2016/05/11 のログ
マルティナ > 自分では割りと露骨に誘ったつもりだったのだが、あんまりにも急すぎたのかやり方がまずかったのか普通に対応されてしまい少々困る。
やはりこういった事は苦手である。

「あ、いえそうじゃなくてですね……。ニーニヤさんって可愛いなあって思って、まあそれで声をかけたのもあるんですけど」

改めて仕切りなおすつもりで、腕を組んで更に身を寄せて。

「お店の方には内緒で、二人でイイコトしていきません?」

具体的な表現は相変わらず避けているが、娼婦の経験のある相手なら流石にこれで意味は分かるはず。
自分なりに精一杯の誘惑を仕掛けた。

ニーニヤ > 「えっ…?あ…あぁ、そういうことですか…。あの、ちょっと…でも、私は決して可愛くなんかないですし…」

意味を理解してか、頬を赤らめてもじもじとしだす。とても娼婦とは思えないが、きっとこれが彼女の素なのだろう。
どうしようか迷っている様子だったが、女性を相手にするのはこれが初めてだしこれもよい経験だと一人頷いて。

「女の人とは、初めてなのでマルティナ様が思っているように、娼婦としては振る舞えないと思いますが、それでよろしければ―」

少しばかり、恥ずかしそうにはにかんで。

「―喜んで」

マルティナの耳元で、客の男性にするようにそっと囁いてみる。

マルティナ > 「ふふ、大丈夫ですよ今日相手してもらうのは……」

ニーニヤの手を取ると申し訳程度にしか隠れていない、男性の平均より大幅にサイズの上回る男根を握らせ。

「コッチの方、なんですから。男性相手と同じつもりでいいんです」

冒険譚を聞かせていた時とは全く違う少しサディスティックさを感じさせる顔で、ニーニヤに微笑みかける。

ニーニヤ > 「えっ?えっえっえっ!? マルティナ様、男性…えっ―」

手に握る感触に、思わず手を引こうとするが、うまく引けずにそのまま、サディスティックな微笑みに焦りが隠せない。
ニーニヤにとっては初めて見るふたなりなのだ、理解できずに混乱するのも無理もないことだが―。

とにもかくにも、蛇にらまれた蛙のような状態で、マルティナのそれを撫で、にぎにぎと柔らかく揉んでみて目の前の事実を確認する。
緊張からかどことなくぎこちなく、時折様子をうかがってマルティナの顔を覗き込んで。

マルティナ > 「ふたなりっていうやつですね。んっ、はうぅぅぅん……!」

男根をにぎにぎと揉まれると、甘い声をあげながらニーニヤへと完全にもたれかかる。
体重を預け、程々の大きさはあるつもりの胸もニーニヤで押しつぶす形となり。

「そんな風に揉まれたら、エッチなスイッチすぐ入っちゃって、もう我慢できません……♡」

息を荒くしながらニーニヤへと迫る。

ニーニヤ > 「待ってくださ、まずは…」

まずは、キスから始めましょう。そういう間もなく押し倒されたような形になって、すっかりと調子を狂わされた様子。

何よりも、まるで別人であるかのようなマルティナにどう接していいのかわからないままマルティナを支えて。
言葉を伝える暇がないのなら、まずは態度で示してみようか。彼女の荒い吐息を間近で感じながら、まさしく男性客に普段するように、そっと唇を合わせて具合を確かめるように2,3度啄んでみて。

マルティナ > ニーニヤからそっと唇を合わせてくる。
それに応えこちらもついばむ用に何度かキスをかわす。
可愛らしいキスで少し物足りなく思いながらも、少しだけ落ち着いた。
とはいえ興奮が衰えた訳ではないので、軽く握られただけで勃起してしまった股間をニーニヤへと押し付け。

「こ、これ、結構大きいと思うんですけど、ニーニヤさん大丈夫、ですか?」

多少強引にでもしてしまえと思ってはいたが、嫌がられたりあんまり痛がられるのはあまり気分のいいものでもないので一応合意の確認。

ニーニヤ > 「ふふ、もっとしましょう?」

キスに応えてもらうと、笑顔を見せてもう一度唇を重ねて。今度はこちらからマルティナに体重を乗せて、マルティナの口の中へと舌を入れ、絡める。
積極的に、男性がするように少しばかり荒っぽく、マルティナを味わうと糸を引きながら押し付けられた男性を、小さな手で撫でて諫める。

