2017/07/13 のログ
ご案内:「武器屋「ネストオブクロウ」」にチューベローズさんが現れました。
ご案内:「武器屋「ネストオブクロウ」」からチューベローズさんが去りました。
ご案内:「武器屋「ネストオブクロウ」」にツールさんが現れました。
■ツール > 平民地区に存在する武器屋ネストオブクロウ。
店の中に存在するのは犬と店主と武器のみである。
■ツール > 夏の到来とともに訪れる熱さ。
店の中では団扇のようなものでぱたぱたと体を仰ぐ巨漢の中年男。
男の足元にいる犬は水を張った桶に体を沈め涼をとっていた。
ご案内:「武器屋「ネストオブクロウ」」にアリアンさんが現れました。
■ツール > 「まったく。 俺より涼しそうだな。」
舌で水桶の中でくつろぐ犬を見やれば男はやや悔しくもなり、靴を脱ぎ、その桶の中に足を沈める。
ズボンの裾が水を吸い込みやや重たくなるが、男は気にしないことにして。
ようやく一息。
■アリアン > 普段ならば、武器屋に縁もゆかりもないのだけれど。
あの夜の翌日、劇場仲間に「引退した傭兵の営む武器屋を知らないか」と尋ねて回り、ようやく突き止めた。
入って良いのか、入口の前で何度かためらい、思い切ってノック。
「ごめんください……」
舞台の上で堂々と張り上げる声も、今は少し遠慮がちで。
■ツール > 店を経営している男にとって初めての瞬間が訪れた。
それは店の扉をノックされることである。
一瞬自分の店はそんなに入りずらいのだろうか。等と少し考えながらも、男は聞き覚えのある声にどこか納得した様な苦笑いを浮かべると、迎えに行く代わりに言葉を返した。
「あぁ 空いているぞ。 入るといい。」
男は足が悪く迎えに行けば、相手を待たせることになる上、犬にじゃれ付かれているために容易に立ち上がることができない。
仕方なしに男は相手にそんな言葉を相手に向ける。
犬は犬で水桶からさっさと出ると、店主の代わりにお出迎え。 その体は水で濡れていた。
■アリアン > 中からの返答に、ほっとして口元を緩める。
ドキドキしながら、ノブに手をかけてそっと押し開けた瞬間。
「ツール、あの、来てしまいました…あら!」
尻尾を振った犬が、目の前でへっへっと愛らしく舌を出してお出迎え。
店の奥に座っている男に駆け寄りたいのもやまやまだが、犬にも限りない好意を抱いているわけで、おもわず身をかがめて頭を撫でようとした瞬間。
ぶるぶると胴震いをした犬の水しぶきを、盛大にかぶる。
「あっ……」
日頃の敏捷性を生かす間もあらばこそ。
水を浴びた白のブラウスは、うっすらと中の下着を透けさせて。
■ツール > 扉を開け笑みを浮かべた相手。
犬は大喜びでお友達の元へ。尻尾を振っていれば自然と水飛沫が店内に飛び…水桶も考え物だと思いながら、
犬を嬉しそうに相手をお出迎え撫でられるときに気になったのかぶるぶる。
「ふっ… おい。犬。 タオルをとってくるんだ。」
相棒にそう声を掛ければ、犬はワフと一鳴きして、ずぶぬれにした女性から離れパタパタと尻尾を振りながら店の奥へ。
「まぁ 何はともあれよく来たなこっちに来るといい。」
ハプニングで透ける下着姿嬉しいには嬉しいが、ドキドキ緊張する歳はとうに過ぎていたのかと、男はどこか物悲しい気持ちになる。
エロに対してもっと貪欲であった時が男にも確かにあった…。それを成熟と取るのか老いと取るのか。
等とどこかぼんやりと考え事。
■アリアン > 「もう、仕方のない子」
困ったように笑いながら、犬の頭をひと撫で。主の声に応じて奥に行く後ろ姿を見送り、改めて彼を見て。
「勝手に来てしまったのだけれど、よかったかしら」
さりげなく手で透けたブラウスを隠しながら近づき、身体をかがめ、暑そうに汗を浮かせた額に軽くキス。
あまりこの姿に動揺している様子もない…まあそうだろうなとどこか納得しつつ、身体を起こす。
青紫の目で男の隻眼をじっと見つめて。
「会いたかった」
