2018/01/05 のログ
アゲハ >  
「……えっと、執事さんたちはいつもああなんですか? その、距離を置かれてる、とか?」

退屈。生まれた時からお金持ちだった人は、心が渇いているとか噂話か何かで聞いた気がする。目の前の女性も、こう明るくふるまっているが、そう、なのだろうか、なんて。好奇心を抱いたからか、そう尋ねた

マリー >  
「そうそう、そんなかんじ。
 まるで死人みたいよね♪」

くすくす笑みを浮かべて答えを返す
冗談で言っているようにも見えるが、愉しげに話しているようにも見えて

「お食事の後でも良いから、お返事を聞かせてね♪
 良い返事じゃなかったら帰りの馬車を用意してあげない、なんて意地悪はしないから、安心して♡」

アゲハ >  
「えっと、まぁ、その言いえて妙というか。どちらかというか、人形さん、みたいな感じだと思います」

失礼かもしれないですけど、なんて。きょろきょろしつつ。
聞かれてたらヤダナァとか思ってる表情で。

「は、はい……でも、ほんとうにいいんですか? もし首を縦に振ったら、その見ず知らずの人をそばに置く感じになりますけど――その……」

マリー >  
「(どっちも正解なんだけど)」

人形、と評した少女をにこにこと笑顔で眺める

「うんうん♪
 さっきも言ったけれど、お話相手がほしいなぁ、ってずっと思っていたの。
 今日はこうやって、お花を買ったついでにお喋りしてもらったから、本当に楽しい時間だったのよ?」

当然、その先も考えていなかったわけではないけれど

やがてドアがノックされ、深く一礼して侍女が湯浴みの準備完了を伝える

「それじゃあ、湯浴み場まで案内してあげるわね。
 無口なお手伝いさんだけと一緒じゃあ、寂しいでしょうし♪」

アゲハ >  
「あ、えっと。だったは、そのですねっ、まだ早いです!! お金もらってるわけですから、ちゃんと、満足していただくまでお相手しますっ」

あっついですね、この部屋! なんて。勢い余っていったついで、恥ずかしくなったり、お香の効果やらなんやらでぽっぽとしてきて――

マリーから見たら、熟してきているように見えたかもしれない。

「あ、ちょうど汗かいてきた頃だったので助かります……よ、よろしくおねあいします!!」

隣に立てば。汗をかいたというのに、芳醇な甘い香り。
汗の独特の匂いが一切しなくて――むしろ、欲情を誘うような
そんな――

マリー >  
「真面目なのね、そういうところも可愛らしいと思うわよ」

すっと立ち上がれば、その肩を抱いて部屋の入り口へと促す
ふわっと香る、甘い香り

花を買ったときにも感じた、甘い、甘い…人を狂わせるような香り

「──ふふ、それじゃあ…いきましょう♪」

細めた瞳の奥に怪しい輝きを讃えながら、少女と共に部屋を後にし
湯浴みの場へと向かうのだった───

ご案内:「港湾都市ダイラス・ゲーゼルリングの屋敷」からアゲハさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス・ゲーゼルリングの屋敷」からマリーさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 廃屋街・自宅」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「ただいま」

まぁ、誰もいないだろうが、一応。
最近、なんとなく気配でわかるようになってきていた。
いつものように入り口の罠を外して、中にはいってからかけ直す。
ここにすんでから、誰かが引っかかったという状況も見ないが。
だからといって、外すわけにもいかないだろう。こういう備えは大事なのだ。

キシリときしむ階段を上り部屋へ。
その手には、少し大きめの紙袋。

「んー…どうするかな」

ブレイド > 袋の中は二種の服。
年末に受けた依頼でもらった報酬は驚くほどの大金だった。
故に少し貯金を崩しても問題なくなったのだ。
その金でかねてから約束だった服を買ったのだが……。

「んー」

さり気なく置いておくか…隠しておくか…。

ブレイド > 「ひとまず置いとくか」

自分の荷物置き場に袋を置いておく。
というか、女物の服を一人で買いに行くというなかなかの苦行を行ったため
全身が悲鳴を上げている。
引きつった表情を続けていたせいか、悪い目つきが更に悪くなっている。

「二度といかねぇ……」

目元や広角をグニグニともみほぐしつつ、ベッドに寝転がる。

ブレイド > そういえば、追跡警戒も少し散漫になってたというか…
まぁ、好んでつけて来るやつなどいないだろうか。
自分のミスで少女に累が及ぶのも避けたい。
それに、せっかく稼いだ資金を空き巣なんかに盗まれるのも癪だし…これは反省点としよう。

