2016/09/17 のログ
■レミス > 「もう十分難しいよぅ…」
頭を抱えるポーズをするが今現在何も考えてはいない
考えすぎて頭が痛くなるのが嫌なので仕方ない
良かったことと言えばレイカと普通に話せている事
魔族に……何か思ってたと聞いた気もしたので少し不安だった
「へぇ~そうなんだ
レイカちゃんはそれで弓を鍛えたの?」
魔法が苦手なのも居るらしい
初めて知った…と納得しつつ由美がないと遊べないと言った事にも納得
それと同時に弓の名手、そんな単語も浮かんできており、魔法で防げないなら遊ばなくて良かったと一安心
「うん、お姉ちゃんが一番大好き♪
レイカちゃんもお姉ちゃんの事が好きなんでしょ?」
好きだから友達なんだと単純な理由で尋ねる
■レイカ > 勿論、今でも魔族だからという理由で警戒するときはある。
カレリアさんも言ったいたけれども、自分たちが特殊なんだという事なのだろう。
人間と親しくしようとする魔族など、どこを探してもおそらく彼女らくらいしかないと、私は思っている。
ほとんどの魔族は、人間を喰らう生き物なのだから。
「…そうですね、私の場合は魔法が使えないというのもありますが…。
レミスさんで言う、お姉さんのような人がそばにいたから、でしょうか…。」
私は少し、遠くを見るように彼女に教えた。
昔、まだ私が子供だったころに、私がお兄さんと呼び慕っていた人がいた。
その人が、とても弓が上手で…その人に憧れて弓を使い始めたのがきっかけだった。
名手と言われるにはまだまだ訓練不足だけれども、いつかその背中に追いついて見たい。
そんな夢を持っていた時期もあった。
「………え?」
彼女の言う好き、というのはきっと、友達だからとかそういう意味合いなのだろう。
しかし…まだ一度しか話をしていないのに好きかどうかを問われても、答えに戸惑ってしまう。
「そうですね…少なくとも、嫌いではありませんよ。」
命を助けてもらった相手を嫌いにはなれないが…少なくとも、好きかどうかは正直わからない。
だけど、あって嫌悪感を覚えるような相手ではないことだけは確かなので、私はこう答えた。
”嫌いではない”と。
■レミス > 「お姉ちゃんみたいな?
……そのエルフは弓の名手だったの?」
自分で言う姉、守ってくれて大好きで自分よりとても強い誰か
そのエルフはきっと弓の名手に違いない
「む、違うの?」
えっ、の言葉に首を傾げる
好きじゃないのに友達?と不思議に思って
続く言葉を聞けば頭を悩ます
「嫌いじゃない……それって好きって事?」
あえて明言を避ける言い回しはよく分からない
白か黒か、そんな性格をしているせいでレイカの考えには全く気付けていない
■レイカ > 「…ええ、弓を使うのがとても上手な人でした。
あ、でもエルフじゃなくて……、ミレー族だったんですけどね。」
大好きだった。
誰よりも強くて、優しくて…いつもわたしのことを褒めてくれたお兄さん。
ミレー族だったけれども、私にとてもよくしてくれた人だった。
彼女の言うように、きっと彼のような人を本当の名手というのだろう。
「……そうですね、好きか嫌いかで言えば…好きなのかもしれません。」
実際、もっとあって話をしてみないと判断はつかないだろう。
だけれども、少なくとも…今、私がアリスさんに抱いている感情は、黒いものではなかった。
レミスさんのように、どちらかで言えば…私はアリスさんのことが好き、という事になる。
勿論、恋愛対象としてではなく、友達としてという意味合いが強いが。
「でも…レミスさんの、アリスさんを好きだという感情には、とても適わないでしょうね。
だから…私の負けです。」
単純で素直だから。
この勝負では私は負けたといえば、機嫌はよくなってくれるだろうか。
■レミス > 「ミレー族…盲点だった!」
弓ならそれもあり得る事
ミレー族の身体能力は侮れない
そんな当たり前の事も忘れていた
「だよねだよね?
