2016/01/11 のログ
ご案内:「ドラゴンフィート・観光地区の入り口」にリーゼロッテさんが現れました。
リーゼロッテ > そろそろ普通に眠るのか、女を楽しんで休むのか。
それに決断を下そう頃合いの時刻、商業地区から雪崩れ込んでくる来客を前に、少女が簡単な案内を請け負っていた。
案内役とかかれた腕章を付け、明かりの下、案内マップを手に立っていると、ちらほらと客が吸い寄せられていく。
娼館はどっちか? 安い宿はどこか? そんな質問に地図を指し示しながら案内をしていた。

「えっと…そういうのですと」

迷うほどの広さではないが、どの店がニーズに合うかは人によって異なるもので、次の質問は若い娼婦…どちらかと言えば青さがあるぐらいのが欲しいというオーダー。
君ぐらいのとか言われた時には、苦笑いを浮かべてごまかしたけれど。
娼館のリストを開き、目を通していけば地図と照らし合わせていく。

「ここ…とかかなと思いますよ、その辺りも似た感じのお店多いみたいですから、色々見てもらえればと」

なんて説明すれば、お礼とともに商人は案内された方角へとあるいていく。
一通り客がはけたところで、安堵の吐息を零しながらぽすんと簡易イスへ腰を下ろす。
昨晩と違い、ここは治安がすごくいい。
強姦しようものなら警備がすっ飛んでくる、ここらでは想像つかないようなレベル。
だからか、性を扱うところを案内するにしても、見の危険は覚えず、ここでもぐったりと油断しているのだった。