「確かに大きいですけど…でも、少し待ってくださいね?」

一度マルティナから離れると、熱を持ったそれに対してキスをして、先端を口に含んで根元から撫でてみたり、あるいはその下にある袋を頬張ってみたり。

マルティナ > 「ふああっ……!すごっ、上手……!」

濃厚なキスで頭が痺れてきているところに、思ったよりも上手い愛撫がきた。
娼婦とは聞いても素朴で純朴そうな見た目で完全に油断していた事もあり、弱点の玉責めの途中で虚空に射精してしまう。

「!!……んっうぅぅっ!!」

声を押し殺しながら、常人ではありえない量の精液をぶちまける。
これでも我慢出来ずに少し出てしまった程度なので、勃起は全く収まっていない。

ニーニヤ > 「すごっ…。沢山、出ましたね」

ほとんど、不意打ちというべき射精に驚いて、そして髪や顔を汚してしまっているが嫌そうな顔一つ見せずに、まだ元気なマルティナを根元から優しく撫で上げる。

「こんなに出したのに、全然元気じゃないですか…。大変そうです」

目が合うと、手についた精液をチロリと舐めて見せるサービスを行って、今度は頬張れるだけ、口にいっぱいに頬張って。
さすがに大きいからか、少し大変そうだが舌で愛撫しながら転がして、手で根元から優しくしごいて。

マルティナ > ニーニヤを気遣ってあまり強引にするのは控えようと思っていたが、想像以上に熟達したテクニックもありあっさりと欲望に負けた。
男根を頬張り優しく扱くニーニヤに対して、頭を掴み腰を叩きつけ強引に口内へ抽送をはじめ。

「ご、ごめんなさいっ!も、もう我慢できないからっ、こ、このまま口に……!」

ニーニヤ > 「んっ…!けほ、けほ…」

最初は驚いて抵抗の素振りを見せ、咳き込んで中断したものの、反面この手の行動を起こす相手は決して初めてではない。別段逆らおうとはせずに、マルティナの欲望のままに相手をしようと決め込んで、耐えているようだ。

ご案内:「貧民街の路地裏」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「貧民街の路地裏」からニーニヤさんが去りました。
ご案内:「九頭竜山脈・ドラゴンフィート」にレイカさんが現れました。
レイカ > ドラゴンフィートの拠点―――。
王都よりもずいぶんと小さくて、拠点というよりは集落といったほうがいいかもしれない。
九頭竜山脈のふもとに、こんな場所があったのかと驚いたのはつい先日のこと。

だけど、ここはとても居心地がよかった。
右を見ても左を見ても、皆笑顔に溢れている。
ミレーも、人間も関係ない場所。―――居心地が、悪いはずがない。

「………はい、終わりました。」

そんな場所で、私は今―――ミレー戦士の傷を手当していた。
訓練で怪我をしてしまった人、小競り合いに借り出されて、怪我をしてしまった人。
沢山のけが人がいるのは少し驚いたけど―――皆、そんなに落ち込んではいなかった。

レイカ > 手当した人は、ありがとうといってまた訓練に行ってしまった…。
怪我が悪化したらどうするのと言いたかったけど…言えなかった。
それを言わせない彼女の雰囲気が、私にそれを言わせなかった。

「…………。」

ここにいるミレー族は皆、活気が溢れている。
暗い顔をしていない。何より―――皆、笑顔だ。
私にはそれが、ちょっとまぶしく感じてしまうほどに。

レイカ > 「…………ふふっ」

少しだけ、笑みがこぼれる。
別に、何かがおかしいわけじゃない。ただ…少し、うらやましかった。
自分なら何でもできる、何かが出来る。
そう信じて止まない、あの真っ直ぐな彼女の眼差しが。

全てを諦め、自分の力を思い知った私には、少しうらやましいほどの真っ直ぐさだった。

レイカ > 昔は私もああだったかもしれない。
けれど、今の私にあんな輝きはない。

だけど、せめて。
せめてその輝きが失われないことを祈るばかりだった。

「……さあ、次はどなたですか?」

まだ、けが人は沢山いる。
次の患者を前に、どこか私の心は軽やかだった。

ご案内:「九頭竜山脈・ドラゴンフィート」からレイカさんが去りました。