「ふへー…」

大きくため息。
だが、そうなったのも馴れぬことをしたせい。
洒落た服…と言うものを買ったのは初めてだ。
自分のものならば実用一辺倒だし。まぁ、多少色の好みくらいはあるが。

ブレイド > 久々に少しだらけている。
ベッドの上でごろごろー。
ここ最近はなんだかんだ、リラックスすることが少なかった気がする。
猫をもふもふした時くらいか。年末の仕事の余韻もすっかりなくなったし
そろそろ、仲間との依頼以外の簡易依頼による小遣い稼ぎも再開せねば。
大金が入ったからと言って…ひとまずの引っ越し資金ができたからと言って、お金はあるに越したことはないのだ。
ベッドに大の字に寝そべり、少しボロい天井を眺め、長く息を吐く。

「ふー……ひとまず、風呂…かなぁ」

少し面倒。

ブレイド > 人前ではわりと無理やり背伸びしたりしている感じがある。
素直になるにしたって、多少の強がりがあったりする。
だが、ひとり…周囲に誰もいないし、だいたい誰もこないような時は、こんなものだ。
大の字から転がって、ベッドにうつ伏せ。

「ふい…」

尻尾をパッタパッタさせつつ、耳をぺったり寝かせて
ゆったりとしている。
風呂を沸かさねばならない、でもめんどくさい。

ご案内:「貧民地区 廃屋街・自宅」にルナシイさんが現れました。
ルナシイ > 『ふー...』

いつものように自宅のベランダに到着。
一人ではないと実感する毎日だ。
世間では年が明けた...なんて話もチラリと聞こえた。
私には全く関係のない事だが、ブレイドはどうなのだろう。
そんな私でも、そろそろ考えねばならないか。

『戻った。...ん、寝ているのか?』

ガチャリと自室のドアを開けて、寝ている彼に話しかけてみる。

ブレイド > 「んお!?」

あわてて起き上がる。
口調からして、エイミの方か。

「あー、おかえり」

ベランダの方に向き直り、ひらりと手を振る。
ダラダラしていたところは……ぎりぎり見られてしまっただろうか。
ちょっと情けない。

ルナシイ > 『様子からして、寝そうだったな?クスクス...』

少しだけ彼の可愛い顔を見れた。とてもうれしい。
私を襲う時は、獣の様に凶暴なのに。
今は、猫がくつろいでいる様にすら見える。
だから彼が、大好きだ。またここに戻っても来てくれた。
少し安心した後に...

『私の夫になるのに、警戒心が足りないな?
 それとも...私がいない時はいつもそうなのか?』

からかうように、笑って。

ブレイド > 「いや、風呂の用意をしようかと、な…」

思ってはいた。思ってはいたのだが。
つい、ダラダラゴロゴロしてしまった。
と言うか、わりとバッチリ見られていたようだ。恥ずかしい。
頬をかきながらベッドにあぐらをかいている。

「悪かったよ。気が抜けてた
次はベランダに立つ前に気づきてぇがな」

少女の笑みには微笑みで返す。

ルナシイ > 『風呂の準備、か。私が帰るのを予想して?』

多分そんな事はないだろう。
元より、私と彼の家として扱ってる。
予想できるなら相当な勘がいるはず...なのだが。
冗談交じりで答えつつ、彼の行動をじーっと見つめ。

『...別に、謝って欲しい訳じゃないぞ?
 ただその...ブレイドのそう言う...その、見たかったからな。
 と言うより、だな。気配殺しているんだ。
 数回頑張る所じゃ見つかりっこないぞ。』

ちゃんと、今まで気づかなかった理由も述べて。

ブレイド > 「それもある…っていうのは冗談だな。
まぁ、そんなに勘がいいわけでもねぇし…
寒いし疲れたしはいろうかと思ったんだけどな」

そもそも風呂の準備が面倒になってしまったというやつである。
ベッドから立ち上がり、ちらりと荷物置き場においてある袋を見る。
さて、どう切り出そうか。

「ああ、そりゃそうか…
てか、オレのそんなとこ見てどうすんだよ」

確かに気配察知などできるなら、冒険者などよりもっといい職につけるだろう。
暗殺者とか。…よくはないか。

ルナシイ > 『なら、一緒に入ろうか?
 もう眠たいなら私が温めてやろう。
 ...おしゃべりでもいいぞ。』

好きな彼なら私は、大体指示に従おうと思った。
今日の予定は殆ど終わってしまった。
なら、じっくり過ごすのがいいに決まっている。

『専門ではないからな、すぐばれる。
 ...む?私は見てて楽しい。
 夫の色んな姿を見るのは、妻として義務だろう?
 それに、直接言えない行動なんかも...いや、何でもない!』

