2017/10/05 のログ
■リス > 「ふぅ。」
人も少ないし、セールを始めたとしても、時間が時間なものだ。
すぐに客はいなくなる。
まあ、これは今のところ宣伝のようなものだすぐに効果があるとは思えない。
あとはこれからお客様が噂してくれれば直ぐに広がって、くれるだろう。
だから、今はこれで様子見することにしよう。
色々とお客様が来ることを予想し、いつもよりも少し在庫を増やしておこうかしらと呟いて。
とりあえずは、一旦一階に戻り、注文を修正しよう。
何かあれば店員が呼びに来るであろうから。
■リス > 今宵は何事もなさそうだし。
特に自分が対応が必要そうなお客様もいなさそうである。
時間も時間であるし、そろそろ上がったほうがいいだろう。
明日も仕事があるのだし、と少女は軽く息を吐きだす。
「じゃあ、あとは任せるわね。」
訓練している彼女らは立派な戦力である。
掃除も販売も、色々と任せて大丈夫であろう。
少女は彼女らの返答を聞いて満足そうにうなづいた。
そして、支度をして、大事なものは金庫にしまい込む。
そして、今日も店を後にするのだった。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
■リス > 昨日の夜、割引セールを実施。
今日の客の入りはまずまずと言った所だった、と少女は日誌に書き込む。
昨日の今日という話でもあるし仕方がないとも言えるだろう。
この話題が浸透すればお客様も増えてくると思われる。
それはそれとして。
少女は店内がよく見える事務所の入口からお客様の動向を眺めることにする。
もう少ししたら見回りにも出ようとは思うけれど、日誌など、引継ぎのため業務がもうすぐ終わりそうだから。
サラサラとペンを走らせて。
自分の対応が必要なお客様はいらっしゃるだろうかとか、そんなふうに考える。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にアッシェさんが現れました。
■アッシェ > 暫く影に引っ込んでいた本来のお勤め人的な事をしていたのに、
少女の影からゆっくりと影だけがゆるんと蠢き、黒っぽい何かがずるりと形を成して出てきた。
瞬く間に人の形をなし、色も影から脱して人の也をしたかと思うと、
日誌を書いている少女の後ろからするっと首に腕を回す感じにしな垂れる小悪魔一匹。
脳髄蕩けさせる位の甘ったるい声が少女の耳元を柔らかく囁く様に語り掛ける…
「…旦那はん、うちの手伝い入りはん?」
一寸流し目的に目を細めて 少女の出方を待つ少女より幼いなりをしたその存在。
他の奴隷達とは違う露出度の高い格好をして奴隷でもないそれは。
■リス > サラサラと、ペンを走らせる少女の背後から出てくる存在。
気配とか、そんな物を認識できるわけではないので少女はペンを走らせ続けるも。
背中から、抱きしめられる感触と首に腕を回される感触。
耳元に甘く濡れた暖かな吐息と声。
「っひゃぁうっ!?」
驚きに思わずびくりと痙攣する。
直ぐに声の主を把握すれば、大きく息を吐き出して深呼吸して落ち着く。
「もう、驚いたわぁ。
んー。手伝い……幾つかお願いしたいことはあるんだけど。
その前に、竜雪は?ねちゃってるの?」
振り返ればいるのは自分の嫁。
体を振り向かせて抱きしめて、ちゅ、と唇にキスをしてから問いかける。
ふたりの娘の世話は普段は彼女がになっている。
珍しいわ、と思いながらも、自分の妻に問いかける。
■アッシェ > 普段は影に居たり、裏方で勤めをしていたり、表立ってはお勤めをほぼしない。
あくまでも護衛として、妻と言うか嫁として夫を立てる身として振舞っているに過ぎない。
なので 表立ってくるのは 旦那はんである少女が一人で(傍から見て)いる時に限るのだ。
あくまでも 嫁として表である店に出て来る事は稀。出てきたとしても影の様にいる位か。
盛大に驚いてくれて、その様子にくすっと笑みを浮かべて 振り向きざまに唇にキスを返されれば、
あら、といつもの挨拶とばかりに此方からもキスを返す。尚、声は演技ではない素のもので性質が悪い。
「影に徹するのは うちの十八番なん。
何なりと うちに 任せんなさん?竜雪はもう時間も時間やし ねんねしはるえ?
