2016/06/24 のログ
ご案内:「ユースレスファクトリー」にベルフェゴールさんが現れました。
ベルフェゴール > ((お約束待機))
ベルフェゴール > (珍しく、居るのは寝室ではなく。ダンジョン内の一室、岩肌の床にペタンを座り込んだまま。頭にはコードに繋がれたヘルメット。そのコードの数は一言で言えばたくさん。その周辺には、金属でできた四角い枠に収められた、映像を映し出す大きな水晶が多数。そこに移っているのは、無数の、今は使われていない古代文字である。それが目まぐるしく動いている)

「……ん~……………に~……。」

(何をしているかと言えば、数日前から続けている。シュミレーションとその演算。延々と繰り返される膨大な作業は、さしもの怠惰の魔王も、すぐに終わるとは言えないようだ。)

ご案内:「ユースレスファクトリー」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「おーい。おーい」

(ダンジョン内に響く男の声。トコトコと廊下を歩いては、扉を開けて中を覗いては次の部屋。
 それを繰りかえし、少女のいる部屋を突き止めれば)

「お、いたいた。お仕事ちゅうかな? まいわいふ」

(少女の姿を認め、声をかける。相手がなにやら忙しそうだな、と思えば距離を少しとったまま。
 男は連日の魔族の国の探索において、この魔王様の城を拠点のひとつとして使わせてもらっていた。
 ある程度の探索終了後は、この場所へ移送。休息をすませればまた魔族の国へ。この繰り返しだ)

ベルフェゴール > 「……色々凝った……揉んで……」

(ヘルメットで視界はふさがれたままだが、駆けられた声に、ローブの袖で隠れた両手を広げておねだり)

「セイン君のね……言ってた……人間と魔族の和平?
難しいねぇ……一応、可能な手段は幾つか出たんだけど……。
もうちょっと楽でいい感じのが無いか……シュミレーション中。」

(因みに、いつもよりもっと声がボソボソしている。流石に少し、疲労。)

セイン=ディバン > 「あいよ。お疲れ様」

(相手のおねだりを聞けば、するすると近寄り相手の肩を揉みはじめる。
 体格差を考えてか、力は余りいれてはいないが、それでもしっかりと揉み解すように)

「……あ~。なんかゴメン。
 オレが言った一言でこんな、疲れるまで……。
 ってか、何個か手段は出たんだ。凄いな」

(ぐいぐいと肩を揉み、ぐりぐりと肘を当て、トタタタタ、と軽く刺激を与えるチョップ。
 そのまま相手に感謝を伝え、謝罪をし。相手のその演算結果に興味を持つ)

ベルフェゴール > 「ぅぁぁ……それ気持ちいいかも……。」

(肩を揉まれると、気持ちよさそうな声が出る。肘とチョップには少し呻いて、痛キモチイイって感じのリアクションで)

「パターン1。ボクとセイン君以外の知的生物を滅ぼす。
魔族と人間が一人ずつしかいないなら和平成立。

パターン2。人間を滅ぼす。そもそも魔族と人間で争いが起こらない。

パターン2。頑張って魔族を滅ぼしてみる。理由は以下同文。
ただし、可能かどうかちょっと疑問。ボクも死ぬ可能性有り。


この辺かなぁ、かろうじて実現可能な案。」

(酷い案が目白押しだった。)

セイン=ディバン > 「冒険者は、身体が資本。負傷した身体のケアもスキルの内、ってね」

(慣れた手つきでマッサージを続けていく。自分の身体のケアも、応用すれば他人のケアだってできる理屈で)

「……ぁ……」

(その少女の提案に、声すら失う。
 頭では否定していたが、心、本能が認めていた事実。

 そう。結果としての和平を求める為に考えられる手段は。
 やはり、現実の延長線上。どちらかが滅ぶまで戦うしかない。
 そういうこと)

ベルフェゴール > 「まぁ、そういうことだよね。」

(視界を覆っていたヘルメットが外れて、引っ込んでいく。休憩。そのままセインに背もたれるようにして、ズルズル崩れて、セインの太ももを枕にして相手を見上げる恰好で。)

