2015/11/18 のログ
■サダルスウド > 「真偽を確かめることもなく高揚に陥るネタ――」
「察しの良い男爵閣下なら、……んっ、……お気づきになられているんじゃないかな?」
「……は…、…リンクス男爵閣下の、……秘密、とは」
耳元に吹きかかる吐息。スーツ越しに浮かび上がる肢体への悪戯。
敏感、というわけでもないが、触られるということに対してぞくぞくと湧き上がる興奮に、
背筋はくねり、表情は僅かに切なげなものに変わる。
そうしている間も、びく、と逸らされた白い喉から紡がれる本の内容は途切れずに読み上げられ続けた。
「……その血が、純粋な人間のものでは、ない……ということ……」
「贈答物のお茶に、毒を仕込むなんて。ふふっ、……あんたも悪い人だね」
腰を撫でられて思わず、膝と膝を擦り付けてしまいながら。
素の口調で、背後を振り向いた先に相手に笑ってみせた。
金のためにしたことで、自分を詰問されても、悪びれる様子もない。
そういう意味で公平だからこそ情報屋として信が置かれている。
「は……ところで……」
「この部屋でアタシに乱暴しようとした人が、あんたの前には居なかった、って…本当に思う?」
夜光草の優しい光に、上気した頬を照らされながら、その白い横顔に軽く口づけつつ問いかける。
やろうと思えば、どういう手段か、オリエを排除することはたやすい、と。
そう告げるようだった。しかし、掌は離れることを良しとしないようにオリエの掌に重ねられる。
ひとまず話を聞いてくれ、とそう告げるように。
■オリエ > 「……流石、サディですね。良く調べあげています」
「ーー当然です。人の深い所を探ろうとするからこうなるのですから」
最早オリエの視線は彼女の読み上げるページヘは興味を無くしたように、正装で固めた彼女の身体つきを舐め回していた。
瞬きの間に収め、耳元へ添えた唇が白い肌を伝いながら、声を漏らす喉を擽るような息遣いで囁きを続ける。
「ーーーでは、サディ。その男爵閣下は、何を思って……あら」
「フフ……。わかっていたのに近づける時点で、貴女も好きものでしょう?」
振り向き笑う彼女へは、まるで恋人へ向けるような甘い色目で見つめ返した。
そこに一切の敵意のない、端から見ても情欲と恋に焦がれていることが、サダルスウドでなくても窺い知れるだろう。
彼女の忠告めいた言葉には意を返さないといったように、腰を撫でる掌は彼女の腹筋の肉付きをふにりと確かめる。
「ーー……当然居たに違いないでしょう」
「だって、こんなにサディは美しいんですもの。無粋な男という生き物は…あなたを汚したのかしら?」
例えそうであろうと、そうでなからろうと、目的は変わらない。
白い頬を口付けられれば僅かに色づき、重ねられた掌から逃げようとする様子もなく、その唇を火蓋に、オリエは彼女の唇を軽く塞いだ。
ちゅ……。
と、静かな書架にわざと響かせるように音を立て、欲に染まった下賤な瞳は美貌をそのままに、サダルスウドを見遣った。
■サダルスウド > 「金払いが良ければ客の選り好みはしない」
「まぁ、図書館でのマナーは守ってもらうけれどね…」
物好きだな、と甘やかな視線には含んだ感情を飲み干した。
スーツ越し引き締まった腹部の肉付きを伝えながら、指先が食い込むたびに体をのけぞらせる。
抵抗しないのは余裕と、別の目的のせい。笑みを深めて、改めて見返す。
「マナーを守らないお客様には、退館頂いているんだよ……永遠にね」
「ここはアタシの城だから、ん……、……おとなしく言うことを聞いたほうが身のためだよ、閣下…?」
「綺麗に掃除されているから、わからないだろうけど……」
口紅を移されて、艶めいた唇が笑みを結べば、甘い声に反して紡がれるのは威嚇の言葉。
重ねた掌は腕を肘まで辿って、そしてドレスの腰を逆に抱き寄せれば、
豊かな乳房と同様に肉付きの良い女性の臀部を、さすり、と撫で下ろす。
「アタシの許可なく脱がせないで…? 首がまだ繋がっていたいならね、ふふ」
「全部読んだよ、三日三晩かけて……あんた、面白い人だ」
「その証拠に……そうだな、当てて見せようか。今日は、どんなの履いてるか、とか…?」
挑戦的な瞳を向けて、笑う。負けず嫌いで見下したがる相手を、手玉で転がす反面
その胸には今までの男たちには抱かなかった強い興味が湧き上がっていた。
肉付きを確かめるように指を食い込ませながらに、軽いゲームを提案する。
■オリエ > 「ええ、勿論。そのつもりです」
「ーーええ、綺麗にお掃除されてしまっては適いませんもの」
