2023/06/21 のログ
ご案内:「魔族の国・鎧都市グレイゼル」にネヴェドさんが現れました。
ネヴェド >  
鎧都市グレイゼル、そのとある屋敷にて

「──………」

ネヴェドが目を覚ましたのは、整えられた薬湯の中にて

記憶は、ある
タナールにて不覚をとったこと、そして…

「……ラスト様は、不在か?」

ざぷり、身体を湯からあげれば──清められた身体には傷ひとつ残さず
配下の魔物から手渡された白布を羽織り、浴室を出た

ご案内:「魔族の国・鎧都市グレイゼル」にラストさんが現れました。
ラスト > (――屋敷の通路を、静かに歩む
自らの私室に赴く其の途中、感じ取ったのは気配、一つ

一度足を止め、交差する通路の途中で、浴場の方へ繋がる通路へ視線を向ける
来る、と、判って居る。 もし、女が目覚めたならば其の時は。
何よりも先ず、己の元へ其の歩みを向けるであろう、と。)

「―――――――………目覚めたか。」

(女が姿を見せるなら、ただ一言短く、そう声を掛けた
配下の魔物が付き従って居るならば其の時は、下がる様にと促す

――少しばかり静かな屋敷の中、女へと向き直り)。

ネヴェド >  
「──ラスト様」

白布一枚纏う姿のままに、僅か、驚いた表情を見せる
すぐに顔を合わせることは想定していなかったのだろう、やや気まずい面持ちへと、その表情は変化する

「タナールにて、不覚を。
 …ラスト様の名に傷をつけてしまいました」

決して油断をしていたわけでもなく、あの相対した存在が怪物であっただけではあったが
それはそれとして王の戴くべき冠が一騎打ちにて敗北を喫するなど

向き直る主に対し、顔向けするのも烏滸がましいとその顔を伏せる

ラスト > 「――――そうらしい、話は聞いて居る。」

(事情を知る魔族や魔物は少なからず居る
女が其の身を癒して居る間、簡易では在るが報告だけは受けた
相違無い言葉が改めて、当人の口から語られるなら、一度頷いた後。)

「だが、当初の目的は達成済みだ。
砦を奪還する、と言う目的が適った以上、何も問題は無い。
あの砦の事だ、一時の支配でしか無いだろうが…。」

(其れが、タナール砦と言う拠点だ。
目まぐるしく支配が入れ替わる、戦いの最前線。
配下たる女が、あの場所へ出向いた目的が、其の奪還であるならば
人間相手に敗北するならまだしも、同胞たる魔族の側から足を掬われるのは
殆ど、事故の様な物であろう

咎める言葉は向けぬ、代わりに、俯く其の目元へと微かに、指が触れ。)

「傷をつけたのは御前ではない。 ――良く戻った。」

(見事作戦を完遂させた、其の忠誠と戦果に、労いの言葉を)。

ネヴェド >  
「…いえ、王の冠である私自身に傷がつくこともまた、王の名に傷をつけると同義…」

己を咎めぬ主
報告があったならば、奪還後のことも仔細はともかく耳には入っていよう
目元に触れるその指先から逃れるまでもせずとも、顔を合わせれば自責の念が涌く
事故といえど、避けれぬものではなかった故に

「───、どうか罰をお与えくださいませ。アラストル様」

周囲から配下が掃けたのであれば、その名を呼んで
所有者たる魔族の雄、罰を求め、その場に傅いた

ラスト > 「―――――意外と強情な奴だな、御前。」

(だが、其れが女の。 王の冠としての、矜持でも在るのだろう。
主君たる己に強さを求めながら、自らが其れを果たせなかったが故の自責か
咎める事では無いと、そう告げたにも関わらず、罰を望むと言うなら

――少しばかり、意外そうな言葉を述べた後、ふ、と双眸僅かに細め。)

「……なら、丁度退屈して居た所だ。 部屋で報告のついで、相手をしろ。」

(傅く女に、其れだけを告げて一度、背を向けた
通路を歩き、其の先、自らの私室へと連なる扉を開けば
部屋の中へ足を踏み入れ、其の奥。 椅子へと腰掛け、再び女へ向き直り。)

「……御前を負かした魔族の女、名は名乗ったか。」

(――始める、報告と共に。 片掌が舞い上がり、不意に、女を招き寄せる
もし、女が従うならば。 其の掌は、自然と女の胎を、柔く撫ぜ始め
刻印が刻まれし其の奥を――辿りながら、圧して、試すのだ。

既に薬湯へと浸からされた身、傷や魔力の回復こそ十全に叶っては居るだろう
だが――凌辱の限りを、勝利したと言う件の女、だけではなく
配下であった筈の魔、それらに迄も穢され続けた其の胎が未だ
其の残滓を、残して居るか、如何かを)。

