2018/01/03 のログ
ご案内:「路地裏」にユエルさんが現れました。
ユエル > (とある買い物の帰り。いつも通りの普段着で外に出て、目的のものを見繕って、少々暗くなってしまった夜道を辿る。その帰り道。少し近道をしよう、とばかりに少女はその足をふらり、と路地裏に踏み入れた。通るにしても少しだけ。何かが起こることなんてないだろう・・・無意識に 自分は大丈夫 そんな慢心を胸に少女は路地裏を歩く。 ――そんな中、耳に届くのは何かの物音。奥手でありながら、好奇心は人並み以上にある少女。なにかしら・・・、とその物音を確かめる為にその音の方に近づいた時、少女は見た。
――下卑た笑い声をあげる複数の男性。それに取り囲まれた一人の女性。辺りには濃い性臭が漂って、響くのは肉のぶつかり合う音と淫らな水音。そして、甘ったるく、喜色さえ混じっているように聞こえる女性の嬌声・・・。そう、つまりは路地裏に一人の女性を連れ込んで、それを集団で犯す複数の男性・・・そんなものが、この路地裏にて引き起こされていた。)

――ッッ・・・!

(思わず、息を飲む。声を出せば彼らにばれてしまう。ばれてしまえば、ロクな未来なんて待ってないだろう。けれど、その視線はその光景に釘付けに。足も目もその場に釘付けにされたように、その場から動けず、視線はその現場に縫い付けられていた。)

・・・っ!

(だめ、だめ・・・逃げ、なきゃ・・・! そう自分に言い聞かせ、強引に身体を動かす。彼女を助けるような力もない。それに・・・知った顔でもない。私が危険を冒してまで助ける義理は・・・彼女には悪いけれど、なかった。それに・・・彼女、幸せそう、だった。気持ちよさそう、だった。その声に悲壮感はかけらもなく、ただ極上の幸せを味わっているような・・・そんな、声で。 けれど、この場にずっといてはよくない。とにかく、よくない・・・!そう言い聞かせ、息を潜めたまま、逃げるようにその場から走り去った)

・・・はぁっ、はぁっ・・・!

(そして、辿り着いたここは・・・どこ、だろうか。思わず逃げなきゃ、という思考のみが先行して何も考えずに走り去ってしまったけれど・・・壁に背中を預け、息のあがった身体を休めて・・・そして、何気なく、そっと自分の太腿に指を滑らせて)

・・・やだ。濡れ、てる。

(あの光景を眺めていたのは何分程になるだろうか。けれど、事実として残るのはあの光景を眺めて、興奮してしまった・・・ということ。心臓はどくん、どくんと高鳴り、身体もどこか熱い。あの光景を眺めて、この身体は浅ましくも興奮してしまっていた。)

ご案内:「路地裏」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > (軽い足音、女性の走る声。そんなものを聞き咎めて男は路地裏を覗いていた。珍しくもない、女が何かに追われて逃げることなど。だが、足音が一つだけというのが興味を引いた。覗いた先には息の上がった女性が一人。何をしているのだろうと観察していれば、独り自慰めいた行為を初めているように見えた。乾いた唇を濡らすように舌なめずりをする。ほかに人気はない。さて……とりあえずは姿を見せてみるかと、大通りへの道は塞ぐようにして近付いていく。何気なく通り過ぎるような仕草で歩いて近付き。壁に手をつくようにして、声を掛けた。) 

こんばんは。こんな場所で、一人かな。

(強引なナンパ行為の所作で遠慮なく、じろじろとその格好を眺める。太ももを撫でていたなと、長いスカートで、それはとても目立った。隠すこともないと言葉を選ぶこともせずに浮かんだままを口の端に乗せた。さっきの所作を見ていたぞと強調するように耳元に口を近づけて、男の手が彼女がやっていたようにそこに伸びていく。拒まれなければ遠慮なく弄るだろう。)

綺麗な太ももだ。見せてもらいたいな。

ユエル > (そのまま観察していればそのまま本格的な自慰を始めていてもおかしくはなかっただろう。人目はない。そして、この体はあの現場を眺めて昂ぶってしまっていた。家まで・・・待てない。そう認識して。
けれどそれは人目がないからこそその行動に出れた。そこに声をかけてくる男性、なんて人目が現れればその手は止まる。人前でそんなことを出来る程羞恥心は捨てきれていないからだ。既に何度も見知らぬ男に痴態を晒し、犯された経験があろうとも、自分からその痴態を晒す勇気は、少女にはなかった。)

・・・あの、その・・・いえ・・・。

(人見知りかつ、口下手な少女は彼の言葉にきちんと返事をすることが出来ずにいた。ただでさえ外で自慰にいたろうとしていた、という引け目がある。余計にしどろもどろな応答となっただろう。)

そんな、人様に、見せる、もの・・・では・・・っ!?

(そんな自己評価の低さから起こる謙遜。そんな言葉を彼に投げかけながらその手を止める為に抑えようとして。けれど、その手指はあまりにか弱かった。その辺の町娘の方がよっぽど力があるだろう。であれば、鍛えられた彼の手を止めることなど少女には出来ず。彼が欲望のまま手を伸ばすのならば、それは布越しに少女の太腿へ至るだろう。)