威嚇の言葉にも艶めいた表情は臆した様子を見せなかった。あ
抱き寄せられた臀部は指が自然と沈んでしまうほどの、抱き心地の良い柔らかさ。
女性としての確かな美貌を持つオリエは、自身の魅力を疑うこと無く、挑戦的な視線に対しても真向から微笑んだ。
見下したがりの劣等感は、今日という日に限り影を潜めていた。
そこには少なからずの勝算を持ち合わせている証拠だろう。
散々煮え湯を飲まされた愛しの人と違い、彼女は手を下しやすいと踏んでいた。
当然、サダルスウドの魅力があればこそ食指が動いたのだけれど、もし自分の見立てが正しいのならと、自らの掌は彼女の腰を抱くのにとどめた。
身体を善がらせ、お互いの肥沃な胸をむにりと潰し合いながら、眼鏡越しの間近で碧と紅の色が絡みあった。
「ふふ……私のことを読んでおいて、ここに招くだなんて」
「ええ、それじゃあ……当ててみて欲しいですわ。どんな色なのか」
「確かめてみても構いませんわよ……?」
喜悦に唇を釣り上げて、彼女の興味を刺激する。
今は一時のあいだ無抵抗を装うようにして、彼女の言葉と行動を促した。
その証拠に普段は積極的に動く唇も掌も収まって、首を傾げて甘い声で囁くだけ。
■サダルスウド > 美男美女も見慣れたもので、それそのものは特筆してサダルスウドを惹きつけない。
単純に、美しいな、と思っても、それを示す文章のほうによほどそそられるほうだ。
もっと即物的な興味を満たすため、服ごしに臀部のまろみを解す指が蠢く。
オリエの良いところを「知っている」ことを伝えるように、勘所を刺激して。
どれほど熟読したのかを物語った。絡み合わせた碧眼を、笑うように細める。
「まさかアタシに逢うために、特別良いものを誂えるなんて」
「最初から下心で近づいてきたのに、取り澄ましたお顔をするリンクス男爵閣下を飾るのは……」
「布地はシルク、美しいレース地は指を透き通らせる――……お似合いですよ?」
口づけを返しながら、スカートの中へ指が偲ぶ。
太腿を撫で擦り、ガーターベルトと肌の間を指が撫で、そしてショーツのサイドに指がかかった。
するり、と一息に膝までずりさげてしまって、彼女を識る一端を確かめる。
「……もっと昔のことも知ってるよ、閣下?」
「とても興味を惹かれたのは、ふふ。……覚えている?」
「あんたが初めて、自慰で達した時の……こと」
僅かに身を乗り出し、乳房同士の圧迫を更に強めながら、
唇を吸い上げて問いかける言葉は僅かに震えていた。興奮に。
赤裸々に綴られた男爵閣下の日々に興味を惹かれたからこそ、ここまでの行為を許しているに違いない。
蕩け始めたレンズの奥の瞳が、うっとりと笑い、腕を回してその背中を抱き寄せる。
「覚えているなら聞かせて欲しいな、その口から――…なんだったら」
「してみる?ここで」
■オリエ > 「ン、ぁは……♥ ふふ……よくご存知ですのね……♥」
過敏な場所を擽る指使いに悲鳴が漏れる。
女としての刺激を今ではめったに受けない彼女にとって、自分の心地が良い場所を刺激されるのは久しい、甘い体験だった。
艶の混じった悲鳴の色は甘く、とろりとした紅い瞳が、引きつった唇が恍惚な様をサダルスウドに知らせた。
「ン……フフ。勤勉な方ですね……そんなところまで、知っているだなんて」
「ーー……私の事なんでもお見通しのようですわね」
しかし、羞恥を煽られれば漸くオリエの表情が崩れだした。
暴かれたくない秘密を知られても平静を保っていられたのは保証があると考えていたからこそ。
口づけをされ、下着を脱がされてしまおうとも、その態度は崩れることはなかった。
しかし、興奮に震えた要求を伺えば押し留めていた支配欲が怒りのように込み上がるのを覚え、眉を潜めた。
彼女の余裕を崩すにはどうすればいいだろうかと、一度思案を巡らせるものの、瞬きの後には普段の法悦な微笑みをオリエは浮かべていた。
「ええ……それじゃあ……ここでしてあげましょう……貴女の目の前で」
背中に回した腕を解き、情欲に揺らいだ紅色は躊躇いの色もなくそう答えた。
互いを圧迫する胸を、感のいい場所を探る指からも離れ、オリエは自らスカートの端をたくし上げ、
下着とガーターベルトの降りた白い脚の付け根には…不自然な存在がみるみるうちにその形を膨張させていった。
先程まで何ひとつの違和感のなかった場所は、割れ目の中で浮かんだ陰核をみるみるうちに肥大化させ、女性には在らざるモノを浮かび上がらせる。
白く太い逞しさはドクドクと脈を打つ度に膨れ上がり、
歪な白い太さの周りを太い血管が幾重にも浮かび、鮮やかな赤さで充血した先端を仰向ける。
