2016/11/09 のログ
ネネ > 「…ん?…なにが、かな」

頭を撫でてくれる、大人しくされるがままだけど
どこか体は硬い
理由を聞かれて、話すことを躊躇い

「…」

ここは彼との部屋だし、他に誰もいないのもわかるし、安全のはずだけど
どう話せばいいのかもわからないし、頭の中でぐるぐるまわり
『ここらの人は皆してること』と言われたのは、普通ということか
普通なら慣れないと…と

「なんでもないよ…街に慣れないとと思って」

明らかに不自然で嘘がつけなければ、誤魔化すことも下手な返ししかできず

ソル・グラディウス > 「……」

身体を硬くしつつも、あくまで話そうとしない彼女に目を細める。
初めての彼女の応対に疑問が生じる。

それなりに対人経験を積んでいるこの男性。
その為、相手の嘘はそれなりに見抜くことが出来る。
特に彼女は他人に対して嘘を言ったことが無いのか、身体がぎこちない。

「…何でもない訳ねぇだろ。…さっさと言え」

不自然な返し、誤魔化している彼女へそう返す。
従順だった彼女がここまで頑なに何があったのか話さないのが疑問で仕方ない。

ネネ > 彼の言葉にあからさまに体が反応して怯える

大きな声じゃない、普通のトーンのはずなのに
びくっと肩が揺れて、薄暗い部屋の中なのに顔色がかわるくらい

「…鉢植えの配達で、道が途中でわからなくなって」

既に怒らせてる様子なのに、余計…普通なことを話して不機嫌になるのではと
嫌われるのではと…不安に思いながら話はじめる

「それで、近道で教えてくれた人がいたんだけど…
 親切な人だと思ってたら、手首掴まれて壁に押し付けられて
 怖くて、声も出なくて…でも、こんなこと、皆してることだからって」

膝の上で座ってるけど、顔が上げられず
声も揺れながら説明をして

ソル・グラディウス > ビクッとした彼女をジッと見据える。
怖がる彼女を安心させるように頭を撫でてやりたいが、そうすれば話さないと思い手を引っ込める。

「……あぁ」

彼女をジッと見て、話を聞く。
次の彼女の説明を聞けば、静かに瞼を閉じ、深呼吸する

「……なるほど。
 その他には?乱暴なことされなかったか?エッチは?」

声を揺らして、俯いている彼女へそう聞く。
手首を掴まれ、壁に押し付けられただけなら未だしも、暴力や強姦はされてないかと心配になる。
拳を握り、怒りを抑えながら口を開く。

「言っておくが、それは皆していることじゃない。普通じゃない。」

怒りを抑えつつも彼女へとそう告げる。
もし、自分の予想している以上の暴行を受けているのなら自分はその人物を許さないだろう。

ネネ > 「他には……ココになにかされたかも」

自分でも確認してないからわからず、首筋に手をやって触れても指にはなにも感じない
続く、彼の問いかけには首を振って

ただ、彼の纏う空気が変わたのには
自分が原因なことだからなにも言えなくなって

ちょうど、彼が仕事で戻れなかった日
人との距離に怖いと感じて、

俯いたまま
今まで普通なことと思い込むようにしてたから
我慢をしてる目元にいっぱい涙を貯めて
こぼさないように唇を噛み締めながら
普通じゃないという否定で、怖さを思い出してしまう。

ソル・グラディウス > 彼女がココと示す場所の髪を退ければ、白い肌にくっきりと残ったキスマークを視認する。
それに触れつつ、これ以上の行為をされてないと言われれば安心した様子で息を吹く。

そして、彼女の肩へと手を回し、強く抱き着いた。
彼の逞しい腕で彼女を包み、少し痛いと感じるかもしれないほどに自分の熱を伝える。
痛みを与えるかもしれないが、同時に彼女へ安心感を齎すだろう。

「…すまなかった、ネネ。怖かっただろ?守ってやれなくてすまなかった。」

怖いと感じ、俯いている彼女へそう言葉をかけ謝罪する。
強く抱きしめて、自分の存在を主張しながら怖かっただろうと彼女の頭に手を添える。
まだ、無垢な彼女を街でうろうろさせるのは危険だった、何をやっているんだ俺はと自分を叱咤する。

ネネ > 怒られると思ってたのに真逆の行動に驚く

華奢な体を今までで一番強く抱きしめられたことに体を硬くするよりも
伝わる熱と言葉、頭に添えられる大きな手
貯めてた涙がボロボロに溢れて
それでも泣き声は我慢

「ううん…ううん…」

普通ばかり追いかけて、はじめての経験も怖いという感情も普通と思い込んで過ごしてたから
彼の肩くらいにしがみつくように腕を回して

ソル・グラディウス > 今までにない程、強く抱きしめて彼女の熱を感じる。

ボロボロと涙が溢れ、太腿へと零れるのを見れば彼女の手に、自分の手を添える。
怖い経験をしても我慢し、強く振舞っていた彼女。
その健気さに胸を打たれ、ついつい大切に思ってしまう。