■ツール > 「まぁ 犬も君が来てくれてうれしかったのだろう。」
困ったように笑う相手に男はそんな言葉を返しながら。
近づいてくる相手。 問われる言葉に小さく頷き。
「あぁ 問題は何も無い。」
傍らの杖を取ると、店とカウンターを仕切る板を上に開けた。
カウンターの中へと足を踏み入れる相手、見るのは先ほどまで犬が入っていたおけに両足を突っ込んでいる男。
そのまま近づく相手に男は腕を相手の腰に添え、額へのキスを受ける。
「寂しかったのか?」
こちらをじっと見つめる相手を自身の方に引き寄せ太腿の上に座らせようとする。
■アリアン > 近づくと、店とカウンターを仕切る板が上がり、二人を隔てるものがなくなる。
と、桶に両足を突っ込んでいる姿が目に入り、
「暑いですものねー」
と、うなずく。そういうこちらが汗一つかいていないのは、受け継いだエルフの体質の恩恵だ。暑いものは暑いと感じはするのだが。
「良かった。勝手に探しちゃったから、嫌がられるかと」
初めて踏み込む彼のプライベートな場。
一緒にいるだけで、少しドキドキする。
腕を引き寄せられ、太腿の上に横向きに座り、甘えるようにその分厚い胸に、こつんと頭をぶつけて。
「うん、とっても。一人で眠るのがあんなに寂しいなんて、知らなかった。ずっとそうしてたのに」
そして、額を摺り寄せ、彼の匂いに包まれてほっと息を吐きだす。
■ツール > 「あぁ 熱くてな。」
相手の言葉に男は愉し気にうなずき。汗をかいていないのを不思議そうに相手を見つめ。
「アリアンは 探偵にも慣れそうだな。」
男は相手の言葉に小さく笑いながら太腿の上に座る相手を軽く抱きしめ、自身の分厚い胸板に頭をぶつけて甘える相手。
男は拒むときもなく柔らかく包み込む様に太い腕で相手を抱きしめ、優しく背中を撫でていく。
「ふむ。 そんなに寂しい思いをしたのか… すまなかったな。」
男は相手の耳元静かに囁きかけ、一度応える様に抱きしめ相手に熱を伝える。
「今は落ち着いたか?」
■アリアン > 彼の不思議そうな視線に、少し笑ってみせて。
「あら、言ってなかった?私、半分エルフなのよ。父親がエルフなの。体質も彼に似たらしくて、耳もちょっと尖ってるし」
と、髪から左耳を出して、自分の耳たぶを軽く引っ張ってみせる。
「女の情報網は怖いのよ?」
軽く抱きしめられて、冗談めかせて笑い。
優しく背中を撫でられて、くふんと鼻にかかったような甘えたため息をもらす。
耳元に囁かれるだけで、何だかぞくぞくする。
耳を愛撫されたあの夜のことが嫌でも思い出されて、赤くなった頬を隠すように彼の胸に顔を埋め、小さくうなずく。
「少しだけ。もっとそばにいてもいい?」
筋肉に覆われた胴に腕を回して、自分の身体を密着させる。
濡れたブラウスは、二人の熱に当てられてか、半分ほど乾いてしまっている。
■ツール > 「小悪魔ではなかったのか…。 エルフにして控えめなのは母親に似たのか?」
耳を自分でひっぱる相手、高身長、胸も大きい。 等等男の中の勝手なイメージをついぽつり。
犬は戻ってくるなリ、タオルを二人の元に置き、
店の扉へ。
OPENの札をCLOSEに器用に変えると何かを察したかのようにハウスへ。
「それは本当に怖いな。 今度困ったことがあったらアリアンに聞いてみよう。」
男は相手の言葉に小さく笑い。
胸の中でころころと笑う相手は可愛らしい。
「次からは着替えを持ってくるといい… 朝ここから直接仕事場に行けるぞ?」
真っ赤になった相手の耳元男は相手にだけ聞こえるように静かに囁き、犬が置いていったタオルを相手にヴェールの様に掛ける。
「まぁ 俺の胸の中にいれば風邪を引くこともなさそうだがな…」
相手の濡れた髪をタオルで優しく撫でていく。
■アリアン > 「こ、小悪魔?そうね、身長とかは母親に似たかもしれない。エルフは背が高いし。で、控えめって」
と、目を丸くして、続く男の言葉にさらに目をぱちぱちさせる。彼の視線を追って胸を見下ろし、言わんとするところを察して微妙な顔で溜め息。