「例えば、世界に人間だけでも。国とか人種の違いだけで争いも差別も、なくならないんじゃないかな?……と言うか、魔族が侵攻してくるより前から、人間はそうだったよ?……一応、見て来たから……知ってる。」

「セイン君は世界の救世主にでもなりたいの?統治が太平の基本だけど。その統治者って、一番敵を侵略して、一番殺した人のことだよ?
英雄って、おおむねは一番沢山敵を殺した人のことだもの。」

(淡々と告げる。理屈的な事実。)

セイン=ディバン > 「……は、ハハハ……」

(相手の身体の重みを太ももに感じながら、乾いた笑いを洩らす。
 八方塞。袋小路。結局の所は行き止まりだ)

「それ、は……。いや、そうだね。人の本質は争うことだ。
 他の生物を殺し、喰らう。種として生きる絶対条件。

 救世主、はガラじゃないなぁ。……ん? ってか、なんでオレは和平を目指したんだったか……」

(相手の言葉を肯定しながらも、自分の最近の行動原理について思考する。そのまま首を二、三度横に傾け。そこで何かに思い至ったように、おぉ、と呟く)

「そうだ。そうだよ。オレは別に魔族も人間もどうでもいいんだ。

 キミだよ。

 キミに火の粉が降りかからないようにしたかったんだ。
 その為に、和平って考えたんだよ。キミさえ生涯無事なら、他の事なんてどうでもいいんだ」

ベルフェゴール > 「…………ふ……ぅ……。」

(黙って、セインの顔を見上げて言葉を聞いていく。それから最後に出たのは、あからさまな、落胆の溜息だった。)


「…………傲慢…………。ま、そういう魔王もいるけどさ。」


(冷たい言葉を投げつける。無遠慮に。)


「そもそも競合や争いってのは、種が進化発展するために不可欠な必要悪だとボクは考えるね。
負の感情を持たない、怒らない悲しまない妬まない怠けない、そんな生き物……正直キモチワルイ。」

(争いが無くなくすという理想についての感想。最初から思っていた感想を告げる。)


「二つ目の傲慢はソレ……ボクを誰だと思ってるの?怠惰の魔王は、強さは関係なく……そもそも火の粉は飛ばないところになるべく居るし……何より、そんなことをするために、君が危険な目にあうのを……許容はできないな?……自由にしてくれていいけど、死ぬな。そういう事だよ。できればボクとずっと同じ部屋で同じ場所で、永遠にダラダラしていられたら、ボクはそれでいいんだ。……そして、君にはそれは流石に苦痛だというのはわかってるから、自由にしていい……そう言ってる。」

(少し、突き放し気味の声。けどそれは、婚姻という、距離を縮める約束があったからのことで。遠慮がなくなっているのも、それが理由。)

セイン=ディバン > 「んにゃ?」

(相手の様子を見て、また首をかしげる。が、次の瞬間には真顔に戻り相手の言葉を聞く)

「う、む? 要するに、戦ったり競ったりすることってのはその生物が進歩していくのには必要、ってことか?」

(相手の言葉を噛み砕き、口にする。一応勉強の成果は出ているのか、相手の言葉の言わんとするところくらいは理解できているらしい)

「……ん。気にかけてくれてありがとう。でもさ、世の中には一応、伝説の勇者、みたいなバカ強いヤツとかもいるだろ?
 万が一にも、キミの元にそんな強くて、しかも魔王に容赦しないヤツが現れないとも限らないじゃあないか。
 ……とはいえ、その永遠のダラダラせいかつも魅力ではあるけどね」

(相手の声に、まずは礼を。そして、ぼんやりと頭に浮かんだことを次々口にする。どうにも本人にもまだ思考がまとめ切れていないらしい。
 そのまま相手の頭を撫で、額へとキスを。今までとは少し雰囲気の違う距離感を好ましく思う)

ベルフェゴール > 「そういう事、技術の発展は戦争から生まれる。
人殺しの武器が、良い包丁の技術に使われるようにね。
平和だと、普通……大抵の人は、死に物狂いの努力はしない。」

(尻に火がついてから頑張る的な意味を伝えて頷き。)

「……仮にそんなのが居たとして、ボクの所に来るかな?
ボクはそもそも、他の魔王や魔族が居なければ何もしない、そういう魔王だよ?

