2016/10/09 のログ
ご案内:「設定自由部屋」にカノンさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」からカノンさんが去りました。
ご案内:「王都郊外の草原」にカノンさんが現れました。
カノン > 月明かりの下、草原を走る獣の姿。
カサカサと乾いた草の音を夜の暗闇に乗せて、足と停めたのは
王都が見渡せるくらいの小高い丘の上まできたとこで…

姿は娘に変化する、
頭には三角の耳、後ろで尻尾がゆるやかに揺れながら
夜風も少し涼しく感じるくらいの夜

人が暮らす場所の明かりがいくつもついてる
転がる大きめの岩の1つに、あがれば腰を下ろして

カノン > 眠れなくて抜け出してきた…
少し走れば、体を疲れさせれば…
何も余計なことを考えず眠れるかもしれない

眼下には大勢の人が生活している場所
その反対側へと視線をやれば
広がる草原とその先の森
当然、明かりもなく森は暗くシルエットで広がってるのがわかる

耳をくるくる回しても、近くには誰もいないだろう
静かで、虫の鳴き声くらいしか聴こえない場所で

カノン > 目線を戻すのは王都の夜景。
数日前は…あの人の多い場所で怖さと不安で固まってしまってた

トラウマは…治せるのかわからなくて
思い出せば、鼓動が少し速くなってるのに気づいた
後ろで揺れてた尻尾を掴んで
自分の前に持ってきては自らの尻尾を抱きしめる

少し暖かくて…落ち着く
膝を抱えるように尻尾と一緒に体を丸めながら
膝に頬をくっつけて…そのまま、ここで、もう少しの間時間を過ごしていく

ご案内:「王都郊外の草原」からカノンさんが去りました。