久方ぶりの旦那はんにご奉仕しはっても ええんとちゃう?」
娘は人間でいうと外見は3歳の黒髪黒瞳の竜の角と尻尾の生えた幼女だ。
まだ人に為ったり竜になっていたりと世話しない。何時もなら子供とセットだけど、
背負っている風でもないので 二人の部屋に揺り籠を持ち込んでそこに寝させたりと割と子煩悩発揮中だったりする。
でも 基本 一緒に居る事が多い。
こう少女に甘える様な仕草をするときは とある「サイン」だったりもする それは。
■リス > 最初の契約は護衛だったし、影に入っていつでも守れるというので表立つことはあまりなかった。
今、自分は一人事務所にいる状態なので、ほかの店員が呼びに来なければ誰かが来るということはあるまい。
彼女自身はこういう商売ごとに関しては興味が薄いのだろうとも思い、少女は彼女にとやかく言うことはない。
手伝ってくれる時は、とても嬉しく思えるけれど。
キスをして、キスを返されて。
甘ったるい声で擦り寄ってくる彼女を抱きしめて頬ずりを。
「そうね、いつも守ってくれてありがとう、アッシェ。
竜雪はもう寝てるのね、ふふ。今度遊んであげないと。
さて、お手伝いの話だけど。
今書いているのが終わったら売り棚の点検するんだけど、足りない物を持ってくるための力仕事お願いできる?
一緒に私も倉庫まで行くから。」
未だに指をくわえて寝る娘を思い出して。
力加減がうまくできず、遊ぶのも恐る恐るではあるけれど。
片親として遊べるときはスキンシップも合わせて遊んでいたりする。
こちらも、子煩悩は負けてないと思われる。
「ふふ。もう。」
少女は甘えてきた彼女を抱き寄せて。
優しく頭を撫でてあげる。
彼女のほうが長く生きているはずなのに。
でも、母親のように彼女を抱きしめ頭を撫でる。
多分、外見の年齢に、引っ張られているのだろうと。
■アッシェ > 護衛をする前は暗殺者紛いな事をしていた。詰り裏方が大好きな引きこ…いや、竜だった。
こう商売するほど手先は細かいかも知れないが、お頭的な問題では恐らく問題が生じる。
商売に向く性格でもないしそもそも商売そのものに興味が薄かった。ただ、そのものな興味なくても手伝う位は出来る。
一頻り甘えたり抱きしめたりされたりと繰り返してから、
ゆっくりと離れるだろう、此の間毎度の事ながら数十分。いつまでも新婚夫婦の様な熱々ぷり。
「いつもの事ですから。
たまには 抱きしめたりしはると 嬉しがるやろ。
最近 字を憶えてきはったから 何か教えてみはったらどうやろな?
ほな、お勤めしますか。重い物でええんな? やりましょ。」
指くわえたり 寝相だけはいいので たまに毛布にくるまって丸くなっていたりと
行動行動が可愛い娘だが、識字も出来るようになってきたので 商人に育てるのなら 己は難しかったが、
数字なりを教えてはどうかと親ばかを発揮し始める。遊びの中に勉強も混ぜてみたいと。
…暫く サイン の如く 甘えていたが、
オシマイとばかりに また離れると倉庫のある方へと歩き始めた。
■リス > 彼女の前の仕事も聞いたことがある、あるけれど、それでも護衛として雇った。
暗殺とかそんな血腥いことはリスにとって今は必要がない。
そもそも、商人はお客様を暗殺するものではありませんから。
興味のないことを無理にお願いするものではない、興味があるなら手伝ってくれればいい。
むしろ、専業主婦であっても、養えるぐらいの蓄えはあるのだから。
甘える少女を優しく撫でて、抱きしめてのんびりとした時間を堪能する。
可愛らしい少女が甘えてくる仕草に少女は微笑みを深くする。
「それでも、感謝してるんだから。
ええ、お母さんと同じく甘えん坊だしね?
何かを教えるのは、まだ早いかな、興味を持った時に興味を持ったものを、でいいと思うの。
そうじゃないと勉強を嫌いになってしまうかもだし。
ただ……そうね、少しずつ教えていくのはありかしら。
ありがとう、じゃあ、行こ。」
時折、遅くなって帰ると寝てることが多い。
寝てる時に頭を撫でると可愛らしいし、普段起きてる時も十分可愛い。
幸せになって欲しいものねと、少女は笑う。
勉強は混ぜる程度ならいいか、と。
そして、持ってもらうものを指示するために、少女も連れ立っていこう。
■アッシェ > その当時は 目立つ暗殺者という謎の宣伝状態だった。本当に目立つ色合いをしていたのだ。
その姿は今も健在であり、時々 商人の妾?風に振舞う際に姿を現す際に浸かっている。
なまじ商人である少女より目立つのだ、色々と恨まれ事も多い商人の盾になるべく振舞う際には
目立った方がいいのだと、外見に引っ張られやすいのか竜はその際は尊大に振舞うのだ。
護衛なのに 最近 給金は頂いていない。っていうか妻なんで必要な分以外は使わない。
倹約的に振舞ったり、金銭的というか他の事で補える部分は補った身としては、目下 子供を育てるのが第一優先。
「…ぬ。あかん?そか。あかんかぁ、旦那はんがそないに言うなら 諦めるえ。
あ、
今度は うち 花柄の布地が欲しいわあ。
竜雪の服に使いたいん、だぁめ?」
まだ 娘は 完全に人の姿を取れない、角と尻尾が健在なのだ。
王都で暮らす分には 大手を振って過ごせられない。かといってまだ一人でどうこうはさせていないので
大きな問題にもならず 基本 竜と子はセットなのだ。
間違っても 歴戦の古竜に喧嘩売ってくる阿呆はそう多くはないし。
倉庫はそう遠くもない すぐにつくだろう。
■リス > しかし、少女は彼女が赤い姿になっていることを殆ど見たことがない。
自分の趣味が黒髪というのもあるのかもしれないけれど。
たまには、その赤い髪の彼女も見たいなあ、と思うときもある。
彼女の変化の理由を詳しくは知らなかったりもする。
そして、給料に関しては。
彼女の名義でちゃんと貯めてある、欲しいと言うならいつでも渡せるように。
今は、娘を育てるのに忙しいだろうから、必要な時には渡そうと。
「もう少しだけ、待ってあげてね。
ええ、花柄の布ね?
