2015/11/26 のログ
■ユーリエ > ありがと。嬉しいな。(客として認められたと思うと、にっと笑みを向けて。困っている表情を眺めているのも楽しいらしく。くすくすと肩をゆらしながら、ベンチの上に並んで座ったまま相手の手を取って)それじゃ、もうちょっとこうしてよう。……安心して、お金はあるから。(やはり困らせて楽しんでいる。しばらくは、日差しを浴びながら、鐘の音が聞こえてくるまで広場を並んで眺めていた……)
ご案内:「王都マグメール 平民地区にある小さな広場」からユーリエさんが去りました。
■プラセル > (楽し気に笑う様子は傍から見れば愛らしく見えるだろうに、今の己には悩む原因が相手だと言う理由で小憎たらしくもある)ううん…、(そう言う意味じゃないんだけれど。口にはせぬ儘、小さく呻いた。少年の手を緩く握り返してはそっとベンチの背凭れへと身を預け、他愛のない話をしながら鐘がなるまで日向ぼっこをする事に――)
ご案内:「王都マグメール 平民地区にある小さな広場」からプラセルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 冥嶺酒造」にシオンさんが現れました。
■シオン > 今日は朝から今住んでいる酒造の寝室で2時間ほど前まで何かを作っていた。
先日材料を買ってきた、銀細工で指輪を一組作った。
仕事ではなく、完全に自分送る相手のためだけに市販品ではなく時間をかけてペアリングを作った。
「喜んでくれるといいんだけど…素面だと流石に渡すのに照れるし…」
特に約束をしているわけでもないし、相手が今日こちらの帰ってくるかも分からないが、もし帰ってきたときに照れずに渡せるように用意してあった酒瓶を直接煽った。
あまりペースが速くて酔いつぶれてしまっては元も子もないのだが、どうにもペースが分からなかった。
この酒造で作っている酒は今日初めて飲んだのだ、もちろんこの酒瓶は店にあったものではなく、知り合いに貰ったものである辺りはやはり商売人の同棲相手として当然である。
ご案内:「王都マグメール 冥嶺酒造」にロトさんが現れました。
■ロト > 今日は、朝からというか昨日の夜から王都の支店に帰宅して居なかった。
温泉旅館に入りに行ってそのまま浸かり過ぎてダウンしてしまったので帰宅しなかったともいう。
そうとは知らずに 一応王都での拠点な酒造の支店兼住居の裏口はないので、表から堂々と入らねばならず
「……ただいま、ですよ」
入り口の扉は観音開きではなく 東の果てとかなら普通に見られる引き戸である。
ガラガラと音を立てるのは業とした仕様なもので、否応がなしに誰かは入ってきた事を知らせるモノ。
そうして入って来たのは一応店主と言うかーメイド服を着た少女。入って早々に引き戸の扉を閉めて
大差明るさもない明かりを灯そうと火をおこしー
■シオン > 扉の開く音で帰ってきたのが分かり、半部にかに減っていた酒瓶をベッドの傍の机に置いた。
もちろんと言うか、目論見どおりというか、そこそこ寄っていてとろんとした瞳で帰ってきた相手の姿を捉える。
「おかえりなさい…お疲れ様?ですよ」
仕事帰りかもしれない、そうでないにしても帰ってきたらそう挨拶をする。
ポケットの中を確認して目的のものがあるのを確認する…忘れていたらただの間抜けになる。
■ロト > 火を起こそうと火打石を探そうとしたが あるべき所に無い。
仕方ない、握り拳を作ってランタンに向けて指さすと ボッとランタンに灯が灯った。
魔法で尚且つ無詠唱で火を灯してから、現れた少年…いや彼を見つめた、『これは…酔ってますね…』と。
「…酒の呑み過ぎは 体に悪いですよ?強くはないでしょう?」
呑み過ぎは体に毒です、と教えるべきだったかしら等と妙にずれたまま 彼の意図に気付かぬまま
持っていた領収書の束をしまうべき場所へ仕舞い込み、
一寸した細々な事を終わらせようと手を動かして それが終わると 彼の方を改めて見下ろそう。
■シオン > 「僕にも…いろいろとあるんです」
相手の身長が低くなったとはいっても、やはりまだ自分より高く、少しだけ背伸びをしながら相手の首の後ろに両手を回して唇をしっかりと重ねる。
「ちゅっ…んぅ…好き、もっと…んんぅ……」
酒を飲んでいたのだから酒の味はするだろうが、それは少し我慢してもらうとしよう。
そのまま相手の首にチェーンネックレスをかける…小さなルビーが嵌め込まれた銀の指輪はそのネックレスに吊るされていた。
本当な指に嵌めるべきかと思ったのだが、流石に酒造りと指輪をしてやるわけにもいかないだろうとこういう形にした。
もちろんネックレスでもまずいのかもしれないが、それはネックレスの強度を魔法か強化してもらっているので切れることは無いはず…。
■ロト > 「色々とはなんでしょう、貴方はまだ年若いのだから、アルコールの摂り過ぎは…ん。」
外見及び身長は彼に近くなったかもしれない、見た目だけなら年若いカップルか姉弟か。
見下げた際に しっかりと抱擁され深くて長い口づけを重ねる。
と何かチェーンネックレスが付けられた気がする。
…これはあれか キスをし乍らプレゼンツというフラグなのか!
