2017/03/09 のログ
ご案内:「王都マグメール郊外」にラフェルさんが現れました。
ラフェル > 遠目に王都の見える、その程度の距離を置いた位置にある森林地帯。
そこの少し開けた場所に佇んでいた。
特にこれと言った事をしている訳ではない、休息にこの場所を使わせて貰っているだけである。

最近は人と接する機会も増えてきた。
以前に出会った双子とのやり取りで、少しでも言葉を交わす事は大切だと教わったから。
…とは言え、それは出会う人々の手助けをするついでであり、そこまでの会話をしている訳でもない。
大切なのは分かっているのだが、やはりそこまで得意という訳でもないのだ。

ラフェル > 目を閉じ、静かに周りの音へと耳を澄ませる。
日も沈み付近を住処としている動物は寝静まっている頃合か…一部の夜行性である動物は除くが。
月や星の明かりだけが照らす静かで小さな空間、身を休めるには丁度良い場所。

それを終えれば、また誰かの手助けに奔走する事だろう。
休息の時以外は常にそんな感じである。
なぜならば、それが自分に与えられた役割だから。
…それ以外の事は、余り考えた事がないから。

目を開き、夜空を見上げる。
今日も良い天気となるだろう。

ラフェル > それから、しばらくの時間が経つ。
一度視線の先を見詰めていた夜空から外し、周りの森林へと移す。

その唇が小さく動き、何か言葉を紡ぐ。
どこに向けてか微笑を浮かべれば、ばさりと白い翼を広げる。
大きく羽ばたけば、その身は一瞬で大空へと舞い上がった。
そのまま視線をある方向へと向け、その場を後に飛び去っていって。

ご案内:「王都マグメール郊外」からラフェルさんが去りました。
ご案内:「師団駐屯所」にゼロさんが現れました。
ゼロ > 『身の回りの整理が終われば、此処に来い』

 そういう風に言われ、渡された割符。
 タナール砦での契約を終えて、馬を借りて王都へとんぼ返り。
 馬は快適だった、いつもお金を気にして走っていたが,らくちんだった。
 そんな感想を覚えながら、駐屯所の入口へと足を運ぶ。

 やはりというかなんというか、門番は思いっきり警戒しているのが近づく前からわかる。

 まあ、さもありなん。
 全身鎧の上に、白い仮面をしている存在が近づけば警戒するなというほうが難しい。
 それを警戒しないのは職務怠慢と言われても仕方あるまい。

 誰何の声とともに止められて、用件を尋ねられる。
 将軍に声をかけられ、師団に招かれたことを、その証の割符を見せる。

 確認のために待て、と脇の個室、恐らく門番の休憩室だろう―――そこに通される。

ゼロ > 確認が取れるまでの間に、取り調べは進む。
 仮面は外せないかと問われるものの、外したくないと答える。
 理由を聞かれるならば、この仮面の治癒能力で生きているからと答える。
 納得している様子はなさそうだが事実だ、しかし、彼等はそれを確かめるすべはないのだろう。
 自分も鑑定してもらった結果を伝えてるのでそれ以上は何とも言えない。

 ちなみに、鎧に関しても同じく治癒能力を付与されている物だが、聞かれていないので答えない。

 荷物の検査と言われ、バックパックと槍を渡すことにする。
 バックパックの中身は、保存食の残りと、傷薬と、報酬でもらった金貨と、替えの服と下着。
 本当は、ここに強化用の麻薬があるのだが、砦の時に使い切ってしまっていた。
 あー。後で補充しておかないとなぁ、とそんな思考。
 なくてもいいが、あるといざというとき便利というものである。
 持ってたらもっていた、で面倒が増えるから、幸運といえば幸運か。

 質問に対しての受け答えは、まだまだ続く模様。

ゼロ > そんなやり取りが続いていたが、漸くと言った処か。
 確認に出た門番が戻ってきた。
 割符に問題はなく、自分が此処に士官に来た者だという確認が取れた。
 なので、事務手続きを行うべく、移動するように言われる。
 荷物を纏めて直し、割符を返してもらい、場所を聞く。

 軽く道を聞いてそれを頭に叩き込み、いざ、中へ。

 言われた道順の通りに歩いていけば、そのうち事務官のいる場所へ到着。
 門番の時と同じように、此処に士官に来たことを伝えて、割符を差し出す。
 事務官の質問に正確に答えていくことにする。

 ここがどういう所かという説明を聞くことも。
 詳しいことは解らないが。

 対人の戦争よりも対魔族の戦争のほうが多い。
 つまり、大変。

 なるほど。

 やることは戦闘、戦争。
 問題はないねと認識することにした。

ゼロ > 事務手続きが終わり、登録は済んだ。
 訓練課程の始まりという所である。
 訓練の内容は後日連絡があるが、先ずは兵舎への入居を希望するかどうか問われる。
 むろん、答えは『はい』である。

 おうちなんてないし。

 なので、兵舎の場所、割り当てされる部屋を伝えられて、鍵を渡される。
 今日からここが僕のハウスらしい。
 嬉しいことだ。仮面の下で顔がほころんでしまう。
 きっと雨漏りを気にしなくていいんだろう。
 砦の部屋も豪華だった(本人比)し、天国のような場所なのだろう。
 今日のところは、これぐらいらしいので、戻るように伝えられる。
 軽く事務員にお礼を言ってからお辞儀して、部屋を出ることに。

ゼロ > とりあえず、今日の所はすべきことは全て終わった。
 あとは、訓練を終えて正規兵となる事である。

 さて、適性検査とか。
 色々な訓練項目があるけれどどんな感じなのだろう。
 それは当日のお楽しみということにしておこう。

 少年はいくつかの思考を這わせながら、宿舎へと足を運ぶことにした。

ご案内:「師団駐屯所」からゼロさんが去りました。