「あの…エルフが巨乳ってどこ情報かしら…そりゃ普通サイズですけどね」
傭兵時代に、巨乳のエルフ女性にでも出会ったのだろうか。人間と同じで、いろんなサイズの女性がいるのだが。
タオルを持ってきた犬が、札を変えてハウスにいく様を目を丸くして追い、感心して呟く。
「凄い、本当に賢いのね」
しかし、OPENをCLOSEにしたということは…と、男の顔を上目づかいにちらりと見上げる。それはそうと、閉店時間を犬が決めてしまっていいのだろうか。相棒だから、いいのかもしれないが。
「そんなこと言ったら、本当に持ってくるわよ?私、遠慮とかあんまりしないんだから」
静かな囁きに、酔いしれたように囁き返す。
髪を優しくタオルで撫でられるのを心地よく感じながら、鼻先を彼の胸にこすりつけた。開いた襟元から見える胸筋の谷間に、そっと口づけて。
■ツール > 相手が自分の胸を見れば…ため息一つ。
「何ってそれはまぁ 色々だな… エッチな本とか。」
どんな反応をするだろうか等と楽し気に相手を見つめ。
「当然だ。 俺の相棒だからな。」
個人商店の強みである。
こちらをじっと見つめる相手、男の太い指先が相手の頬を撫でながら髪を拭い。
「ふふ。 別に構わんぞ。ただ、アリアンの情報源に見つかるかもしれないがな…。
ちなみに、どう言って俺達を探したんだ?」
男の胸の谷間にキスを落す相手くすぐったさに小さく笑いながら、男は拭った相手の髪にキスの雨を降らせていく。
ふと気になった疑問。男は問いかけた。
■アリアン > 彼の返答に、ふむと少し考え込み。
「それ、今度、私も見てもいい?間違ってるところ、教えてあげる」
半分とはいえエルフ族なので、間違った知識が世間に広がるのは、阻止しなければと息巻く。
別に構わないとの心の広い申し出に、下着を買い直そうと決心する。
何ならちょっと刺激的なナイトウェアなんかも揃えてもいいかもしれない。喜んでくれるかどうかは分からないが。
頬を撫でられると、うっとりと目を閉じて。
髪にキスの雨が降ると、喉の奥で笑いながら、彼の胸にそっと唇を這わせる。
「どうって。もと傭兵の経営する武器屋を知らない?って。職場の子の中に、冒険者と付き合ってる子がいて、知ってたの。それでね」
と、軽く体を伸び上がらせ、彼の耳元で囁く。
「その人は私の身体にいろいろ教え込んだ人だって、ちゃんと言ったわ」
■ツール > 「ほう。 それは楽しみだな…」
相手の言葉に小さく笑い。
視線をやることはないが、デスクの下のエルフ物の春画でも見せてみようか…。
どんな本を相手に見せようかと楽しく考えながら頬を撫でれば、うっとりとした表情の相手が胸にキスを落としながら動作が下かを聞けば、続く言葉に楽しそうに笑う。
「ふっ…いい度胸をしているな…」
女性のそういった話が広まるのは確かに早い。
そして、相手の行動力に男は愉しく微笑む。
「ほう。 俺はまだ大したことを教えた気は無いんだが… どうせなら初めてを奪った人とかの方が刺戟的だろうに」
先日のことを思い出させるように耳元での囁きに項にキスを落し、囁き返す。ユックリと首を舐めあげていく。
背を撫でていた手、ゆっくりと相手のお尻に滑り、ごつごつとした指を沈める様に揉み始める。
■アリアン > 男の思惑も知らず、エルフもそんなに人間と変わらないんだけどねー、混血も出来るしなどとブツブツ言い。
「だって、そうしないと、いつの間にか借金取りを返り討ちにしたがってる、なんて話になりそうだったんだもの」
項に落ちるキス、挑発的な囁き。下から上にゆるりと首を這う舌に、記憶を蘇らせて、びくりと背中が震える。
大きな手が背中を滑り降りて、尻たぶを揉み始めれば、困惑したようにもぞもぞと彼の太腿の上で腰を揺らし。
「い、いっぱい、教えてくれたわ…耳、とか。私、耳が弱いなんて、全然、知らなくて」
はあ、と熱い息を漏らして、胸を彼の胸板に摺り寄せる。
「自分で触ってみても、何も感じないのに」