いかん、言い過ぎた。
別にストーカー行動をするわけではない。
食べ物の好き嫌いとか、何がいいのかとか...。
そんな感じだから察してほしい...のだが。
頭一杯になりつつも、流し目で。

ブレイド > 「直接言えない行動ってお前…
えーっと、例えば?」

ここではしたことはないが
さすがに自分で慰めているところなんかは見られたくはないのだが。
そうでなくても、だらけてるところやだらしないところは恥ずかしいし。
まぁ、言いたいこともわかると言えばわかるが。
ルナシイやエイミのそういう姿は、正直みたい。

「んー、風呂でもいいけど…その…えーっとだな…
風呂の前にちょっと座れって」

立ち上がって紙袋をもって再び座り直し。

ルナシイ > 『うっ...その...自慰行為とか...
 あとは...えっと...こう、猫みたいに丸まってるとか...
恥ずかしい!言わせないでくれ!』

かーっと顔が赤くなる。
私の趣味と言う訳ではないが、見たい。
いっその事、直接お願いしてしまおうか...?

『ま、その話は後でだ...。
 それで、なんだ?風呂の前にする事があるのか?』

彼から話題を持ちかけてきた。
少しだけ表情を戻し、気持ちを落ち着かせる。
真剣な話かもしれない。

ブレイド > 「さすがに見せれるか!そんなもん!
いや、丸まってんのは…まぁ…うん……
さっきみたいに油断しちまえば見られるかもしんねーけど」

エイミに合わせてこちらも頬が赤くなる。
恥ずかしがっているエイミは可愛らしいが
さすがに自身を慰めてる姿は情けなさすぎる。

「することっつーか…みてほしいもんっつーか…
えっと、前約束してただろ?その、服…」

少しぶっきらぼうに紙袋をさしだす。
少女のサイズを大雑把にしか知らなかったせいで、結構苦労したのだがそれはそれ。

ルナシイ > 『も、もう...ブレイドったら...』

恥ずかしい顔をしている彼が可愛くて素敵だ。
触って、頬の温度を確かめたくなるくらい...。
後でお願いしよう、本当に。

『...え?ほんとうに、ふく、を...?
 あ、あっ...いいのか...?
 おかね、かかったんじゃ、ないのか...?
 わたしの、ために、がんばって...?』

さっきの恥ずかしい表情とは真逆の様子。
悲しい顔をしている様に見えるが、それは嬉しい表情にも。
私自身はプレゼントをもらった事がない。
そもそも、人に好かれていなかった。
どんなことをしても...しなさすぎても...。
存在だけ邪魔だった、そんな感じ...。
そんな私が貰ってもいいのか...?

複雑な思考が絡んで、ますます表情は泣き笑いで。
とにかく、私は今混乱しているのだろうな。

ブレイド > 「へんなことはいってねーだろ…
ったく、それに…お前らがいるなら自分でなんてしてらんねーだろ」

魔力供給も含めてだが
この少女たちはわりと欲しがりなところがあるので。
そういうギャップも可愛らしいのだが。

「金はその、前の依頼で結構はいったから気にすんな。
それに、約束したしな。
でも、さすがに…センスの方は期待すんじゃねぇぞ?
女物の服なんて買ったの初めてなんだからよ…
ってか、泣くなよ…泣かすために買ったんじゃねぇぞ」

エイミの胸に押し付けるように紙袋を渡す。
エイミとルナシイの二人分の服。

ルナシイ > 『そ、そうか...うー』

無理やりにでもしてもらおうか...。
いや、ダメだろうか...。

『だってぇ...だってぇ...。
 うんっ...開ける...ブレイドが選んだんだぁ...
 センスなんてしらない...貰えるのがうれじくて...』

中身が何だろうと、夫...ブレイドから貰ったものだ。
センスが最悪なんてことはない。
慎重に、選んできてくれたのだろう。
サイズだって私達に聞かなかったはずだ。
...私は本当に幸せ者だ。そう考えながら、開けてみる。

ブレイド > 「オレだって、その…羞恥心?っていうのか?
そういうもんくらいあるって」

だが、そういう反応には割と弱い。
好意を持つ者から頼まれたら断れない性質もあって。

「喜んでもらえたなら何より…
まぁ、ダメそうだったら衣装棚の肥やしにでもしてくれ
その…いちおう二人にあうようにと考えはしたけどよ」

エイミの服は、きっちりとしたやや暗色多めのトップスに同色のスカート。
スカートはそれほど広がりを持っていないがタイトというほどでもない
座って本を読むのにじゃまにならない程度のものだ。装飾は控えめではあるが、地味ではない。