瞬きを与える余裕もないままにその肉砲は臍下ほどの高さまで聳え立った。
自らその指に手を添えて、にぢゅっと質感を伝える音がしてしまうほど軽く擦り上げれば、
軽く蛇口を捻ったようにとろりとした薄い白濁が溢れだす。
びくっ…びくぅっ♥
と頂戴な肉砲が唸るようにして脈を打てば恍惚なため息の元、改めてサダルスウドを見遣った。
いくら羞恥を促されようと、それに耐えさえすれば…いとも容易く手に入るのだと、今までの経験から彼女の瞳がそう告げていると感じていたのだ。
「んぅ…ふ、フぅ……ッ♥ ふふ……貴女が見たかったのは……こっちのほうで、いいんですよね、サディ♥」
ご案内:「大図書館・閉鎖書架」からサダルスウドさんが去りました。
■オリエ > (中断です)
ご案内:「大図書館・閉鎖書架」からオリエさんが去りました。
ご案内:「大図書館・閉鎖書架」にサダルスウドさんが現れました。
ご案内:「大図書館・閉鎖書架」にオリエさんが現れました。
■サダルスウド > 下世話で悪趣味な能力を持つサダルスウドにとって、
物語を読み解くように他人の全てを覗き見るがゆえに興味を惹かれるのは常ならぬ部分だった。
たくしあげられてはカーテンの奥から現れる太腿の美しさよりも、性器の部分の具合と、
そこから伸び上がる肉の柱を見て、そして碧眼を大きく見開いた。
「な、る、ほど………これはこれは」
ずれた眼鏡を押し上げながら、引きつった笑みを浮かべて反り返った逸物を覗き込む。
文面という形で覗き知った印象よりも、更に猛々しく隆起する外形。
目の前でどくどくと跳ねる様、どろりと溢れる粘液の濃さとその雄臭も、初めて知るものだ。
すごいな、と飾ることを忘れた感嘆を生唾とともに乾いた喉に飲み下ろすと、
深呼吸をして平静を保ち、椅子を逆向きにして背後に立つオリエのほうに向き直り、座り直した。
「初めての一人遊びが、まさか『こっち』だったなんて……」
「なかなかおもしろい場面だったよ。……生やしてみたらいいものの、この情欲に振り回されて…」
「無心に触れていたそうじゃないか、うん…? 麗しの男爵閣下、若き日の失敗、というところかな……」
どくどくと暴れる心臓、興奮に熱くなる体温を感じながら手を伸ばす。
指先に粘液を絡ませ、優しく撫でるように雁首から根本へと滑り降り、
熱と硬さ、想像以上の逞しさに、はぁ、と濡れたため息が感嘆色に零れた。
たどれば、脚の間、女の谷間を優しい指使いで撫で擦り、幾度か往復したのち今度は裏筋を目指してかけあがると。
「……うん。それでは、みせて?」
「あの日の情景に綴られていたそのままを」
ぺろり、とオリエの味を口に含みながら、脚を組み直した。
■オリエ > 「その様子ですと、実物を見るのは、初めてでしたか?」
「ええ、とても他人に知られてはならないことです……」
大きく見開いた彼女の瞳。嚥下をする喉の音、詰まった言葉、余裕こそ浮かべているものの、初心に等しい反応には違いなかった。
他人に知られる由もないであろう過去を、根掘り葉掘りひっくり返されるというのは、この場に限り怒りよりも興奮を刺激されてしまう。
彼女は自分のことを余すこと無く読み続けたのだ。
どれだけの悪行を重ね、気に入らない相手を性奴隷として扱い、友人までも手にかけ孕ませた自身に興味を抱くだなんて、
サダルスウドはどうしようもない淫質を持ち合わせているのだと確信した。
事実、びきっといきり立った肉竿の粘液を拡げられ、段差のある雁首を、逞しさを表す裏筋の精管を指がたどるのであれば、びくっと大きく脈打って存在を主張させる。
「本当……ッ、悪趣味、ですね……ッ♥」
「あの時…以上に、良いところを知っているから…ッ♥ ん、は、ァ…当時のように、とは行きませんけれど……ッ♥」
自らの指でも回り切らないほどの大きさを掴み、ずちゅっと音を立ててしまうほど自らの剛直を指で扱き上げる。
反り上がった長大さをぐっと彼女の前へつきつけるようにして懸命に指を駆け巡らせる。
がく、がくっと膝を揺すり、手で支えているのにもかかわらず確かな脈動を伺わせて、
彼女の口元を目指すようにぷくりと赤い膨らみは一層の膨張を伺わせ、香り立つ雄の匂いとともに、薄い先走りを垂らし、彼女の足元へとこぼれていく。
■サダルスウド > 見目麗しい女性には不似合いな雄の象徴に、粘液の光沢が伸ばされていく。
恐ろしい程の威圧を持つフォルムだというのに、夜光草に照らされてぬらつく姿がどうにも艶めかしく思えた。
細指が絡みついて、懸命に扱き上げるにつれ、その持ち主が高揚に苛まれていく様にも、言い様のない興奮がある。
