2017/01/04 のログ
ご案内:「娼館ファタール B1F」にアイゼンブルームさんが現れました。
■アイゼンブルーム > こっ…これは………
(自分の姿を見た瞬間に引き攣る貌……。 今日から娼館ファタールの娼婦として働く初日。 今の姿はと言えば、白い花柄のシルクの肩が露出したベビードール一枚に、赤いヒールのみ。 先輩の娼婦たちが入れ替わり立ち代わり衣装を選んでは、着せ替え人形のようにされた結果だ。 ―――こんなので大丈夫だろうか……。 引き攣った貌で部屋に入れば漫然とベッドの上に腰かける。 水晶玉によりその映像は店内に映され、自分を買うという物珍しい客がいるのかと、半ば諦め嘆息をついて、途方に暮れ)
ご案内:「娼館ファタール B1F」にシドさんが現れました。
■シド > (新年初めの執務を半ば投げ出し、誘惑に誘われるまま浮足立つ街並みに狩りだした。 日も暮だして帰ろうとした矢先に止められたのは一件の娼館。入り口の客引きの誘い文句に笑いながら引き連れられれば。 ややも寒さでかじかんだ掌を暖炉に添え、冷え冷えと肩に張り付く後ろ髪を紐で束ねてゆく。女よりも今は温もり。 暖を取れば冷やかして帰ろうかと思っていたが、水晶玉に映る巨躯のダークエルフに惹きつけられた。そして今は―― ) やぁ、しょぼくれた顔してるじゃないか。せっかく相手を願おうと思ったのだから、笑って欲しいな。 (あられもない格好で寝台に 腰を下ろすその人の部屋にと訪れ、羽織っていたコートを壁に掛けていた。)
■アイゼンブルーム > 「あっ……」
(本当に客などつくのだろうかとボーっと考えていた時だった。 ドアが開けば、入口に立つのは見目麗しい銀髪の男。)
「いらっしゃいませ……ようこそ、ファタールへ。 今宵、あなた様の無聊を慰める、アイゼンブルームと申します。」
(未だに慣れていないのかぎこちない笑顔を浮かべ、恭しくドアの前に膝を折って聊か大仰に挨拶をすれば、立ち上がり早速とばかりに、コートを受け取り壁に丁重に掛けた。)
「その…外は…外は寒かったであろう……。」
(男の手を大きな温かい手が包み込めば、冷え切った手を温めてゆく。)
「その…あの……私は…まだここにきて間もない娼婦なので、満足していただけるかどうかわからぬが」
(言葉と共にベビードールの紐をほどけば褐色の肌と男の頭ほどもある乳房が姿を現わし、彼の手をとり乳房の谷間に掌を差し入れる)
■シド > 「体格の割には初々しくていいな。シドという。よろしく頼むよ。」
壁に掛けたと思ったコートが、彼女の手に掛けられるなら、その労り込めて手の甲に冷えた唇を押し付け。
「ああ、寒かった。アイゼンブルーム、君はずっとこの部屋で過ごしていたのかな…… なんとも気がきいた娼婦さんだ。」
自ずからその手で暖を取ろうとするのに片目を瞑る戯れを。そして手際よく衣服を脱ぎ、たわわな乳房を……晒すのではなく。
その人肌もって温もり預けようとするのに眸が優美に弧を描いて朗らかな笑みが自然と出てしまう。
「今のところ満足している……それにしても大きな体だ。それに鍛えられた筋肉。とても娼婦には見えない。
色々と聞きたいことがあるが、君を味わいたくなった。早速、いいかな?」
豊かな乳房の間に動かし柔みを堪能する指先は、徐々に温もりを取り戻し、もう一方の掌にて羽毛じみた柔らかさで割れた腹部を擦りあげる。
そして葡萄色の眸は彼女にずっと重ねた儘、寝台に誘おうとしていく。
■アイゼンブルーム > 「ん……」
(手の甲に押し当てられる唇に大きな体がわずかに小さくビクと震える)
「中は…中は温かいが外はまだまだ冷える……私の人肌で良ければ……」
(ゆっくりと彼の手をとり大きな乳房に押し当てては、その熱で冷え切った彼の手を温めてゆく。 彼の手が触れるたびに、はぁと小さくため息が漏れ乳房がゆっくりと上下する)
「こ…こんな体…で…大丈夫なのか…その…先輩たちの方がもっと艶があってよかったのではないか……」
(娼婦には見えないと言われれば、わずかに困ったような表情を浮かべるが、初めての客。 粗相があってはいけないと伏し目がちに体に似合わぬ小さな声でぽつりと尋ね)
「も…もちろん……私は…私は今宵……。 シド様の無聊を慰めるためにここにいるのだから…」
(早くも身体を撫でまわす優しい手……。 口元がわずかに開いては、ビクと身体が震え始める。)
「あ…ああ…シド様……」
(見つめあいながら、彼の頬を包み込むように差し出される手……。 そのままゆっくりと、押し倒されるようにベッドの上にゆっくりと倒れ込む。 これから二人の長い夢のような一夜が始まってゆくのだろう)
ご案内:「娼館ファタール B1F」からシドさんが去りました。
ご案内:「娼館ファタール B1F」からアイゼンブルームさんが去りました。