2017/06/24 のログ
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > さて、状況を整理しよう。
頭から水を被ったような姿、ぽたぽたと地面に水滴を零しながら、考える少女。
ここは無名遺跡の一つ、目的の何かの材料を求めてここに来た。
確か魔力の宿る植物とか何とか?名前も形も忘れた。
記していた羊皮紙は、水浸しになりインクが滲んで読めない。
で、奥まで来たところで地面が抜けて、ここに落ちてきた。
眺めれば滝が流れ湖の広がり、開いた天井から光が差すような巨大な空間だ。
周りに色んな植物は生えている、が…うん、どれが目的の物か分からない。

「………いっそ、全部引っこ抜いてしまえば良いか?」

少々苛立ちの見える少女は、ぼそりと呟いた。

タマモ > 「ふむ…」

軽く腕を組み、考える。
先程から、一応は羊皮紙に描かれた植物の形状を思い出そうとしているのだが…うん、無駄だろう。
距離が遠過ぎて、式神と思念を交わそうにも今の自分では消費が高過ぎて控えたいところだ。
…いや、あれだ…こういうのを任せるなら、魔力を感知するとかどうとか、そんなアイテムの一つ準備しておいて欲しかった。
羊皮紙一枚とか、頼り無さ過ぎだろうに…

結論。

「うむ、全部抜いてしまおう」