2016/09/15 のログ
ご案内:「森林の中」にレイカさんが現れました。
■レイカ > 「…………ふう、こんなところですね…。」
私は現在、拠点から少し離れている森林の中に身をおいていた。
理由は一つ、自分の中に流れている異質な力を、一刻も早く体に覚えさせるためだ。
あの日、友人からもらった魔力は、今までそれを持っていなかった私に酷く違和感を覚えさせた。
体が重いとか、そういうものではなく…体の中にある”もやもや”というのだろうか。
どうにも、違和感がなかなか拭えなくて…ここしばらく、この森林の中に身をおいていた。
■レイカ > エルフである私は、この辺りにある山菜を食料とするだけで十分だった。
元々、あまりお肉や魚は食べないし、なにより私は小食だった。
ゆえに、このあたりの山菜や木の実を少しだけ分けてもらうだけで十分だ。
「ごめんなさい、貴方達の命…分けてもらいますね。」
勿論、罪悪感がないわけなんかない。
植物だって命があるのだから、それを食べるとはつまり、それを殺すという事。
だからこそ、私は手にしている木の実や三歳に謝罪して、テントへと戻るのだ。
■レイカ > 「……あ、そういえば。」
弟とあの人に手紙を出すのを忘れていた…。
今は拠点からなれているし、2人とも心配しているかもしれない。
まあ、組織の人に、私がいまどこにいるのかは伝えてあるし、何かあったら連絡は行くだろう。
山菜をお湯で煮込みながら私はしばし瞑想した。
まだ、体の中の靄は取れない…。
ご案内:「森林の中」からレイカさんが去りました。