2016/07/23 のログ
レイカ > 確か、あの辺りには滝もあったはずだ。
一度だけ、まだ私がミレー族の村にいたときに一度だけ”お兄さん”と慕っていた人に連れて行ってもらった…気がする。
もう遠い昔の話なのであいまいな話ではあるけれども…もし、カナム君がいっている場所はその場所なら、行くのはおよそ10数年ぶりになる。
懐かしいな、行きたいな…。

「……はぁ。」

私は、とても、とてもわざとらしくため息をついた。

「将来有望でも、いまがイケメンじゃないとあまりときめきませんね…。
逸れに、私は少し渋いくらいが好みですので。」

私はどっちかといえば、年上派だ。
――――そこっ、エルフより年上だと老人しかいないとかいわないっ。

亜人の情報は、確かに少なかった。
だけど、その亜人種を多量に配下においている盗賊団の話は持ち上がっていた。
最近は、あまり話を聴かなくなったけれども…。

「今はありませんけど、明日はお仕事がありますからね。
逸れに、いまからそこに行くとなると、かなり遅くなってしまいますよ?」

カナム > 「うわ、傷つく反応するなぁ…渋いって年上好きってこと?」

エルフのお姉ちゃんより年上ってお爺ちゃんじゃん…
エルフは外見で年齢は測れないって師匠が言ってた

「遅くなったっていいじゃん、それに明日仕事ってことは今日は暇でしょ?
まぁ嫌ならいいけど?僕はお姉ちゃんの話聞いて気が向いたから涼みに行くけどねー」

盗賊団なんて最近は見てないなぁ
もし出会ったら…流石に鉈だけだと面倒かな
皮装備でも防具って大事なんだよ
それはともかく!川には行く、絶対に
お姉ちゃんが来なかったら一人寂しく行くしかないかなぁ

レイカ > 「はい、少しくたびれてるくらいが好みです。
あ、でも……今は私は付き合っている人がいるので、その人が一番ですね。」

今は少し、仕事で街から離れているあの人。
別に私よりも年は下かもしれないけど…あの人の温かさにやられてしまった。
早く帰ってきてくれないかな、なんて思う日もあったりする。
……私だって女なんです。

「まったく……わかりましたよ。
それじゃあ、家からいろいろ持ってくるので、30分後に集落の入り口で待ち合わせですよ。」

―――カナム君の言うとおりだ。
言葉遊びのようにも聞こえるけど、今日は幾分暇だ。
何か事件があれば忙しくなるけれども、その気配は一向にない。平和なものだ。
おそらくこのまま、町にいても暇をもてあますだけ、ならば次の見回り―――夜までは時間がある。

そんな事情も相まって、私は折れた。
川で涼みたいという事情も確かにあるし―――まあ、悪い選択肢じゃないかな、とは思う。

カナム > 「オッサン好きかぁ、それは無理かなぁ」

年齢的な意味で無理だった
ていうか恋人居るのかぁ、これは面白い
弄り甲斐があるねぇ

「あいあいさー、信じてたよお姉ちゃん。」

ぐっと親指を立てる
結局最後は折れてくれると信じてたよ
準備と言ってもこっちは着の身着のまま、集落入り口でのんびりするとしよう

ご案内:「ドラゴンフィート 観光地区」からレイカさんが去りました。
ご案内:「ドラゴンフィート 観光地区」からカナムさんが去りました。