仮に兵器の補給経路を断とうとして、現れたとして……。


ボクは、勝ちを目指すなら魔王最弱だけど。

護りに関しちゃ最強の自負がある。

ボクが防衛しきれない相手なら、それこそ世界の誰でも駄目だよ。」

(額へのキスを受けながらも勇ましい宣言を当たり前のように告げて。から)

「……凝ってるって……言った……。」

(あおむけのまま、相手の両の手をローブの上から、自分の胸の上あたりに誘導する。ローブとタンクトップと、素肌の境目の辺り。)

セイン=ディバン > 「ふむ。確かに。遠くに武器を運ぶために台車が生まれ。
 防御力高き城壁の建築技術は民家に応用され、か。
 なるほどねぇ~」

(学は無いが、知識を吸収することは好きなのか。
 相手の言葉に、まるで学生の様に頷く)

「む。そっか。キミの元に勇者が現れる意味と可能性を考慮していなかったなぁ。
 ……攻めるは不得手でも、守りに関しては超一流、か。
 頼もしいねぇ。我が妻は」

(普段はめったに見れない、自信満々の相手の様子に微笑み、再度額へキス。そのまま相手の誘いを受け入れ)

「はいはい。今度はこっちですか~。
 ……しかし、何度味わってもベルフェの身体は極上だよなぁ」

(そのまま相手の肌の感触を楽しむように、皮膚の上を手が滑る。そうして一度は肩を揉むように動いた手は、今度は愛すべき魔王様の胸を揉むため、下へと降りていき)

ベルフェゴール > 「けども、君はボクにお願い1つするだけで怠惰の軍勢のその全てを動かせる。はっきり言って、人間が扱うには……分不相応な力だよ。けど、それを君が望むなら……ボクは、別に構わない。
そういう意味で、君は既に……怠惰の魔王には、並ぶ力と権力がある。

その辺、踏まえた上で聞くけど。
それでも、その全部を捨てていいから、ボクが君の側に、降りようか?
この間みたいに、無力なボクに、降りようか?」

(胸を揉まれてすこし体をよじりながら、紅潮した頬で、それでも少し真剣な顔で、静かに、問いかける。)

セイン=ディバン > 「あ~。それは考えたことすらなかったなぁ。
 権力はいらねぇし、金も自分の力で稼いでこそ。良い食物も、続けば飽きるし。女は……目の前に最高の妻もいるし。
 うん。特にそういう権力とか、力とかは必要ないや。

 ……う、ん。
 それはとても嬉しいけれど。普通の女の子のキミと暮らすのも悪くはないんだけど。
 そうなったキミを、守りきれるかは自信がないなぁ。
 ……キミはどうしたい? ベルフェ。キミの意見が聞きたいな」

(相手の言葉が真面目な物だとわかっているからこそ。胸への愛撫はほどほどにしておく。
 そのまま相手に本音を言い、相手側の意見を聞く)

ベルフェゴール > 「そういうのを要らないって……すぐに言える……君が好きだよ。」

(控えめに、最高の妻とか言われると照れたように視線を泳がせつつ告げる。)

「ボクはもう生きるも死ぬも、それなりにどうでもよくなってるし。
君がそうして欲しいならそうするよってだけの話。

あぁ、ただ……魔力を全部遮断すると……不老は残るけど、怪我でも病気でも死んじゃうだろうし、黒髪になっちゃうのはどうなんだろ?
その辺も、セイン君がいいなら……かな?」

(そのまま、もそもそとうつぶせになり、セインのまたぐらに顔を突っ込むような体勢を取り。)

「セイン君の好きにしていいよ……って、前から何回か言ってる。」

(色んな意味で、好きにしていいと。それは本当に、そのままの意味で。今の仕草は、照れて真っ赤になった顔を隠すための物。君の為に全部捨ててもいい、そういう宣言。)