「ごめんな…ごめん、ごめん」

彼女へと謝り続ける。
肩にしがみつかれ、それを気にせず受け入れた様子で更に体を寄せる。
彼女の頬へ手を添え、涙を拭うように指を這わせる。

ご案内:「王都郊外~平民地区へ」からネネさんが去りました。
ご案内:「王都郊外~平民地区へ」にネネさんが現れました。
ネネ > 大好きな彼が帰ってきて嬉しいはずが
体が怖さを覚えていて心と体が上手く動かなくなってた

彼が何度も謝ると、申し訳なく感じて首を振る
手が触れて体を、その腕の中に置いておけれれば
先ほどまで感じてた緊張や体の強張りも
彼には解けるように、いつもどおりに安心できて力が抜ける

「ソルは、怒らないの?」

怒られるものと思ってたから、小声で恐る恐る聞いてみて

ソル・グラディウス > 首を振り、自分の非を否定する彼女。
身体を密着させているから緊張や強張りが消えていくのを感じ取り
こちらも安心したように彼女を抱く力を弱める。

「お前には怒らないさ…ただ、お前に乱暴しようとした奴には…怒るかもな」

小声で恐る恐る聞いてきた彼女へ頭を撫でてそう返す。
彼女へは怒りは沸き上がらないが、自分の好きなこの少女を怯えさせた人物へは怒るかもしれない。
かもしれない、というのは目の前の少女がそれを望んでいるかどうかわからないからだ。

「ネネ…」

彼女の頬に宛がって手を傾け、少女の顔をこちらへ向かせようとする。
涙で顔が赤くなった彼女に自分の顔を近づけ、接吻を行おうとする。

ネネ > 「…怒られるかと思ってた。普通のことを怖がってるのを…」

彼の暖かな感触に声に存在に、次第にいつもと変わらない
恐怖心が抜けていく、抱きしめられる力は弱まっても
コチラの手は離せず掴んだまま

目元を赤く腫らしてる顔に手が触れて、近づく
その行為を受け入れるように自然と顔を傾けてそのまま口づけを

ソル・グラディウス > 舌はいれず、唇を重ねる接吻。
それを顔を少し話せば、口を開く。

「…いいんだよ。普通じゃなくても、お前は特別だ」

こちらが抱きしめる力を緩めても、なお掴んでくる彼女。
それに答えるように強く抱き寄せれば、彼女を抱いたままベットの方へと向かう。

彼女と共にベッドの上に横になり、至近距離で彼女を見つめる。
目元を赤く腫らしても、なお綺麗な蒼い瞳に見惚れてしまう。

「お前は綺麗で、無垢で、可愛い、特別なネネだ。
 普通じゃなくてもいいんだ。俺は…今のままのお前が大好きだからよ」

彼女へそう言いつつ、好意を示す言葉を言ってしまうと少し恥ずかしそうに視線を逸らす。

ネネ > 「…また、特別って…」

触れるだけの口づけのあとも抱きしめてくれる腕の中に身を置いたまま
普通の人のように、人になりたいと望みを制止されてるのかと受け取りそうになった言葉だったけど

ベッドの上で見つめられながらの言葉に
顔が熱くなる、泣き跡も残るまま

「……嬉しい、特別なソル
 愛してるってこと……嫌われなくて、よかった」

彼に教えられて覚えた好意の上の言葉
視線は逸らされたけど、最上級の好意を寄せて
最後は、安心したような本心をつぶやき

掴んでた手を離し、彼の手と指を絡めるようにつなごうと伸ばして

ソル・グラディウス > 「言われるのは嫌いか?」

特別と言われるのが嫌な様子の彼女。
普通にならなければ街で暮らせない、人になれないと思っているというのを今気づき、それを否定しようとする。

「…あぁ、嫌いなわけねーよ。」

顔を少し赤くしつつも、彼女の方を向いて頬へ軽く接吻をする。
掴んでた手が離れれば、何故と言った風に視線を送るも指を絡めた恋人つなぎに移行することを察し、ぎゅっと指を紡ぐ。
彼女が安心し、不安が遠ざかったのに気付けば、こちらも安心したように彼女を見据える。

「なぁ……最近、部屋でやってないから…さ?」

下半身を彼女の腰辺りに擦りつけ、そう聞く。
彼女と一つになりたいと、直接は言わないがそう意思表示をする。
自分の誘いに彼女が乗ってくれれば、その日は一晩中、彼女と一つになるだろう。

ネネ > 「…人みたいになりたいだけ…そしたら、ソルと長く一緒にいれると思って」

街で見かける男女の様子を羨ましくも感じてたから
人の生活のことを覚えていくと、近づける気がしてたから

手を繋いで近い距離に鼓動が早くなってくる
見つめられての誘いの言葉
何を求めてるのかもわかる

知らない人に触れられたこと
彼となら怖さは感じることもないはず、言葉を受け入れれば
そのまま長い夜を一緒に

ご案内:「王都郊外~平民地区へ」からネネさんが去りました。
ご案内:「王都郊外~平民地区へ」からソル・グラディウスさんが去りました。