2016/07/10 のログ
■レイカ > 厳しいことだって平気で言う。
もし、この場で彼が誰かに射すくめられでもしたら、私はきっと足も体も。
何もかも投げ出し、その場で力尽き、命を落とすことも辞さずに、射殺した相手を地獄の果てまでも追いかけるだろう。
「……もう、軽いですね…。ふふっ……。」
だけど、そんな彼の軽さがどこかとても頼もしかった。
この人なら、きっと帰ってきてくれる。どこにいても、私のところに。
そんな彼の隣にいられること、きっとこれが女としての最高の喜びなんだと思う。
贅沢を言えば、浮気も許したくない…。
だけど、そこまで彼を束縛する権利は、きっと私にはない。
だから―――ちょっと悔しいけど、彼がほかの人を抱くことは、容認しようと思う。
悔しいけど。
「ええ…その代わり、私にはそれ以上の愛をくださいね…クライブ。」
始めて、私は彼を呼び捨てにした。
此れがきっと、幸せなんだなと―――私は汗の匂いも気にせず、彼に甘えた。
いつか、この拠点からいなくなったとしても―――このぬくもりがあれば、私は明日からまた頑張れる。
そんな、力強い気がふつふつとわいていた。
■クライブ > 「重苦しいのは仕事の時だけで十分だろ?
普段はこれぐらいじゃねぇと緊張で疲れちまうぜ」
軽い口調で返すが約束は必ず守る信条の男
娘に戻ると約束した以上それは必ずの物として帰る事を誓う。
これだけ思ってくれる娘を悲しませる事だけはしたくはなくて。
「俺の本気での愛を受けたら日が開けちまうからほどほどでな。
大事だからこそセーブする必要もあるからな」
己を初めて呼び捨てにした娘に笑いかけ。
無理をさせない理由を告げて娘に好きなように甘えさせて。
もしこの拠点を去る時は連れ去ろうと決めれば甘えさせたまま、娘が抵抗しなければそのまま抱き上げようとして。
■レイカ > 「確かに…その通りですね……。」
でも、私はあいにく此れがデフォルトだ。
敬語がどうしても抜けないし、砕けたような表情も早々作れない。
勿論、感情が高ぶったときは別だけども―――。
だけど、彼の前では普通の、一人の女として過ごせる自身があった。
それが、とても幸せなことでもあると、私自身がかみ締めている。
「ふふっ……じゃあ、セーブできなかったら遠慮なく言ってください。
………大丈夫、壊れてしまった体ですけど、クライブの愛を受け止めるくらいなら…。」
一日中、愛してくれるかもしれないと、どこかで声が聞こえてくる。
いや、そんな絶倫でもあるまいし、なにを考えているんだと冷静につっ込みを入れた。
そんな私は、抵抗することもなく彼に抱き上げられた。
もし、彼が私を連れ去るならば―――私は、きっと何も抵抗が出来ない子供のように連れ去られてしまうだろう。
くす、と笑みを浮かべながら―――彼に言う。
「そういえば…初めて会ったときの約束……憶えていますか?」
一緒に食事をしようという約束を、まだ果たせていなかった。
「…私の手料理でよければ、ご馳走しますよ?」
■クライブ > 「それにだ、堅苦しい姿はあんまり見せたくねぇしな
レイカも俺という時はゆっくりでいいから砕けていこうぜ?」
そういう姿を見せるのは仕事中だけで十分というように笑い。
敬語の娘に少しずつと告げる。
今までの変わらない毎日がこれからは娘と共に変わっていくという楽しみに知らずに自然な笑みを浮かべて。
「壊れたとかいうんじゃねぇよ。
まあ、どうしてもセーブできない時は全力で愛するから楽しみにしてろな」
セーブが効かなければ文字通りに体力の続く限りに娘を愛することになる男。
もしそうなれば一日で止める様にしなければと思う反面自制出来るのかと自信もなく。
抵抗もなく抱きあげた娘の頬に軽くだけ唇を触れさせ。
もう伴侶と決めた娘は命ある限り離さないと誓う。
「初めて会った時の…あぁ、あれか」
娘と最初に会った時の約束。
まだ果たせていない事を思い出し、これから誘うかと思った所に続いた言葉にそれもいいと考えて。
「それじゃ今からご馳走になるのは大丈夫か?
無理なら…俺の愛をレイカにあげたいんだがどうだ」
そんな事を言いながらも訓練場から居住区へと向け歩き出し、途中に娘に場所を聞きそのまま部屋へと押し掛けようとして…。
その後どうなったかは二人だけが知る事に…
ご案内:「ドラゴンフィート 訓練場」からクライブさんが去りました。
ご案内:「ドラゴンフィート 訓練場」からレイカさんが去りました。