セイン=ディバン > 「え、いや普通だろ? 男たるもの、自力で欲しい物を掴んでこそ、だ。
 そういう意味では、最高の伴侶を手に入れた俺はもう人生勝ち組な訳だが」

(相手の視線が泳ぐのに気づかぬまま、ポロポロとそんなナンパな言葉を次から次へと)

「ふむぅ~。……別にオレはキミが魔王だから好いているわけではないし、キミがキミだから好きなんだけどね。
 でも、うん。なにもリスクやデメリットを増やす必要はないかなぁ、って思う。
 それに、キミにそこまでしてもらうのは正直、気が引けるってのもあって」

(もそもそと動く頭に手を置き、ぽふぽふ。そのまま相手の言葉を深く飲み込み、どうしたものか、と)

「んじゃまぁ。今のところは魔王様のままでいいんじゃあないかい?
 もしもキミに魔王の座とか、凄まじい寿命とか。捨てて欲しくなったら言うよ。今は、ベルフェのままのベルフェがいいや。

 では、好きにさせていただくですかねぇ~」

(本当に能天気な、あっけらかんとした結論。バカな男の、バカなりの判りやすい言葉であった。『今はいいや』。それが本音。

 そして、うつぶせになった相手のお尻へと手を伸ばし、まるでくすぐるようにその柔らかなヒップを揉みはじめる。
 先ほどまでのシリアスな表情も、いまやスケベオヤジのそれだ)

ベルフェゴール > 「………………これだから、男って奴は……。」

(割と、満を持しての告白だった。色々考えての案だったし、ぶっちゃけ。普通の女の子として、セインの横で支えて守ってもらう。そんな未来にロマンを感じなくも無かった。基本的に合理主義な自分としては、一世一代の発言だったのだけど。そんな風にあっさりと言われてしまえば。なんだか恥ずかしくなってきて、またぐらから頭をねじってジトッと相手を見上げる。けれど、そんな返事の内容もちょっと嬉しいから、怒るに怒れないので、困るのだ。)


「……ッ!?……んにっ……ふ……ぅ。」

(お尻を揉まれると、自分から少しお尻を突き上げてしまいながら、また顔を相手のまたぐらに沈ませ顔を隠す。少し、腰をよじりながら、熱い吐息を吐き出して。)

セイン=ディバン > 「女と男は、判りあうことは永遠にないのである。
 とかなんとか、書物に書いてあった気がするよん?」

(相手の言葉の裏までを読まなかったわけでもない。が、流石にリスクが大きすぎる気がしたし。
 何よりも、目の前の魔王様の魔王様的立場などもあるだろうから、そうホイホイ気軽に、『魔王辞めて?』、などと言うべきでもないのだろう。
 まぁ、いつか、遠くない未来にそうお願いしてみるのもいいのかもしれないが)

「フヘッ。このお互いの体勢、なんかエロっちぃなぁ~。
 ……ベルフェ。して欲しいことあったら言ってごらん?
 できることは全力でしてあげるから」

(そう言うと、相手の下半身側からローブをたくし上げ始める。
 相変わらずの華奢で可愛らしい身体を掌で撫でていけば、自身が高まり、性器に血が集まるのが判る)

ベルフェゴール > 「確かに……そんな気がするよ。愛と知恵の女神としても、永遠にない気がしてきた。」

(ちょっとあきらめの溜息を零していると、ローブをたくし上げられ。お尻を突き出し四つん這いで下半身だけ晒され。顔は相手のまたぐらに突っこんで、しかもそこが硬くなってきているのを感じると。確かに相手が言うように、エロっちぃ体制であると自覚。)

「……セイン君の……おちんちん……出して?……パンツはいたまま、指でしてほしい……な。」

(そういいながら、相手のズボンのファスナーを下し、性器を露出させようと。叶えば、先端を口に咥え控えめに、舌を這わせて、水音を響かせようと。)

セイン=ディバン > 「分かり合えないからこそ惹かれあうのかもよ?」

(相手の過去の経歴をひっくるめて、だからこそ恋愛は面白い、と括る。無論、男自身もそんなに達観した恋愛観を持っているわけでもないが)

