2016/07/14 のログ
ご案内:「ドラゴンフィート 居住区」にレイカさんが現れました。
■レイカ > 「…………もう少し、でしょうか…。」
自宅にしている民家の前のプランター。
私は、緑色に育ったトマトを見ながら満足げに頷いた。
以前から育てていた野菜が、もう少しで収穫できそうだ。
此れがうっすら赤く、そして真っ赤に熟せば、美味しいトマトが取れる。
「ふふっ……いまからどうやって食べようか、楽しみですね…。」
食欲は人並みにある、だからこそこういう楽しみも沸くというもの。
軽く水をやりながら、そのときを私は楽しみにしていた。
■レイカ > サラダにしようか、それともソースを作ってパスタにでもしようか。
いや、もう少し手を加えてもいいかもしれない…。
何しろ、土がいいためにとても品質のいいトマトができそうな感じがする。
そっと、耳に手を当てて耳飾を調整した。
此れを使えば、土の精霊の声もしっかりと聞こえる。
「………あと2週間程度、ですか。わかりました。」
大地の精霊が教えてくれる、トマトの収穫時期。
まだ少し時間があるし、マスターにでもトマトをどうしようか相談してみるのもいいかもしれない。
まあ、マスターなら間違いなくパスタというかもしれないけれど。
■レイカ > とりあえず、プランターに生えた雑草を間引いておこう。
栄養を十分に行き渡らせるために、小さい実もついでに間引いてしまおうか…。
弱いものを省いて強いものを残す……。
「………止めて置きましょうか。」
雑草だけ抜いておこう。
除草剤の効き目はあまり感じられなかったけど、元々あればいい、程度のものだ。
生えている雑草を引き抜き、土を落として―――裏に移し変えてこう。
どうしても、草木や植物は”殺す”ことが出来ない。
私がエルフだからだろうか。
■レイカ > 「……大丈夫ですよ、少し場所を変えるだけです。」
引き抜いた雑草は何かを言うはずがないけど、私はそう語りかけた。
トマトの様子は…もう大丈夫だろう。また明日見に来るとしよう。
自宅にしている母屋のうらへと回り、雑草を植え替える。
そして、私はいつものように軽い見回りに出かけていくのだった。
ご案内:「ドラゴンフィート 居住区」からレイカさんが去りました。