「…ふふ、そんなに情けなく膝を揺らして……」
「こんな様、他の娘にも見せたことがないんだろう?」
「いや、そもそも最近は自慰をする必要もなくなっていたようだねー、ったく旺盛な事だ」
シニカルに笑いながら、赤い髪を耳の後ろに流し、その穂先に唇を近づけて見せる、ものの。
オリエの期した刺激ではなく、指先を粘液を零す鈴口に押し付けては、なめらかな指の腹で、ぐり、と押し込んだ。
「……駄目だなぁー、図書館の床を汚しては。万が一本に触れてしまったら染みになっちゃうよ」
上目遣いでそう告げるなり、ぴたりと精液の入り口に蓋をしてしまう。
くっくっ、と興奮のなかでも確かな稚気で笑いつつ、彼女に射精を封じさせたままの自慰を強要させながら。
もう片方の手はと言えば、確りとボタンで綴じられた胸元を見せつけるように撫でながら、降りて。
「なんだか間の抜けた光景なのにどこか厭らしいね。美人がやると何をしても様になるのかな…」
「……どぉ?久々の、一人遊びは。昔を思い出すようで、…ん……懐かしい……?」
かすれる音を立ててスラックスのジッパーを下ろし、そのなかに指先が消える。
チェック柄のカジュアルなオレンジカラーのショーツに、サダルスウドの掌の形が浮かび上がり、
もぞり、と動いた。本を読みながら、濡れぬよう汚さぬように遊ぶのは、秘密の趣味のひとつ。
■オリエ > 「こんな…ンぁ♥ 姿を…見せるのは…貴女だけですよ」
「貴女が初めてです…♥」
威嚇するようにして脈を打ち、とろりと粘液をはしたなく溢れさせる肉棒の先端が柔らかな指の腹に埋もれてしまう。
弾力の歩き等が熱を返し、漏らすことを封じられた先走りが精管の中でたまりだす。
蛇口をひねりっぱなしのホースの入り口を封じられたように精管の中が自然と膨れ上がってしまう。
女性の中程、肉厚の心地よさはないけれど、自分の弱い雁の裏へ懸命に指をあてがい、
精管にたまったものを吐き出したそうにこすりあげることを続ける。
淫靡にとろけた瞳が覗き込んだ白い胸元を焼き付けて、その指を追うように彼女のカジュアルな下着へ移る。
もぞり、彼女の指が動くのを見て、それに促されたように自慰の扱きは激しさを増した。
腰が揺れ、波打つようにして胸元を見せた乳房までもが揺れる。
彼女の指の間から、溢れてしまいそうなほどに滾りの汁が押し上げて、
恍惚に酩酊した瞳が赤い髪の彼女を懇願するように見つめ、甘い囁きを口にする。
「それ、なら……貴女が……本を汚さないように…ンぅ…ッ♥」
「受け止めてもらえるかしら…?」
「初めての時と違って……今は、美しい貴女が、いらっしゃるもの」
■サダルスウド > 「は、ぁ……ん、んぅ……なに……?もうでてしまいそうなの?」
「いや、そっか、…あまり長くは保たないんだった、かなぁ…?」
懇願の言葉に、涙の膜の張り始めた瞳を気だるげに向けた。
自慰の邪魔をされた心地は最初こそ不満気ではあったが、細指をぐりぐりと押しこむ指先の勢いが更に増す。
芯のある硬さは随分なもの、本当に汚されては困るしと、指をあてがったまま掌で亀頭部を含む先端を包み込み、
雁首を締め上げるように他の指を回してやった。身を乗り出して顔を近づける。
「…飲ませるのも好きだろ?あんた」
「悪趣味で下世話なのは、どっちかなぁ……ふふ、ぁ……んむっ……」
つるりと指を外すとともに、穂先を口に含む。
すっぽりと腔内で包み込み、雄の味に僅かに眉を顰めながらも、
唇を窄め、搾り取る。雁首の裏を舌で刺激して。「弱い」ところも、本で見て知っている。
にゅる、ぬる、と艶めかしく腔内で舌を這わせてやりながら、
――不意を打って、亀頭の弾力に僅かに歯を立てて強く刺激してやり、その欲望の解放を促した。
■オリエ > 「ーーそんなことまで、知っているんですね…ッ」
「あは……ッ、本当に私の事たくさん熟読したようで……」
「それなのに、よくもまぁ……ン、ふ、ぅ♥」
雁首を締め上げられ抑制されて、ぞくんっ♥と身体が震え上がる。
可憐な唇の前へ近寄る穂先はどくどくっと脈を打ち続け、彼女の鼻腔を雄の匂いでくすぐった。
やがて、包み込まれれば、温かな腔内に舌鼓を打つようにして体をそらし、ぐっと彼女腔内へと腰をつきだした。
自分の弱いところを知っている彼女の腔内の奉仕は的確で、まるで者世辞見た勢いで先走りがどぷっ♥と吐き出される。
「お互い様でしょう……ッ♥」
「こんな、初めて見るおちんぽを咥えちゃうだなんて…よっぽど、淫乱ですね…ン゛ふ、ぅ…ッ♥」