ルナシイの分は、ややふわりとした可愛らしいデザイン。
華美ではないか、丁寧な加工の施されたワンピース。

ルナシイ > 『そこが見たく...が、がまんする』

中々の強敵の様だ。
...でも諦めない。後でしてもらうもん。

『ありがとう...ふふ、少し特技を見せてあげよう。
 どうだ。一瞬で着替えて見せたぞ。
 ...それでな、どうだ。似合っているか...?』

服のサイズは少しゆとりがあり、長く着れそうだ。
ブレイドが頑張ったかいがある。普通に尊敬してしまう。
服のセンスは私よりあるのかもしれない。
...ああ、いいなぁ。

ブレイド > 「無駄撃ちしちまったらもったいないだろ
それに…お前だって恥ずかしいとこ見られたら困るだろ?
便所ノックせずに開けられたりしたら困るだろ?」

一応の説得。
こう見えて、彼女たちは頑固なのだから…。
おそらくは通用しないと言うか…

「うお?早着替え…いや、魔法かなんかか?
……おー、いいじゃねぇか
考えたかいがあった、っていうか…着づらいとかそういうのはねぇか?
サイズとか割とテキトーだったんだけどよ。
へへ、似合ってるっていうか…似合っててよかったぁ」

心底ホッとした。
自分の選んだ服を着て嬉しそうなエイミの姿。
思わず満面の笑みで頷いてしまう。
買ってよかった。

ルナシイ > 『...ブレイドのは、有り余る位には出せるだろうに。
 私か?...恥ずかしいが、見られたのがブレイドならいい。
 それは困るが...そう言うなら、見たいのか?』

正直、彼なら何度でも出せるんじゃないだろうか。
今まで、精液ボテのレベルまで出されてる。
所々記憶がないくらいには激しいのだ。

『ただの私の特技だ。
 ルナシイには、しっかり言っておくから安心していいぞ。
 ...そうか、似合っているか。嬉しいな。
 着やすい上に、好きだぞ...このデザイン。
 私が来ている姿を想像して、買ってくれたのか?』

ニコニコしながらも、ブレイドを攻めてみる。
彼は私のこの服を着る光景や、姿を考えたはず。
しかし...彼の表情は正直だ。
...ありがとう、と心の中で答えてあげた。

ブレイド > 「まぁ、そりゃそうだけどよ…。
う、ぐ……見たいって言ったらいいのかよ
ばかやろー…」

エイミやルナシイのそういう姿が見たいかと言われたら、正直に言えば見たい。
みたいがさすがに言うわけにもいかない。さすがに引かれる。
自慰はともかく、後半はさすがに見たいなどと言ったら怒られるやつだ。

「まぁ、そりゃ…似合うかなって思いはしたけどよ
気に入ってくれたなら嬉しいぜ。
女の服買うなんて初めてだしさ、ここまでにあってんなら
オレの見る目も捨てたもんじゃねぇっていうか…」

さすがに照れるが、それよりも嬉しいが強い。
綺麗だ。
思わずエイミの耳を撫でようと手を伸ばす。

ルナシイ > 『うむ...夫に見られても問題はない。
 私はブレイドの妻になるのだぞ?
 要求に答えれなくてどうする...♡』

見られながら、するのは中々いいのかもしれない。
そう思うと、体が少し疼いてきた気がする。
やっぱり、私は...。

『本当に、ありがとう。
 大事にするぞ...とりあえず戦闘には着ない。
 ブレイドとお出かけか...家にいる時だな!』

くるくる回りながら、体の動きを確かめる。
異様なまでに、体にフィットする。彼の見る目は本物だろう。
それと同時に嬉しがっている彼がいい。
手で撫でているのは照れ隠しだからだろうか。

ブレイド > 「イヤなことはしなくていいんだけどな…
とくにその…さすがに便所に踏み込むなんてのは…な?
てか、少し顔赤いぞ?」

耳にかかる髪をかきあげるように撫でて
エイミの頬に触れる。
自身の発言をごまかすようではあるものの。

「まぁ、見た目はいいかもしんねぇけど
普通の服だしな。
防御能力はお察しだしよ。
まぁ、その…用事はそんだけ、なんだけどな」

くるくると踊るエイミの姿は息を飲むほど可憐で。
思わず抱きしめたくなるが、それも忘れて眺めてしまうほど。