「…ん、んん?…もっとって ちょ あん…」
指輪がチェンに通されたネックレスと言う訳か。身に着ける物としては酒造関係ならば それが一番のベストだった。
指輪をして作業すると ほぼ事故るモノとして樽に指輪が混入が一番多い。
化学反応起こしてその樽がけしからんな事に為るのは言うまでもない。
長い 非常にディープにして深い愛情と若干の酒の味がする口づけが終われば
やんわりと彼に抱きつかれたままかもしれないが唇は離したい。そっと首に掛かったネックレスを見たいので視線はそちらへと。
「これは…?ルビー付の指輪。…を通したネックレス。どうしたの?」
■シオン > 「大丈夫です、まだ一瓶の半分ぐらいしか飲んでません」
もちろん、ほとんど飲まない人間がそれだけ飲んでいれば確実に飲みすぎで身体にも悪い。
でも今回ばかりはそうでもしなければ、渡せなかったのだからしょうがない。
ただ、予定よりも過激な渡し方になってしまったが結果オーライということにしておこう。
「恋人にプレゼント贈るのって当然じゃないですか?ちなみに指輪は自作です」
話すために唇は離して、見にくいだろうと両手も離して少しだけ隙間を空けた。
それでも至近距離には違いないが、しっかりと見えるはずで見た目は綺麗に出来ている。
デザインは二重リングと言うだけでそれほど珍しいものではないが、素人なのだからしょうがない。
「喜んでもらえましたか?」
自分にしてはそれなりに頑張ったプレゼントなのだが、相手に気に入ってもらえるかは心配だった。
気持ちはしっかりとこめたつもり、証拠にペアの自分のリングも見せた。
ただ、こちらの宝石はサファイア、つまりは色違いになる。
■ロト > 「充分ではないですか。半瓶飲めば半日かかりますよ、酒が抜けるには…」
飲酒状態で仕事になるかと言えば 酒造にとっては一寸為らない。
一寸なのは 試飲で少しは飲むからだ。ぐいぐいには飲まない、飲ませない。飲んだら休め それが掟。
彼は大丈夫と言うが 酒が原因で倒れられたらそれこそ困る。
プレゼントの渡し方としては予想外…そもそも予想すらしていなかったが 少し ドキドキした。
「…う、うん、ええ、まぁ。こ、恋人に指輪…結婚に一歩…いえ、なんでもないです。
自作。これが??」
両手でそっと頸に掛かったままのネックレスを広げて チェーンに通った指輪を持ち上げてみた。
シンプルでも綺麗だ。指輪と言う文化には一寸慣れていないのか 徐々に頬が赤く染まり
「 嬉しい 」
短くとも精一杯の照れた笑みを彼へと向けよう。
ペアリングか、確か装飾品店で見た際のモノとしては。
サファイアとルビー。暫く見惚れて黙り込み。
■シオン > 「だって、お酒の力でも借りないと…」
今後は酒の力を借りずにプレゼントぐらい渡せるように精進する必要があるようだ。
もし借りるとしてももっと量を考えるべきである…もっと少量の時点で酔いは回っていたのだから…。
もし相手がもっと遅い時間だったら完全に酔い潰れていただろう。
「はぅ…」
嬉しいと言う言葉には恥ずかしさが酒の酔いを上回ったが、酒で顔が赤くなっているのでバレることは無いだろう。
でも、今日いちいちのほとんどをかけて作って良かったと思えるだけの相手の笑顔。
特に何を言う雰囲気でもなくただ相手を抱きしめる…こういうのが恋人らしいのかもしれない。
一つ思っていたことがあって、ついでにそれも実行しようと相手を見上げて…
「ロト…さん……うぅ、あと少し…」
お姉さんで無くなっただけでも少し前進した気もするが、まだまだ精進が足りなかった。
酒の抜けた状態で呼べれば、呼び方に関してはしっかりと一歩前進したと言えるだろう。
■ロト > 「…次からは 酒の力なしで して下さいね。」
せめて 素面でやって欲しい。今の彼には難しい問題だろうか?
