彼女と一緒であれば更に幸せな時間となる事だろう。
「―――はいっ。最近、お仕事で結構なボーナスを頂けましたので、ちょっぴりお高い部屋でもへっちゃらですっ!」
その臨時収入はカジノの劇場での卑猥なステージで稼ぎ出した物なので、詳細を聞かれたら非常に困る。
素直に答えれば、ゼナの変態娘疑惑がますます加速する事になるだろうから、秘密にしておこうと決意する。
包み込んだ彼女の手指が翻り、しっとりと柔らかな白指の絡む恋人つなぎとなるならば、こちらはその細腕に豊乳を押し付けるように身を寄せるなんて大胆な所作を見せる。
雪のチラつく肌寒い夜という事もあり、人気の見られない夜道だからこそのただの友人にしては距離の近すぎる恋人めいた妖しい密着。
「―――ん? そう、ですけど……?」
街路に薄く積もった新雪上、さくりさくりと足跡を刻みながら問に答える。