2016/09/30 のログ
ご案内:「平民地区の酒場」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 寂れた酒場だ。夜だってのに人があんまり入らないようなとこ。
酒が不味いってわけじゃアなくて、マスターの愛想がとことんない。
だから流行らない。
今晩だって酒場の椅子に腰かけるのはたった一人――巨漢の、まさしく大男といった、この人間だけだった。
「……オイシイと思うんンだけどな。…まあ、流行らねェよな。」
ビールのジョッキを片手に、目の前の机にはソーセージの盛り合わせ。
素材も腕もいい。だけどもまあ、ココの偏屈なマスターたる爺さんは、料理の提供が終われば、仕事は終わりとばかりに奥に引っ込んでしまった。
結果大男は、一人でちびちびとやっているわけである。