「ほいほい。……それじゃ、リクエストにお応えしますかね」

(相手の顔に極力触れないように、一度腰を引き、されるがままに屹立したペニスを取り出してもらい、そのまま舌で舐められる。
 そうして、男自身も相手の太ももの間に手を差し込み、その可愛らしい下着の上から、クロッチ部分を撫で始める)

ベルフェゴール > 「…………じゃぁ、もいっこ……お願い。」

(ペニスの先端から唇を離して、舌で刺激するだけで、少し焦らし気味にしながら)

「っ……はぁ……ボクの……尊厳も……何も、汚して……くれる?
ボクね……セイン君に……レイプされたいの……いつかは、君が死ぬ前に、殺されて……死にたい。」

(少し歪んだ欲望なのは、やはり魔族の王故か。それでも、最大限。素直に、恥ずかしい欲望を、さらけ出す。)

セイン=ディバン > 「ん~? 一個といわず、何個でも聞くよ」

(淡い感触にじれったくなりながらも、優しくそう囁く。ピクピクと震えるペニスは、それまでの相手への愛撫で十分に興奮していたようで)

「……ぁぇ。……え、え~……。
 レイプ、かぁ~……あんまやったことないから上手くキミの望むように出来るかわからないけど。てか、殺すって……」

(まさかの相手の願いに、困惑を隠せない。それでも、それが愛すべき妻の本気の願いであるとは気づき、何度目かの思案)

「……わかった。それじゃあ、うん。
 できる限り、キミをメチャクチャにしてみる。
 今までみたいな優しいエッチじゃなくて。……この間よりもっと激しく。

 キミを壊してあげる」

ベルフェゴール > 「こないだ、いっぱい……おもちゃ、見せたでしょ?
本当にそれってわけじゃないけど。
そういうの……ボク……セイン君に……所有されたい……んだよ?」

(ペニスの先端に舌先を這わせながら上目づかいに見上げる。震える先端に合わせて舌を動かしながら。)

「お部屋行こうよ……ボクを……セイン君の……モノに……して?」

(部屋に行けば、様々な大人の玩具や、挙句の果てに拘束器具や拷問器具までひとそろいになっているはずで。)

セイン=ディバン > 「あぁ、そういえば……。
 ってか、あれってベルフェの私物なのか?」

(結局、手錠以外は使用しなかったが。そういったプレイに興味がないわけでもなく。そのままペニスの先端の痺れるような快感には意志力で抵抗し)

「……よ、よ~し。旦那様はりきっちゃうぞぉ!!」

(相手のおねだりに興奮したのか、そのまま相手を勢い良く抱き上げ。
 あとはドダダダダダッ、と駆け足で部屋までダッシュ、である。
 すこし歪だが、これからこそ新婚初夜だぜ、などという意味不明な発言もあり)

ご案内:「ユースレスファクトリー」からベルフェゴールさんが去りました。
ご案内:「山岳地帯 山賊のアジト」にサヤさんが現れました。
サヤ > せっ!

(気合の籠った一閃とともに最後に残った山賊の一人を切り倒し、切り裂かれた胸から血を吹き出しつつ悲鳴を上げる間もなく倒れる相手に残心し、息絶えたことを確認すればゆっくり息を吐き出して構えを解き)

これで最後か、思ったよりあっけなかったな

(刀に付着した血を払い、鞘に戻せば軽くあたりを見渡せば十数人余りの死体が転がっており、そのどの死体にも一太刀以上の傷は見当たらない。しかし山賊たちの帰り血で服はすっかり汚れてしまっているが、気にした様子も見せずに砦の中の建物を調べて生き残りがいないか捜査すくするために歩き出し)

サヤ > (刀を鞘に納めつつもすぐに抜けるよう居合の心構えを意識したまま最初に西にある平屋風の小屋に向かい、少し中の気配を窺った後ドアを蹴り開け、飛び出してくる敵がいないことを確認すれば中に入って部屋の中を見渡す)

ここにはいない……か

(小屋はどうやら宿舎だったようで簡素な藁のベッドがいくつかおかれているほかは特に何も見当たらずかぶりを振り)