2016/08/26 のログ
ご案内:「とある教会」にインヴィリアさんが現れました。
インヴィリア > 「今日は帰りが遅くなってしまいました。誰も訪ねてなければ良いのですが」

呟きながら暗い林を駆け抜ける一人の神父。長身の痩せた見た目の神父この通りは暗いだけで幸いあまり何かが出るという話はあまり聞かない。
それでも神父は急いでいるように走っていく。暗い林を抜けていくと神父はようやく見えていた教会を目に安堵する。

(誰か着ているのなら流石に明かりぐらいつけるだろう)

人がいないことがわかれば、神父は教会の柵の門を抜けていく。門と呼べるほど立派なものではなく。単に柵の切れ目の間といったほうが適切なのかもしれない。
そうして、教会の屋根を見上げる十字架と青い屋根そして、星空が視界に入り。

「綺麗な星空です。こんな星空が見られるなら、たまにはこういうのも良いのかもしれません。」

そう言って視線を元に戻して辺りを念のためと首を左右に見回します。
そこには薄汚た白の壁とちょっと奥に西洋風の墓が見えます。
暗いため見えたのは十字架の形がだけで、もう一度正面に視線を戻せば、神父は木の扉に手をかけて開けてます。
この教会には元々鍵がかけていないのだ。
泥棒に入られても不思議はないほど不用心だった。
そうして、暗い中明かりをつけていきます。この教会の明かりは、魔法で簡単に強い明かりがつくそんな仕掛け。
明かりがつけば、一気に中が見えてくる。
昼間ほどではないものある程度の明るさで赤い絨毯と石造りの床や壁がみえてくることだろう。

「主よ無事に仕事が終わったことを感謝いたします」