2017/05/04 のログ
ホウセン > 提示されたファールラインは、少しばかり物足りない所だ。
溜まりに溜まっている患者達なら兎も角、機材の手配のついでに自分も遊んでしまおうという邪な妖仙にとっては。
只、今は一定の譲歩を引き出せたことで良しとして。

「ふむ…牡の立場から、少しばかり注文をつけるかもしれぬが、それさえ承服してもらえれば是非ともじゃな。」

使い方次第では、拡大解釈の成立する余地を生む言葉を滑り込ませる。
手を伸ばせば触れられそうな位置にある、マジックアイテムと乳房。
妖仙が触れるのは、マジックアイテムの方。

「一発で毒気が抜けぬ輩には使うてやる事になるやも知れぬのぅ。
 発注品の中にそれを一つ追加じゃ。
 というか、儂も興奮してしもうたら何とする。」

銀髪娘の機嫌を上向かせる為の必要経費であり、実際に使い道が無いでもない。
ジト目で見返してやろうとするも、視線が顔より下にずり落ちるのは仕方の無い所だろう。

「さて、心の準備とやらが済んでおるなら――」

そう前置きし、魔映石と保声岩を作動させ…

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からホウセンさんが去りました。
トール > 「まあ、その程度なら良いよ。あまり無茶を言わなければね。」

少年の要求ににっこりと快諾し、宝石が取り払われた胸元を軽く撫でる。
営業が成功したことに気を良くしたのか、少年の視線を感じるドレスの胸元に指先を引っ掛け、ほんの少しずり下げて乳首ぎりぎりまで肌を晒した。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトールさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にトールさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」からトールさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にトールさんが現れました。
トール > 王都の片隅、メインストリートから外れた寂れた裏路地に看板を出す小さな魔法具店。
少し傾いた看板には『ビルスキルニル』の店号と共に『魔法具捜索、薬品作成等』『何でも承ります』の文字。
昼も過ぎた時間だと言うのにドアの横の窓から覗き見える外は薄暗い。
ドアに吊り下げた『開店中』の札が風に煽られ揺れ、ドアや窓には数え切れぬほどの雨粒が叩き付けられ、けたたましく音を立てていた。
こんな雨では客も来ないだろうと奥に引っ込んでしまっているのか、窓から見える店内には人影はない。

「ん…ん……。」

そして、奥の居住区からは少女の艶めかしい声がわずかに響いていた。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」にホウセンさんが現れました。
ホウセン > カラン、とベルが鳴った。
生憎の天候の中、店を来訪する小さなシルエットには用事があり、荒天でも構ってはいられない。
暗い朱色の番傘を畳み、入り口のドアの傍らに立てかける。

「御免、頼んでおいた複製は出来上がっておるかのぅ?」

カウンターの所まで進んでも店番たる何者も見出せず、店の奥に向って声をかける。
件の撮影に使ったものは一ダース中の一組のみ。
データを他の物にも転写するよう依頼して店を後にし、今日はそれの受け取りに来たらしい。
店の者が現れれば内容の点検をするだろうし、現れなければ後刻使いの者を寄越して受け取らせる算段となろう。

トール > ドアに吊り下げた鈴が軽やかな音を奏で来客を告げる。
強い雨音の中、その音に気付いたのか奥からきょこっと金髪の少女が顔を覗かせる。

「やあ、君か。今やっているところだよ。見ていくかね?」

にこりと笑顔を浮かべた少女の頬はかすかに赤い。
白いドレスの胸元に小さなボタンが二つ浮かんでいるのは幼い容姿ながらも性的な興奮を覚えているからだろう。
そして、客を奥の居住区へと誘い込んだ。

ホウセン > 見ていくかと問われれば、否も応もない。
傘でも防ぎきれず、僅かに着物に付着した雨粒を払いつつ、招きに応じて居住区へ上がり込む。
刺激的な作品が呼び水になっている発情具合を見透かしつつ、奥へ、奥へ。

ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からホウセンさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトールさんが去りました。