2017/03/26 のログ
ご案内:「王都富裕地区」にアダンさんが現れました。
ご案内:「王都富裕地区」にシェリルさんが現れました。
■アダン > 王都富裕地区、王城近くの路地。
夜も更けており、家の明かりなどは見えるものの人気はない。
道行く人もほぼいないという状況である。
大通りの方に行けば人はそれなりに歩いているものの、この時間に大通りから一条離れた路地に来るものはいない。
そこにアダンはいた。ただし一人ではない。
王家の姫であるシェリルを傍らに伴っていた。
「さて、これから私の邸に向かうわけだが」
アダンは彼女の背後に回ると、いきなりその尻を服の上から掴み、揉みしだき、軽く叩いていく。このような行為は王城でも平然と行われている。
幾度にも渡る陵辱や調教を行い、先日も自らの経営する宿で一週間ほど半ば監禁して躾を続けた。
そんなアダンが、王城からシェリルを連れ出し、自らの邸へと案内するいう。既に彼女も、何をされるかなどは大方の予想はついているだろう。
「今回は少し趣向を変えようと思ってね。一つ私とゲームと行こうじゃないか。
お前が肉便器ではなく、被虐の素質などを持っていなければ容易にクリアできるものではあるのだが」
アダンはシェリルに囁く。
「まずはここで服を脱いでもらおう、私の前でだ」
いくら人通りが少ないとは言え、必ずしも人が通らないとは限らないこの路地で、アダンはそんなことを彼女に命じた。
そして急かすように尻を叩く。
■シェリル > 夜の闇も深く、人の気配も遠い王都の路地に自分を散々に弄んだ男とふたり。
王城から連れ出されたままの黒衣のドレス姿で、ここに連れてきた目的はと考えてもろくでもなさそうなものばかりが思い浮かび。
「あっ、ん…っ……」
背後に回ったかと思えば、何の遠慮もなくお尻を掴み、揉み、叩いてくる。
びくりと、身を竦ませて睨みつけはするものの、散々に繰り返された凌辱と調教で躾けられた成果か、感度を増しているのかの敏感な反応を見せ。
セクハラしながら告げられた邸へと向かうとの台詞に、かつての記憶を思い返し。何をされるのかと、期待にか恐怖にか胸の鼓動は高まり。心落ち着けるように、きゅっと拳を握り。
「ひぁっ! わかったから、お尻を叩かないで。いちいち、人を脱がすなんて悪趣味なゲームそうね」
どんなゲーム内容を考えているのか。人気が無いとはいえ、人目につかないとも限らないのに脱げと命じる男に、恨みがましく目線を向け。
叩かれたお尻を庇うようにしつつ、一歩距離を取り。諦めたように、吐息をひとつ。
そうして、しゅるりと衣擦れの音を微かに響かせて白い素肌を夜闇に晒していき。全裸には抵抗があるのか、黒で揃えた下着姿になったところで脱ぐのを辞めて。男の視線を意識して、己の躰を抱きしめるように胸元などを庇いつつ、これでよいのかと目を向け。