お姉ちゃん優しいもん♪」
姉が嫌われるなんて有り得ない
そう改めて革新で来て一安心した
恋愛友愛抜きにしてアリスが好かれていたらそれで良いのだ
「えへへぇやっぱり?
そこは誰にも負けない自信があるよ♪」
姉への好きの度合いを褒められて思わず笑顔に
分かってはいても第三者に言われれば照れてしまう
先程までとは打って変わって期限が良さそうに
■レイカ > 「ええ…とても足も速かったんですよ?
いつもかけっこをしていたんですけど…そういえば、勝った事がありませんでしたね…。」
今でもはっきりと、お兄さんの顔は覚えている。
とても優しそうだけど、本当はとても強くて…私の自慢だった。
生きていてくれたら…なんて思うこともあるけれども、それはもう適うことのない願いだった。
「ええ、そうですね…とても優しいお姉さんです。
でも…そんなお姉さんに攻撃してくる人がいたら、レミスさんはどうしますか?」
ありえない話じゃない。
この世界には、魔族の力を封印するアイテムがいくつもある。
もし仮に、それを付けられてしまったら…アリスさんの行く先は知れている。
そうなったら、いくら温和なアプル・ポイズニー家とはいえ…本気で仕返しに来るかもしれない。
「ええ、その気持ちを大事にしてくださいね?
誰かを好きになれるというのは…とてもすばらしいことなんです。」
それが肉親であれ、誰か他人であれ――。
私は、あの人を好きになって、とても幸せだったからこそ。
にしても、魔族にこんな話をするなんて日が来るとは思わなかった。
こうやって話していると、本当に普通の子供と大差ないのだから。
■レミス > 「足かぁ、飛んじゃダメだったら勝てないだろうなぁ」
レイカがこんなに褒めているなんてどんな速さだったのだろうか
とても気になる、会ってみたいと思ったがなぜかそれは言わない方がいい気がした
ただの勘だが自分の勘は信じている
「お姉ちゃんを?そんな奴は殺すよ♪」
何の迷いもなく即答する
あんなに優しい姉を悪意で傷つける奴は生きる価値がない
むしろ邪魔だから自分の手で消し炭にする
「うん!お姉ちゃんの事はずっと大好きだよ♪」
大好き、その言葉に考えていた以上の重みを感じるかもしれない
■レイカ > 「ふふ、そうですね……きっと、レミスさんでも勝てなかったでしょうね。」
勿論、飛んでいればきっとレミスのほうに軍配は上がっただろう。
だけど、同じ条件でともなるときっと、お兄さんのほうが速かったに違いない。
どこか確信めいたけれども…あってみたいといわなかったレミスに、ひっそりと感謝した。
ミレー族狩りに合って、もうこの世にはいないのだから……。
「……………。」
今、私は改めて思った。
こんな風に普通に話をしているけれども、この子もやっぱり魔族なんだ、と。
相手を殺すと即答する彼女を見て、少しだけ恐れを抱くものの、それほどいやな思いではなかった。
私だって、親しい人を傷つけられたら、相手に激しい怒りをぶつけるだろうから。
「ふふっ……じゃあ、その大好きなお姉さんがいまとても、レミスさんのことを心配してますよ?