いや、彼なら出来る きっと出来る …出来て欲しい、そんな希望的前向きな事を思いつつ見つめている。
…然し 店に置いてある酒を飲んでいたら 多分だが 一口で酔い潰れる代物もあるだけに、
彼は酔い潰れて翌朝起きたかどうか。然し彼が飲んでいたのは違った酒のようで。
「…水飲んだらどうです?」
酔ってはいるのだろう、水を甕に入れているのでそれを柄杓で掬い取ろうと彼から離れて 甕の方へと―柄杓で水を掬い
水が少量入った柄杓の柄を差し出して。
「…?はい?」
呼び捨てされかけた気がする。首を傾げて何か?という視線も合わせて見返そう。
…此方もだが 敬語喋りをやめるべきだろうか、呼び捨て自体は躊躇なし、ただ喋りは基本が敬語だ。
今いるのが店部分のカウンターなので、カウンターにある椅子に腰を下せば -座れば視線は合い易かろうと思う。
■シオン > 「そのほうが嬉しいですよね…」
当然と言えば、当然のお願いでもあるだろう。
彼氏としてはそれくらいは出来て当然なのかもしれない。
頑張ろうと心に決めた、相手が喜んでくれるなら頑張れるはず…。
「ありがとうございます…んっ…」
柄杓を受け取り、水を飲めば少し落ち着いた。
水を飲んだだけで完全に酔いが覚めるわけではないが、かなりマシになる。
「恋人らしく呼び捨てにしようかと思ったんですけど、今はまだロトさんで…次までに呼び捨てで呼べるようにしておきますから…」
きっとそうすればもっと恋人らしくなれるだろう。
急ぐことではないのかもしれないが、少しずつでも前進していきたい。
視線がしっかりと合って、こうして改まって見つめるのは少し恥ずかしい気がする。
見つめあうと瞳に吸い込まれそうな感じさえして、恥ずかしくて普通ならあまり言わない言葉が漏れていた。
「綺麗です…」
いまさらながらという感じではあった。
最初に会ったときからそうであったはず、多少姿が変わったとはいえ、それが変わるはずは無かった。
それなのに、もしかしてそういったのは初めてだったのかもしれない。
相手に手を伸ばして、その頬に触れていた…自然にそうしたいと思ったのだった。
■ロト > 「そうで…そうね。そうなってくれると対等に付き合えると思う」
ふと思った 此方から敬語喋りをやめてみようと。対等にするのだったら丁寧な喋りはやめた方が良いと思う訳で。
まぁ、出来なくもない、彼は面識ないと思うが 叔父たる魔王ハスターとはほぼため口だ。
「どういたしまして?」
柄杓を手渡した後は、また座り直して
ネックレスに通されている指輪を眺めていた、そりゃもう。
「…あ。シオンに言っておこうか。私の真名。知られたからと言って私が束縛とか僕になるとか諸々無いけど、
知っている人はほぼ魔王だけだし 恋人であるシオンには伝えるべきだと思ったので、…知りたい?」
指輪=婚約だと思っている節がある。
同棲までしてて何か気になる事は何だろうと考えたら よくよく思ったら普段使っている名は伝えているが、
魔族とかにありがちの本名か真名を教えてい無かった事に気付き提案を。
「ありがとう、シオン」
そ?綺麗?黄金色の瞳は人には有り得ない色をしている。
指輪からようやく視線をー頬に手を触れられ、視線をまともに向け 暫く見つめ合うかもしれない。
■シオン > 自分のプレゼントはよほど気に入ってもらえたのがよく分かった。
真名という言葉葉あまり馴染みは無いが分からないわけではなかったので少し驚いた。
「いいの…ロトさんが良いなら知りたい。束縛してほしいとか、僕になりたいとか言われても逆に困ります」
恋人であり、対等な関係を築こうとしているのだから真名を聞いただけでそれが変わってしまったら本当に困る。
でも真名を知ることはもっと相手のことを知ることになるような気がした…何が変わるわけでもないのだが…。
「なんか、こうやって触れてると気持ちいい」
綺麗な肌をしているので触れている感触はもちろん気持ちいい。
けれど、なんだろう心が気持ち良いと感じると言う不思議な感じがする。