「ンぅ…ぁ、は……♥ そんなに…ほし、ぃのなら…ッ♥ たくさん、飲んで、くださいッ……ンぅぅぅうッ♥」
硬い歯の強い刺激に耐え切れず根元からこみ上げるようにして脈が唸った。
彼女の頭が抜けぬように先走りで濡れた指先を染みつかせるようにして、綺麗な赤髪を掴んだ。
腰を押し込んだまま、その頭を持ち上げるくらいに肉柱が脈を打ち、彼女の舌に欲望が迫り上がる有様を、文字ではない事実で教えていく。
どぷっ…びゅる、ぅぅッ♥
彼女の鼓膜へ内側から直接響いてしまうほどの射精。
彼女の腔内を汚すようにゼリー状の熱の塊が迸り、咽返るような雄の臭いとともに満たしていく。
まるで受精の先を求めるように蠢く精子は余すところ無く彼女の腔内に染み付き、喉へと絡みついていく。
欲望は、脈を打つ度に解き放たれ、彼女を染め上げたことを確信すれば、ずるりと腔内から抜き取って、ぺちんっとその顔と眼鏡を白濁の絡みついた肉棒で汚して、未だ衰えぬことを伝えた。
熱を帯びた声は荒い息遣いを残し、彼女に囁くように言葉を続ける。
「ァ…は、ぁ……サディ……♥」
「もっと……、もっと続けましょうか……その未だ満たされることのない場所を……♥」
「他の男では満たせない太さと大きさで……愛情で、埋めて、差し上げますから……♥」
■サダルスウド > 「ん"むっ…! んっ、んぐ…ぅ、……ッ…」
咥えるのにも難儀する穂先を含んでいるなか、更に膨れ上がると流石に苦しげに眉を顰めた。
だが外に吐き出されることを厭うように、くちのなかの深くまで、首を動かして肉棒を迎え入れると、
脈打つたびに注がれる白濁液を、危うい不揃いなテンポで、確実に嚥下していく。
そういうものだと知っていてもあまり歓迎できる味ではなく、鼻に抜ける香りも吐き出したいほどだったが、
それに相反する興奮が股間を濡らしていくのがわかり、そうしている間も弄り続ける秘部からにちゅりと粘ついた音を立てた。
「ぷ、ぁ。 …ぁふ。 …はぁ、いや、一回飲んでみたかったもんでね…あまり美味しくはないね」
「それ目的でこっちに来たみたいだし、いいよ。……じゃあ、しよ?」
さらなる行為の続行を望む姿に、汚れた眼鏡の位置を直しながら笑みを深める。
気だるげに体を起こすと、椅子を横にずらし、商談用の机に突っ伏した。
むにゅり、とスーツの奥の乳房が潰れて歪む。
ジッパーだけが降ろされたスラックスに包まれた、つんと張りのある臀部を、艶めかしく揺らして。
肩越しに見つめながら、こちらも甘やかに告げた。
「女好きの男爵閣下は女の扱いにも手慣れていらっしゃるから…処女の扱いも慣れてるんだろ?」
「アタシの処女、優しく奪ってね…ふふっ、浅ましくぶっとく勃起したおちんぽで、さ…」
「痛くしたら。…他の男どもみたいに、首と胴がおさらばだよ?」
ぞくぞくと震え上がる興奮。普通ではない者だからこそ興味を惹かれ、捧げるようにつま先立ちに、臀部を彼女に捧げた。
■オリエ > 「大丈夫です…そのうち慣れてしまいますから」
「それとも催淫な味付けをしたほうが……好みでしたか?」
自らのを飲み込み、なおも捧げるようにして腰を揺らす姿にゾクリとした興奮が身体を突き抜けた。
今すぐにでも襲いかかり、欲望の限り満たしたい気持ちを抑制したのは、彼女を自らの手中へ落としてしまうため。
そうすればいつでも彼女を楽しむことが出来るのだからと、翌歩を抑えこんだ。
スラックスへ指を引っ掛け、そのまま白い臀部を外気へ晒してやる。
オレンジ色のショーツはとろりと湿った様子であることを確認すれば、
これ以上の前戯の必要はないだろうと、張りのある臀部の上へ、肉剣の裏筋を載せた。
歪な凹凸でぐにりと臀部を歪め軽く擦りあ合わせながら、淫靡な言葉を口にする彼女へ覆いかぶさるようにして、耳元を甘い言葉で擽った。
「ええ…勿論……優しく、奪って差し上げます…♥」
「この大きなおちんぽで……貴女の初めてのおまんこを……一杯にして、差し上げますから……♥」
「ン、ぅ…ぅう…ふ、ぅ♥ やっぱり、狭い……♥」
むにっと貪るように白い臀部へ指を沈め、軽く捏ね回し、その谷間を抜け
、まだ二十歳にも満たぬ処女の入り口をくちゅりと穂先が押しつぶす。
白濁を彼女の漏れだした愛液と絡め合わせながら、淫靡な彼女の奥を目指すように、
ずるぅっ♥ と凶悪な肉剣がゆっくりと肉洞を埋めていく。
絡みつく温かな膣襞を、一つ一つ肉厚の在る雁首が弾き、
やがて純潔の証である弾力がせき止めるのであれば、ぐりぐりっと腰を揺らして具合を確かめようか。
