2016/03/28 のログ
■アイリス > ――。(そうしてしばらく森を散策していれば・・・居た。ぎろり、と猫のような瞳を輝かせ、その視線の先の獲物に狙いを済ます。すらり、と無銘のダガーを抜き放ち、息を潜めつつ木の根本付近にてスタートダッシュの構えを取る。時が来ればいつでも飛び出すことの出来るように。 ――その視線の先には黒い・・・狼、だろうか。そのような魔物とも、獣のも取れる相手。) ・・・肉ならば食べる。毛皮は剥いで売れる・・・ふふ、いい獲物だわ。(狼ならば、毛は売れるし肉は食べれる。・・・あまり食べることのない種であるが、基本的に金欠状態の自分は文句は言ってられない。――討ち取れば金にも、食料にもなる。狩らない、手はない。 ――弱肉強食。自然界の摂理を今、ここに表現しよう。 ぺろり、と舌舐めずりをしながら、森を歩くその黒い獣に狙いを定め・・・、隙を晒すのを待ち。)
■アイリス > (――そして、その黒い獣がふあ、と欠伸をしたその瞬間・・・。) ――今っ、(と、小さなつぶやきを零し、その瞬間、その爆発的な瞬発力を発揮する。一瞬でその黒狼との距離を詰め、その胴体に深々とダガーを突き刺し、その勢いのまま木に叩きつける。 ――まるで突風にその黒狼が攫われたように。そして、その黒狼が絶命しているのを確認すれば ふ、と満足そうに微笑み持ち運びしやすいサイズに解体し、街へ戻ることだろう。 ――毛皮や爪などは、そこそこの値段になって帰った後も上機嫌であった、そうな。)
ご案内:「ダンジョンへ続く森」からアイリスさんが去りました。