そろそろ帰ったほうがいいんじゃないですか?」
お城を抜け出してきたという話もあったし、そろそろ帰らせたほうがいいだろう。
遊んで上げられなかったのは残念だけれども、そのうちそんな機会もあるだろう。
■レミス > 「ミレー族みたいに動けたら楽しいだろうなぁ
魔法無しで魔族並みに動けるって凄いよね?」
ミレー族に対しての純粋な憧れ
自分にもあんな体があればと思ったことは少なくない
それに耳や尻尾は可愛いのでつけてみたくもある
「どしたの?」
突然黙ったレイカを見つめる
何か変な事を言ったかなと思い返しても何も思い浮かばない
「うん、そうする♪
それじゃぁまたねレイカ、今度はお姉ちゃんと一緒に遊びに来るね」
小さくしていた翼を広げ飛び立つ
火の玉にはならずそのまま魔族の国へ
姉の友達と仲良くなれそうとニコニコ笑顔で去っていく
■レイカ > 「…そうですね、私もそんな風に動けたらと思うことはありますけど…ね。」
…心の中で謝りながら、私は苦笑をした。
私もかなり身軽なほうなのだが…言わないほうがいいだろう。
もし言ったら、それを口実に勝負を挑まれてしまうかもしれない。
「…あ、いえ……、レミスさんがお姉さんを大好きだって再確認しただけですよ。」
少なくとも、彼女ら姉妹のうち妹のほうで、姉の悪口など言おうものなら確実に殺されそうだ。
彼女にとって、姉という存在が世界の全て、なのだろう。
そこまで思われているアリスさんも、さぞ自慢の妹なんだろうな、というのは想像に難くなかった。
「ええ、アリスさんにもよろしく伝えてください。」
いまが夜であってよかった。
もしも、こんな鬱蒼とした森の中から翼を生やした少女が飛んでいった、など。
そんな話が飛び出せば、ドラゴンフィートでも騒ぎになりかねない。
だけど、とても嬉しそうな笑顔で飛んでいく彼女を見ながら…私は肩を竦めた。
「…本当に、魔族というのは多種多様なんですね……。」
彼女らという友人は、私の中でとてもいい感情を芽生えさせていた。
…どうか、この縁が長く続きますように、と。
ご案内:「森林の中」からレミスさんが去りました。
ご案内:「森林の中」からレイカさんが去りました。
ご案内:「国立王都魔法技術学院」にマリーさんが現れました。
■マリー > 「以上で、講義を終了します。各自、期限までに課題を済ませておいてください。それでは」
王都の中でも一際巨大な施設、国立王都魔法技術学院。
卒業すれば魔法使いのエリートとして、誰からも認められる存在になれる。
魔力を持つ者はもちろん、持たぬ者も魔法生物や物質の知識を身につけるため、大勢の生徒が通っている。
そんな学校の中、授業に使っていた資料をトントンと綺麗にまとめ、講義の終了を告げ、高等部の校舎を後にする。
「今日の講義はこれで全部ね、今日は早く終わったおかげで時間があるわね……」
本日は教員の多くが学院を離れており、そのため、全体の講義数は普段の半分以下。
自由時間ができたのは、なにも生徒ばかりではない。
学院に残っている彼女も、今日は少し自分の時間がとれそうだ。
とりあえず、先ほどの講義で少し疲労が溜まってしまったこともあり、高等部の校舎前のベンチに腰を下ろし、小さく息を吐き出し。
(※学院関係者以外でのお相手も歓迎です!)
ご案内:「国立王都魔法技術学院」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (魔術師の卵が集い、そして王都内でも有数の魔術師達が集う場所
同じ様な学び舎は幾つも在るが、此処は其の中でも特に規模の大きい地の一つだろう
そんな場所へと態々己の様な輩が訪れるのは、普通なら割と自殺行為に等しい
ハイブラゼールならば兎も角として、魔族として認識されるだろう己が
こんな所を曲がりなりにも歩いていられる理由、其の一つは
自らに『隠匿』の異能が在るからに他ならない
すれ違う人間達、特に魔力的にも技量的にもまだ未熟な生徒達には
少なくとも己が『魔族』で在る事も、其の魔力の強さも気づけはしまい
――流石に、行為の魔術師たる教師たちと相対するならば、其の辺りは判らないが)