■サダルスウド > 室内の淀んだ空気に臀部が晒されると、思わずびくりと背中が緊張して、晒された秘部がきゅぅ、と収縮した。
柔肉は未だ怒張した肉棒を挟み、粘液を伸ばされながら、鼻にかかった吐息を零す。
背中に押し付けられる柔らかな乳房。そうそうないものだ。男に犯された女の記録は見れど、女に犯される女の経験は。
「ん、んぅ……はっ…期待、してるよぉ…? 男爵、閣下……っ」
「その地位を築いた手管が、どんなものか、ぁん、ンぅ、……くぅ……ッ……」
下肢に遠慮なく触れられる感触に、喜ぶようにか逃げるようにか、豊満な臀部がくねった。
だがその動きも火照った肉の入り口に触れる、自分がさきほど頬張った熱に驚いて硬直し、
入り口を目一杯に広げながら侵入する感触に、苦しげに唸り、頬を机に押し付けながらも、表情は僅かに笑ったまま。
「あ……ッ、…は…ッ…ぅぁ、……すご、……っ」
「ぅく、…苦し……っ……はは、……でかすぎ、なんじゃ…な……ぁ………ッ……!」
内部は狭く、鍛えられた体ということもあって、きちきちとオリエの肉棒を締めあげた。
自慰経験によって濡れやすく、処女としては異物を受け入れることの慣れもあったが、
流石にこれほどの容量ともなれば、拡げられる感触に奥歯をぎりぎりと鳴らす。
しかし濡れた肉襞は快感もしっかりと享受する。今押し込まれた感触と、これから起こることに対する不安。
きゅぅきゅぅと締め上げながら、やがて行き当たるのは弾力ある狭まり。
さてどうしてくれるのかと、肩越しに、上気しながらも挑戦的な笑みを向けて。
■オリエ > 自らの乳房を満遍なく彼女の背中で捏ね回して意識させる。
この行為が普通では得難い経験だということを直接体に刻むように、女性の軟さと彼女の奥を満たしていく硬い熱を押し付けた。
窮屈な肉厚を悦ぶようにして、太い肉権がどくどくっと脈を打った。
隘路を自らの形に押し拡げ、張り巡らされた太い血管も、裏筋の歪さも、雁首の段差も、全て伝えていく。
ひとまずの狭まりに一息をつき、こちらへ振り返る挑発的な笑みへ臀部を掴んでいた掌を寄せ、あやすように撫で上げた。
「結構慣らしているのですね……サディ♥ フフ…とぉっても…気持ちいいですよ……貴女のおまんこ……っ♥」
「この処女も……貫いて、差し上げます……ッ!♥」
ぎちぎちと押し上げるようにして彼女の弾力をゆっくりと、そして勢い良く奥まで満たして奪い取った。
最奥の弾力を強かに打ち付け、自らの形を植え付けるようにして処女の痛みを教えこんだ。
しかしその痛みが馴染むまでは膣内を埋めた肉棒は一切動く気配を見せず、
ただ脈を打って彼女の中で自身の存在を主張するだけで。
「ぅ……♥ ふ、ゥ……んく、ぅ……ッ♥」
「ごめんなさい……少し痛くしてしまいましたか?」
「サディがあまりにも美しかったので……つい」
■サダルスウド > 女の柔らかさにのしかかられるこの状況も含めて、まるで物語のようだと素っ頓狂な感想を抱きながら、
読み上げるだけだったその情景の真如をいままさに咥え込む現状、
ばくばくと心臓は早鐘のように打ち、否応にも緊張する体は膣肉を締め上げ、ぬろぬろとオリエの肉棒に奉仕した。
もともとの質量に加えて、強烈な段差や浮き出た血幹が織りなす凶悪な外形も、全ては快楽に繋がると知っている。
痛みの予感こそあれ、相手が僅かにみじろぐだけでも、膣襞への摩擦がじわりと痺れるような快感をもたらすのだ。
「それは、どうもっ――ぁ、…ふ、……ぅあっ……」
「指や道具とは、また違った、これは……ぁっ、待って、まだ――…ぁ、ぐぅ……っ……!」
賞賛の言葉に笑みを返せどもはや余裕はなく、覚悟を決めようと深呼吸をしようとしていたところに下された宣告に、
僅かばかり表情は色を失って、次の瞬間に痛苦に歪んだ。
ぶちりと肉を引き裂かれる痛み。体が強張って、背筋が弓なりにのけぞった。
だが本人の痛がる様とは裏腹に、奥まで呑み込むその肉の隘路はぴったりとオリエの分身に吸い付いて、
その形の微細なところまでを覚え込もうとするように隙間なく絡みつく。
「はっ…ぁっ―――…うぐっ……あぁ、いや…大したことはない、っかな……!」
「ちょっ…と、感じたことのない、痛みな、……だけ、で…っ…ああ、そうか……ふふ」
「……あんたは知らない、んだったね、この、痛み……」
机の上に投げ出した手がぎゅっと拳の形をつくり、目尻に涙を浮かべながら痛みに耐える。
呼吸もまた、自らの奥までを征服する肉杭に押し出されたように喘ぎながら、
ひりつく破瓜が収まるまで、腹に力を込めてオリエを刺激しつつ、含み笑いとともに盗み知った記憶で煽った。
