2016/07/26 のログ
ご案内:「ドラゴンフィート 観光地区」にレイカさんが現れました。
レイカ > 「……………熱い。」

暑い、ではなく熱い。
日中、私は日課にしている観光地区の散歩にやってきたのだけれども…今日は正直、休んでもよかったと後悔している。
なぜなら、日中は太陽があまりにも元気すぎて、暑さに弱い私は既に体力の限界だった。
いまは、公園の木陰で一休みをしているわけだけれども…それでも暑さは和らぐ気配はなかった。

「うぅ………熱い…。熱すぎて煮えきってしまいそうです…。」

どこか涼しいところはないかなと思案するも、あまり思いつかない。
先日、遊びに行った川原は…よかった。
涼しくて、清らかで…正に避暑地という感じで、とても気持ちよかった。

レイカ > また行きたいとは思うけれども…。
さすがに今、あそこまで一人で行くのはさすがに難しい。
それというのも……。

「王都にいる時間が……長すぎました…。」

森の湿気にやられるのが目に見えていたから。
王都に長く暮らしていたせいで、私はすっかり、あの特有の湿気に弱くなっていた。
元々森の中ですんでいるはずなのに…ちょっとなさけない。

レイカ > 「……此れも鍛えないとダメ、でしょうか…。」

山で暮らすエルフなんて見たことがない。
しばし悩むものの……珍しく私は、その考えを放棄した。
熱いものは熱いんだからしょうがない、と。

「…帰りましょう、帰って涼しい所で瞑想でもしましょう……。」

そう、決めると億劫な体を起こし、その場を後にした。

ご案内:「ドラゴンフィート 観光地区」からレイカさんが去りました。