――――魔術師とやらは、大概頭の堅い連中が多いからねぇ。
(そんな独り言は、当然ながら周囲に聞こえない様に、だ
道を歩き、人目は出来るだけ避けながらに学び舎の傍へと歩んで行けば
丁度、女教師の座るベンチの前を、通り縋る形と為るだろう
はて、酷く精密な隠匿の異能にて、眼球に映る映像からは、人間としか映らぬだろうけれど
魔術師たる女の眼には、如何映るだろうか)
■マリー > 学院に通っている生徒、全員の顔を覚えているわけではないが、目の前を通り過ぎた青年に、ふと感じた違和感。
当たり前だが、1000人近い全生徒の顔を全て把握しているわけでは無い。
ただ、目の前の青年からは「人間ではない」オーラが感じられる。
それに、周囲の人間が気が付かないのは、この青年が特殊な技能か何かで正体を隠しているからだろう。
事実、彼女にも確信は無かった、魔法生物学に長けた者のカン、とでもいおうか。
「……そこの貴方、見慣れない顔だけれど、この学院の子かしら?」
生徒の顔を覚えていないのに、見慣れない顔とは自分でもよく言ったものだと思う。
一種のハッタリのつもりでかけた言葉に、目の前の青年はどう反応するか。
■ルヴィエラ > (――ふと、掛けられた声。
女の存在に気付かなかった訳ではなく、敢えて気付かぬ風を装っていたのだが
はて、気付かれただろうか、とさして焦るでもなく足を止める
ベンチへ座ったままの女へと、身体ごとゆるりと向き直れば、軽く首を傾げて見せ)
―――……ちょっと休憩に、食事でも、と、ね。
(質問には、答えていない。 けれど、如何にも勝手知ったる風に演じては
女へと、ふわりと微笑を――華やかで、けれど、何処か蟲惑的な其れを、向けようか
逃げ出すでもなく、寧ろ彼女の傍へと足先を向け直しては、ベンチの前へと進んで行き)
貴女は、見た限りでは休憩中の様子だけれど…もう授業は担当しないのかな?
(――寧ろ、生徒、としてカテゴライズする事に違和感を感じるやも知れない
生徒で無ければ教師でも無い、其の消去法による違和感は
少なくとも『関係者』では無いと推測出来る類の物――とは言え、其れを確信に至らせないのが隠匿であり
逆に言えば、其の推測へと至れるのならば、女が確かな実力者であると言う証
実際、一方的に感じる事の出来る女の魔力的な素養は、この周囲の中では突出している
其れに僅か興味を覚えれば――少しだけ、悪戯を仕掛けてみようか
隠匿されている自らの魔力を糸状に縒り上げ、女の下胎辺りへと伸ばして行く
微かな、本当に微かな其れに、女が気付ければ逃れるのは容易いだろうが、果たして)
■マリー > 生徒の顔は覚えていなくても、これだけ端正な容姿の青年ならば記憶の片隅にはあるだろうものの、
やはり見覚えのある顔ではない。
そして、休憩という言葉は解らないでもないが、食事とは。
数ある料理店の並ぶ王都の中でわざわざ学院の食堂を一般人が利用するとも考えにくい。
そこに、続く青年の言葉で、関係者ではないと確信する。
ただ、確信を覚えたものの、迷いが残る心は、この青年の術か何かなのだろうか。
「食堂ならあっちよ。それから、今日は全ての授業はお終いよ、その様子じゃ、知らないようね。御用時は何かしら?部外者さん」
青年の言葉はあまりにもあやふやで、それが逆に彼女の確信を強くもした。
休憩中なのは見れば明らかだが、部外者ならば彼女が教員という確信は持てないだろう。
にもかかわらず、授業を担当、という言葉は、さも彼女の教員と言う立場を知っている様に感じられた。
「それから、御用なら私が伺うわよ?お偉い先生達は今日は留守なの」
と、表向きでは穏やかに笑みを浮かべているものの。
静かな立ち振る舞いの中に隙は無く、彼女自身は気が付いている様子は無いが、彼女の腹に宿している魔法生物は魔力の糸を敏感に感じ取った様子。
自らが宿る母体を守るべく、魔力の糸が彼女の下腹部へと迫ると、一種のバリアのように魔力を展開してバチッと小さな火花を立てて糸を弾き。
「ふふっ、随分と珍しい術を使うのね」
と、少々気を強めた表情を青年へと向け、