2017/12/03 のログ
ご案内:「カジノ内の個室」からセイン=ディバンさんが去りました。
タピオカ > (カジノの夜はふけていき――)
ご案内:「カジノ内の個室」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「平民街娼館通り」にエンジェルさんが現れました。
エンジェル > 短くなった日も落ち、長くなった夜の始まる時間。
仕事を終え家へと帰る男たち、そして、彼らの帰宅を待つ家族。
だが、ここでも女が男を待っていた。
ぞろぞろと帰ってくる男達、そして、彼らを出迎えるのは仮初の愛をひさぐ女達。
宵の口、もっとも賑わいを見せる時間でもある。
もう少しすれば通りにいる男女のほとんどが建物の中へと消えてしまのだから。
そして、ここにもまた、ひとりの女が今夜愛してくれる男を待っていた。
女……と言うには少々若すぎる……が、その経験と技巧はそこらの女ではとても及ばない。
一晩で一月の稼ぎが消えることもあるほどの高級娼館『天国への階段亭』、その飾り窓の前に置かれた椅子の上に両足を投げ出して無邪気な笑顔を浮かべ、その異質な存在感を発揮していた。
通り過ぎる男達ひとりひとりへとにっぱーと満面の笑顔を向け、最大限の愛想を振りまく。