倉庫にあるから、気に入ったのをもって行っていいわ。」
布地のおねだりにはすぐにうんと言う。
布地のお値段は覚えるし。
自分で買って、お金はお店に入れれば問題はない。
竜雪がちゃんと人間の姿になれれば、お友達も作れるのだろうけど。
その辺どうにかしないといけないかしら、と考える。
倉庫に到着。
倉庫は、店の裏に有り、品物の数もあり、かなり大きい。
ここで足りない分は別のところにある倉庫からもってくる形となる。
「さて、とまずは……」
少女は彼女とともにお店のお仕事を始めよう。
■アッシェ > 一寸前に 旦那はんに言われているのだ、目立ってどうする と。
護衛で雇われた当時に言われた言葉であったので 標準で 黒で過ごす事にしたのだ。
基本的に 気分の問題であり 黒は小悪魔的に 赤は尊大に竜としてふるまう際に変化する。
理由としては しょぼかった。こんな理由にならない理由は聞かれたとしても深くはないからどうしようか。
竜は貯め癖が半端ない。彼女に護衛として雇われる以前にたらふく貯めているのもある。
貯めて使う風は…日々の生活の為と娘の為と家族の為と…それ以外に使わない。
貰っても貯めるだけなので、旦那はんから貰う給金の行方は聞いていないのだ。
お金よりも旦那はんと娘が宝なので 興味が薄かった。
何より 自力で作ってしまう為に。
「嬉しいわあ。キモノが作れる。
お勤めの間に縫って着させたいわあ。ええ柄あったら 少し貰いましょ。
…あ、旦那はんにも えーの作りはるから 安心して」
ニヨニヨ そこは忘れない。娘は大事だけど旦那の事も大事。
忘れてはないと言わんばかりに 笑みを深める 一応 嫁。
娘の事はさておき 倉庫は大きくて広い。
灯りの魔法はついている風なのだが 足りない気がする。
囁く感じに 息を吹きかけて ファイアブレスをほんの小さく出すと、その辺にあったランタンに付けて灯そう。
倉庫のお勤め…さてさて。旦那である少女の指示を受けながら勤め始めるのだ。
■リス > 目立つのは影武者という形がいいのだけど。
似てなければ意味がないし、護衛を連れまわすのは圧迫感もある。
なので、目立たないようにとお願いした、まあ、自分は王族でも貴族でもないのだし。
彼女の貯金量はわからない。
でも、お金を払わないのは商人としての沽券に関わるので、給料自体は出しているし、それは伝えてある。
たぶんきっと彼女の貯蓄の中にふえているのだろう。
「キモノ、作ってくれるの、ありがとうね
あ、そういえば、タタミだっけ?
あれ、どこに置けばよかったのかしら。」
前に頼まれた、和室とやら。
それの準備が出来たのを言うの忘れていた。
彼女の指示に従い奴隷に設置させないとね、と。
伝えておくことにした。
「ありがと。」
渡されたランタン、それの火を調節してちょうどいい大きさにしてから。
少女は、彼女とともに倉庫を探し荷物をもって品出しするのだろう。
■アッシェ > …忘れていた。旦那そっくりに変化できるスキルを保有している。
変化自在というスキルなのだが あれは 見た目だけだ…使えなかった。
影武者っていうのなら 中身も似ないとならないのだが 中身までは似せられない。
つまり、外面だけならそっくりには出来るが それまでだったと。ぶっちゃけ喋ると バレるし。
貯金量?見渡す限り 金の山とかあります。
でも一寸言えないところに沢山死蔵してます。貯金したまま使う用途が見いだせないまま、
今後も増える予定だ その金の山。時々家族に使うものの山は減らない…。
「タタミ、あ、リビングルームの一角でお願い。
折りたたみワシツを頼んだのだから リビングの一角使えればええかな、て。」
折りたたみ和室というので 何処でも組み立て何処でも設置して茶を楽しむ、それが夢だったと。
ワビサビが果たして浸透するのかは分からないけれど 茶葉も茶器もあるからさっそく旦那はんに頼みたい所。
今夜は 旦那はんと 倉庫で お勤め。
その後 今夜は遅い事もあってか 平穏だったかもしれない。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からアッシェさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。