■オリエ > 奥を満たした征服感にオリエは恍惚なため息を漏らした。
痛みに耐える姿を背後から見下ろして、掌で愛撫をする代わりに肉厚のある舌先が彼女の赤髪を毛繕いする。
うなじをなぞり、襟首を舐めあげて、白い彼女の首を辿って色づいた頬へ行き着いた。
優しく唇で吸い上げ、てしまえば、挑発的な彼女の言葉の煽動に軽く腰を揺らし存在を主張して答えた。
「ええ……生憎と。私は…失ったことがありませんので…ね?」
「でも……大したことないのなら……もう動いても、平気そうですわね…♥」
彼女をオクまで塞いだ肉栓はコルクを抜くように吸い付いた窮屈な膣肉を抜け、
雁首の段差で襞を引っかき、すべて抜ける手前まで満たしたものを取り除いた。
そしてひくついたその空洞をまたも、埋めるように一気に見たし上げ、奥まで全て自分の形に刻み込んだ。
隙間なく絡みつく襞へ褒美を与えるように、ぐりっ♥ と腰を回して満遍なく肉襞を押し上げてやれば、
互いに過敏な摩擦の痺れを伝え合う。
オリエの掌は、彼女の身体をさまようように這いまわり、やがて机との間に挟まるようにして、豊かな彼女の質量へたどり着く。
むにりと指を埋めてその感触を愉しめば、彼女の身体を少し浮かせ、円を描くようにして捏ね回す。
「こうして……されるのも、初めてですか…サディ?」
「おちんぽを咥えながら……なんていうのは当然ですが、このおっぱいも……こうして、好きにされたことは、ないのでしょう?」
■サダルスウド > 「ふぁ、…ぁ"ッ、…はっ…! …いや、多分擦れると痛……ぃっ、……んっ……!」
「優しくするときはこうしてるみたいだけど、…少し、サイズが合わな……ぁうっ!」
唇での髪の毛や肌への愛撫。ぼさぼさになってしまったな、などと他人事のように考えながら。
内部いっぱいに満たす肉棒での悪戯に、若干抗議めいた低い声を出すものの、
それに先んじてずるりと動き出した圧迫に、ぎゅっと目を閉じて喉を逸らした。
心地よさに反して決して無視できない痛み。
引き抜けていく肉棒に、べたりと付着する破瓜の血がその程を物語る。
「ぁ……ッッ……♥ …ん、っ…あぁ、……いまの、少し…良い………っ…」
「ん、…んぅ、……ん……? あぁ、……言ったろ? アタシに妙なことする奴はあんたが最初じゃない、って…」
「くく、…美しいからねぇ、この、サダルスウド、はっ………濡れるくらい、遠慮なく揉まれたこと、もっ……ぁう…ん……」
隙間なく内部を埋め尽くす肉棒が、ごりゅ、と内部で円を描く様に、あからさまに快感に体が跳ねた。
奥まった部分と腹のあたりに勘所があり、それを押し付けるように腰を揺らす。
痛みは未だ残れど、乳房もまた敏感で、分厚いスーツごしに触れられるだけでうっとりと瞳を細めつつに、
過去の出来事を思い出しながら、きゅぅ、きゅぅ、と肉襞が微細な蠢動でオリエを楽しませた。
「はぁ…ぁ、…ぁん……それで…?」
「アタシのお胸、どぉ? けっこう触られ倒されたことあるけど、もっとすごいこと…教えてくれるんだろ?閣下…?」
机と乳房で掌を挟んでやるように、ぐいと体重をかけて擦り付けた。
内部の質量を期させる弾力を伝え返しつつ、その真如の感触は暴かねば辿りつけない。
■オリエ > 「それは仕方がありませんよ……なにせ、初めてなんですから……♥」
「ふふ……それなのに処女を奪われるのが初めてだなんて……いいんですか?」
「私の精子はとても強力なのに…堕胎さえ許さない程……貴女のこの中を…ッ…満たしてしまうかもしれないというのに……?」
破瓜に染まった様子は窺い知れないものの、彼女の抗議に反し、吸い付く膣内に舌鼓を打ち、彼女が自ら腰を押し付けてくるのなら、
その場所を探るように凶悪な雁首を寄せていく。肉厚のある段差が彼女の襞を削ぎながら短く揺らして勘所を探り、
彼女の声が最も昂ぶる瞬間を探り出せば、そこを徹底的に擦り上げて、そして一番奥を再び塞いでしまおう。
子宮口を押し広げるようにして先端を埋め、激しい抽送の代わりに、優しく子袋だけを揺らすようにして、ぐり、ぐにぃっ♥ と恥骨を臀部へ押し付ける。
手に余るほどの大きさの乳房。中手骨が机とこすりあわさる摩擦に軽く眉を潜ませる。
破くようにして強引にボタンを、弾きスーツの裏に潜む正体を暴いてしまう。
焦れったさを満たすように乳房をむにゅりと押しつぶし、経験があるという言葉から少し強めに捏ね回し、
互いの人差し指がそれぞれ頂きを目指して、膨らみかけの蕾を硬い爪先と一緒に押し潰した。
