2016/10/05 のログ
ご案内:「魔族の国の・・・お家」にカノンさんが現れました。
ご案内:「魔族の国の・・・お家」にドルクスさんが現れました。
■カノン > 王都にいったご褒美のお買い物で、中身は内緒で買ってもらったもの
代金だけもらって1人で買ってきた服。
通りがかりに見つけたマネキンと売り言葉に惹かれて
寝室の衝立の向こう…主人を待たせながら
お披露目の支度。
「主さま、変でも笑っちゃやだからね??」
衝立から白い耳だけ出して声をかける
■ドルクス > 王都で唯一、自分に何も告げずに買った物はどうやら衣服だった様
今は衝立の向こうで着替えが終わるのを待っている状態なのだが…
「笑わないよ、カノンだったら大体の服が似合うだろうしね」
適当とも思える返しなのだがこれが結構的を射ている
美人やイケメンが着ている服、よく分からない組み合わせでも結構似合っているように見えてしまう
特に、カノンの様な美少女が着ればどんな服だって似合ってしまうのだ
「にしても何買ったんだろう…」
衝立で隠して変でも笑ってはいけない…これは豪華なドレスかもしれない
というかさっきから絹擦れの音が気になってしまって仕方がないのでそろそろ衝立をどけてしまいたくなっている
■カノン > 「主さま、覗くのもダメね?」
着方は…シンプルすぎて気恥ずかしい、マネキンでなく
自分が着てみたのは初めてで
思ってたより透けてる…気がしてしまう
「うー…主さま、目閉じててー?」
前のシェンヤンの衣装の時よりも恥ずかしさしか出てこない
だから衝立から出るにしても迷うばかり
目を閉じてくれた返事が聞こえたら
ゆっくり顔をのぞかせて主人の場所に裸足で近づいていく
準備を済ませれば覚悟を決めて
「も、いいよ」
隠したかったけど、手は後ろに回してたってみる
下着とか機能性よりも色気メインに着飾るようなもの
白い肩紐と、白く透けた生地だから、体のラインも透けたまま見えていて。
胸の下くらいでピンクのリボン、お尻が隠れるくらいの丈には白いファーが揺れてて
シンプルながらも可愛い系のベビードール
売り言葉的には、《好きな人に贈ると喜ばれるプレゼント》みたいな言葉が書かれてたから
言葉で上手く返せないまま、この格好で主人の元にいけば、気持ちも伝わるのかと思ってのことで
■ドルクス > 「分かってるって」
覗きたいのはやまやまだが、現実問題として覗けない
むしろこの距離だとカノンにばれずに動く事すらままならないのだから
獣人の感覚は魔族をも凌駕する鋭さを持っている…これを僕は過去の苦い経験から知った
「分かったよ、これでいいかな?」
目を閉じてひたすら待機
いったいどんなドレスなのか…と頭の中ではドレス姿のカノンが
「はは、良かった。やっと…」
……固まってしまった
予想していなかった斜め上の回答
可愛らしくそれでいて目を離すことができない
覗く透き通った肌がこれでもかと晒されていて
「…っ、えっとカノン?その服は…あぁでもその前に。
絶対に、絶対に僕の前以外でその服を着ちゃダメだよ?」
手を伸ばし…引っ込める
なぜかいつもの様に手が出せない
でもそんな事よりも一番大事な事を言っておかなくてはいけない
こんなすば…けしからない姿を他の奴に見せてたまるものか
■カノン > 「…やっぱり、変だよね。主さまにしか見せないもん」
目をあけて見られた…でも、固まった様子が
自分には、間違ったことをしたと感じて
一気に、顔まで真っ赤になり
後ろ手にしてた両手を頬にあてて
羞恥に泣きそうになるのを我慢して
「ぁ……っすぐ、着替えてくる」
喜んでくれる反応ではなかった
お店に書いてた通りには、ならなかったことに
こんな姿でいれなくて、衝立へと隠れようと
■ドルクス > 「変じゃない、とてもよく似合ってる
本当に本当に可愛いよカノン」
着替えると言ってまた衝立の奥に戻ろうとするカノンの手を握る
誤解をさせたままなんて絶対にごめんだ
「ちょっと…カノンがの格好が魅力的過ぎたんだ
思わず声が出なかった…」
自分で言っていて情けないが正直に告白する
折角のカノンのプレゼント、涙で終わらせられる訳がない
「だからもう少しそのままでいてくれないかな?
もっと今のカノンを見ていたいんだ」
できる事なら網膜に焼き付けるか絵にでも残しておきたいとは言わないでおく
■カノン > 「お店の人も、主さまなら喜んでくれるって…言ってたから」
恥ずかしくも喜んでくれるならと
思い切ったあとの反応
呆れさせたか、恥とでも思われたかと
怖くなった
手を取られて、もう隠れれるとこもなくて
「このまま?……主さま、喜んでくれる?うれしい?」
耳はペタンと伏せて自信もなく、顔をあげるには恥ずかしいから
握られた手を見つめたまま言葉を返し
■ドルクス > 「うん、僕なら今滅茶苦茶嬉しいよ。これ以上ないくらいにお店の人にも感謝してる」
あの店の人、大人しそうな女性だったのにとても大胆な物を進めてくれたものだ
感謝しなくては…本当にありがとう
それとよく決断してくれたカノン!
「そうこのまま。変なんかじゃないし似合ってないなんて事も無いよ
それどころかその…うん、ちょっと頑張り過ぎというか…」
照れ臭くてカノンを直視できない
確かに今までカノンの隅々まで見てきた、見てきたには見てきたのだが…それとこれはまた別だろう
破壊力が強すぎてどうしたものか、もうこのまま押し倒してしまいたくもある
■カノン > 「主さまはね、いつも…たくさん、嬉しいこと言ってくれるから」
手を取られたまま1歩近づき主人の元へ近づく
…気恥ずかしく、隠れれそうなのは主人の体に寄せて
「私、言葉で上手く返せないけど…
リボンつけてプレゼントにしたら喜んでくれるって」
胸下のピンクリボンの端っこをいじる
解けてしまうと、胸元が大きく開けてしまうから…
自分自身を贈り物に例えるような、売り物だったから
「いつも守ってくれるし、傍にいてくれるし…大事にしてくれてるから…お礼なの」
■ドルクス > 「思ったままの事を言っているだけなんだけどな…」
触れるカノンの身体がいつもよりも柔らかく感じてしまう
何故かいい匂いまで…本格的に理性が押し負けてしまいそう
「カノンならいつでも僕に返してくれているよ。カノンが居るから僕も今を幸せに生きていられてるんだ」
胸元のリボンをカノンの指先が触れる度ゾクリと腹の底から何かが沸き上がってくる
浅く深呼吸…落ち着いて紳士的な対応を
「…お礼、か。」
お礼なら受け取らない方が失礼だろう
きっとそうだ
カノンをふわりと抱き上げる、いわゆるお姫様抱っこだ
そのまま二人の寝室へ…
ご案内:「魔族の国の・・・お家」からドルクスさんが去りました。
ご案内:「魔族の国の・・・お家」からカノンさんが去りました。