キスとかしているときと同じような感じがして気が付いた…好きな人に触れて気持ちよくないわけが無い。
今まで触れ合うときは軽く触れ合うことなんて無かったから、気が付いてなかったんだなと再発見をしたような気がした。
■ロト > 身に着ける装飾品そもそも余り付けたがらない。
酒造やって居るとほぼ装飾品に興味が薄くなってしまう。
理由は彼も存じていたが 混入と金属はご法度だからだ。
だが、出来る限り 身に着けておこうと考える。
それほどに指輪は貰ってうれしい代物だった。
真名は大切なものだ、下手すると魂すら握ってしまう。少女の場合は大切な時に使う名としか位置づけが為って居らず仕舞い。
でも今の所はそんなに知られていないともいう。
「ええ、シオン位かな、人で知るのは。あとは魔王位だし。
私の真名は よ。他の人に教えても効力はないけど教えないでね。」
「そ?手を握り合ったり、同じベットで寝たりするのもいいよ?」
酒を扱っているにしては肌は綺麗な方がと思う。
キス ハグ イチャイチャはやはり恋人以上に勝るものはない。
やはりいいものだと思ってきた。 …欠伸が出て来た。
眠い、目を擦って 店じまいというか簡単な店じまいをし始めて 終わった。あとは店の裏手にある部屋に戻るだけだ。
「そろそろ 一休みするけど シオン どうする?」
■シオン > 相手の真名はしっかりと覚えておこうと思う。
教えないでねと言う言葉には当然である…これは恋人としての自分の特権みたいなものである。
魔王様とか言うレベルの人はしょうがない、格が違いすぎるのだからそこと張り合うつもりは無い。
「僕もほんとうだったらフルネームとか名乗れればいいんですけど、シオン以外ないんですよね」
親すら知らず、誰につけてもらうことも無かったために自分で名乗っていること名前しかない。
実際この名前だって自分でつけたものだった、生まれながらにいた場所が場所だから仕方ないと言えば仕方ない。
「確かにそれはそれで気持ち良いんですけど、こういうのも良いなって思ったんです」
もっとしっかり触れ合うほうが好きであることは間違いない。
相手がそろそろ休むと言うなら、もちろん同じベッドで眠る機会を逃す手は無い…一緒のベッドで寝れば相手の温もりと匂いに包まれて眠ることが出来る。
それに勝る眠りなど無い。
「ロトさんと一緒に眠ります、同じベッドで…抱き合って眠りましょう」
■ロト > 一部の魔王と面識はある そんな程度。
種族進化する前は魔族に分類されていたので、その頃の友好関係が今に続いているのだ。
彼には真名は告げた これで対等になれるだろうか。なれると思いたい。少なくとも。
「フルネームとか 考えたら?自分が名乗りたいものをフルネーム、真名にしたらそれはそれで 真名になるの」
最大の呪は名だ。名こそその人を縛る鎖に為ろう。
真名 諱 諸諸 そのしかるべき時に考え使い続ければいいだけの事。
少しばかり 呪術師的な喋りになったが無理もない。
「ん、そお。じゃあ まぁ そんなのもありと言う事で」
鬼になろうが夜叉になろうが睡眠はきちんととる。
生活リズムは清く正しくを心掛けたら 休む時間になれば休むだけ。
彼もいっしょに休むと言うのであれば では一緒に、と
程無くして 店の明かりは消え 奥の住居スペースへと二人の姿は消えて行った―)
ご案内:「王都マグメール 冥嶺酒造」からロトさんが去りました。
■シオン > フルネームを考えるか、それ自体思いも寄らなかった。
必要でないならそのままでも良いと思っていた。
相手の真名を教えてもらったのだから、次のときには自分の真名を教えたいと思った。
「一人で眠るよりは二人で眠ったほうが気持ち良いですし、暖かいです」
他人とであれば不快でしかないだろうが恋人同士で眠るなら自分だけではなく相手も心地よく眠れるはず…
人と眠るのは少し久しぶりだったかもしれないと思いつつ
今日は眠りに付くだろう
ご案内:「王都マグメール 冥嶺酒造」からシオンさんが去りました。