「そんなに、激しいのが……好みなんですね……?」
「本当に……変態の資質を持ちあわせていらっしゃるようで…♥」
「この体制ではあまりいじって差し上げられないので……ッ♥」
自らのものを咥えさせたまま、彼女の肩を、脚を掴み、無理やりひっくり返して、正面を向かせた。
にゅるりとした膣襞の中でいびつな肉棒の形が満遍なく襞の中に行き届き、しっかりと味を染み込ませれば、
恍惚に歪んだオリエの紅い瞳が羞恥に染まる彼女の素顔までも覗き込んだ。
■サダルスウド > 「ん、…ぁっ、……んンッ……♥」
「あはは…そりゃ困るね…困るけどいいんじゃない…?ふふっ……出しても、あ…」
「アタシを犯したくて下心ぎんぎんにして来たんだからね……あの、ぁっ、…鬼畜の所業に身をやつす、リンクスのご令嬢が…ぁ、ん…っ…」
次第に快感が痛みに打ち勝ち始める。
慣れを思わせる、声に生まれた余裕と熱っぽい響き。
自慰で知った、其処で快感を得るという行為に耽溺し始めた。
狭い入り口を目一杯に広げる肉棒が律動するたび、次第に絡みつく体液は蜜の量を増やし始め、血を薄める。
表情は上機嫌に緩んでいた。想像以上の快感に、喉を反らしてしまいながら。
「さ、ぁ…どうかな、もっと、…ん、ンぅっ、ぁ……ぁ、……ッ……!」
唐突に体を回転させられると、視界の変遷と、内部をごりゅ、と抉る肉棒の感触に声が上がる。
どすんと背中が机にあたって、苦しそうに呻くときも、強かにぎちぎちとオリエの肉棒を締めあげた。
赤毛が広がり、ずれた眼鏡の向こうから熱っぽく潤む瞳が覗く。
暴かれた胸元はショーツと揃えのカジュアルな下着に支えられ、
深い谷間を作っていた。スーツのためにきつく押し込んでいることが伺えよう。
「…ずっと、興味あったんだよね、…ぁ、ンふ、…セックスにさぁ、…読むだけじゃ、そろそろ…」
「どうせなら女慣れしてる人がいいじゃん…? ね、だからきもちよくして…?」
腹を押し上げるよう内側で反り返る肉棒の逞しさに、
先程から小突かれる子袋が満たされる予感にずくずくと疼く。
両腕を伸ばし、技巧に長ける調度良い「相手」に、抱きついた。
■オリエ > 「そんなこと…困るまでもなく……知っていたのでしょう?」
「私の下心も当然、貴女は熟知しているのだから……。その危険性を知ってるのに……興味だけでは、すまされない、でしょう?」
漸く視線が絡みあった、熱っぽく潤んだ眼鏡の奥の碧。その視線を促すように顔を下へ向ければ、
繋がっている有様が事実として晒しだされていた。
文面では測り知れない、結合の証明。
じくじくと蠢動する膣襞を凶悪な肉棒が埋め尽くし、彼女の表情が快楽に染まっているのを伺えば、腰の律動は次第に激しく奥を叩きだす。
カジュアルな下着の奥に潜んだ淫質を暴き、深い谷間を解き放ってやれば、ぶるんっと肥沃な膨らみを弾けさせる。
下着の代わりと、指を深く埋め、より深い谷間を築きあげる。
生地をこねるような力強さで、円を描き、指先が凝りのある頂きを求めれば、
こりこりっ♥ とキツくつまみ上げて、快楽の坩堝へ堕ちていく彼女を蔑むように見下ろし、彼女の抱擁へは恋人のようなくちづけを持って返した。
「ん、む……ちゅ、っ♥ ふふ、うふふ……♥」
「ええ、勿論……このちゅーちゅーって私のおちんぽを吸ってる子宮の中に……一杯注いで差し上げますか…ら、ァ…ぁああッ♥」
ごつ、ごつっ♥ と彼女の奥を穿った肉棒が窮屈な温かさが予想以上の疼きを伝えるのなら、
彼女の絶頂の予兆を確かに感じられた。
欲望の火がついたまま、彼女の断りもなしに激しい抽送を繰り返し、唇だけを満たすようにした甘い口吻を離せば、余裕のない甘い囁きを耳元へ落とす。
繋がった場所からは淫らな水音を響かせ、臀部と恥骨が弾ける乾いた音まで響く次第。
サダルスウドを満たす熱の膨張がまた一層、膣肉の形状を変えるほど膨れた。それは文面でも知り得る、絶頂の兆し。
それを理解させる間もなく、一番奥へと肉剣を納めれば、大きな脈動とともに白い欲望を解き放った。
ゼリー質の様に濃く、先ほど腔内を満たしたそれよりも勢いの劣らない子種が処女を失ったばかりの子宮を膨らまし、受精を強要させる。
ーーー尚も、その滾りを失わないまま、窮屈な彼女の膣内を満たし続け、オリエの表情は快楽に堕ちる彼女を情緒無く見下ろした
「――ーほぉら♥ これで、終わりじゃ、ありませんから……ね?」
■オリエ > 【こちらで中断となります】
ご案内:「大図書館・閉鎖書架」からサダルスウドさんが去りました。
ご案内:「大図書館・閉鎖書架」からオリエさんが去りました。