ネヴェド >  
「──御身がそれを望んで頂けるのであれば」

立ち上がり、広いその背へと続く
それが罰であるか否かは兎も角、主の余暇を埋めるのもまた務めだろうと
…無論、宝冠たる女にとってそれを求められることは必然、悦びにも繋がるのだが
今この場でそのような顔は出来まし、断じて

主に続き、私室へと歩を進める
最初にかけられた言葉は、自身を打倒した魔族の名の問いかけだった

「…ユンジュン、と名乗る娘で御座いました。
 あどけない少女然とした、精巧な人形のような娘。
 斧槍を主武装としていますが徒手にも長け──」

再び王の前へと傅こうとした矢先、その手に招かれるまま、前へ

「っ、…ラスト、様──」

名を呼ぶと、頬が紅潮する
その大きな手指の触れる先、刻印の奥の下胎を圧されれば
白布一枚を纏う、その太腿に僅か、残った凌辱しゅの残滓が垂れ落ちる
その感覚に背徳的なものw感じ、僅かにその眼を伏せながら

「──これ、は…其の、お恥ずかしく…───目覚めて、間もなき故‥」

ラスト > 「―――俺は、加減を利かせた罰が苦手なんだ。」

(部屋の中、他の誰も聞いては居ない中で
そんな事を、女だけに軽口めいて告げた
何が罰になり、どの程度が適度であるのか

一般的な刑罰の其れが、女にとって罰たり得るかも判らぬし
何より、此度の事に関しては、女に責が在ると思って居ないのは本当だ
だが、形式的なもので在っても其れを望まれるのなら、与えよう
其の下胎を圧し、拉げた胎奥から溢れる凌辱の残滓を眼にすれば
成程、と、納得した様に肩を竦め。)

「………其の名を、以前聞いた事が在る。
偽名で在ったなら別だが…、……其れなりに真っ当な魔族の家柄に
そんな名で呼ばれる娘が居た筈だ。」

(――そして、その記憶が確かならば、その女は
冠たる女が敗北を喫するに納得の、強さであった筈だ
己が軍団とは無関係、己も、覚えが在ると言う程度で、面識が在る訳では無い
何れにしても、其の正体に繋がる階を得れば

――ぱちり、不意に掌に、魔力が帯びる。
魔力が、次第に雷の性質へと変換され、ぱちりと弾け。)

「―――争いを続ける限り、また相まみえるかも知れん。
其の時は…、……次は貴様が”判らせて遣れ”」

(――ば、ちんっ
其れ迄触れて居るだけであった掌から、女の腰裏まで貫く様な、衝撃
女の腹筋が、強制的に収縮を強いられ、其の奥までもが強烈に拍動させられるかの
甘く、痛烈な、電流の一撃

掻き出すだけでは、湯で清めるだけでは決して足りぬであろう深くから
強引に、。搾り出させて遣る様な、加減されているとはいえ
電撃の責め苦を、仕置きの様に、小刻みに放ち始めよう)。

ネヴェド >  
主の耳に入る、そして記憶に残る器だったか、と
油断…とまではいかずとも格下に見た已を恥じる
強力な魔力と肉体こそあれど、我先にと戦場に赴いてきたわけではない
自ら戦場に赴く、それはこの主の下、所有されるようになったことで、現れた女の変化の一つだった

「ッッ、あッ……」

ばちんっ、と
腹の内側が小さく弾けるような感覚
びくんとその長身が震え、こぷりと垂れた残滓が床を零す

「あ、主、さ…ま、ひぁッッ──」

ばちん、ばちん、と
断続的に続く雷撃に身を捩り、声が漏れる
ぱたぱたと床に零れ落ちるそれは、刺激にて痙攣する己の下胎が吐出したもの
敗北の残滓、責め苦にも思えるそれが、己のモノから不純物を排出させようという行為にも感じて…
そうと想ってしまえば、その身体はどこか悦びすらを感じて…その声にも艶が混じる

ラスト > (魔族の性質、其の傾向は好戦的に寄って居る
此方が望もうと望まざろうと、今一度、彼の女と顔を合わせる可能性は高い
己か、或いは目の前の冠たる女か、何方が相見えるかは判らぬが
他の誰でも無い、己のみが其の頭上に抱くべき冠を、穢してくれた礼は

―――きっちりと、せねばなるまい。)

「――――……逃れるな。 ……貴様の胎に居場所などやらぬ。」

(繰り返し、流し込む雷の衝撃が、子宮を灼く
女の高い耐性が在るからこそ、雑な手加減で成立する責め苦では在るが
胎の奥から、残滓を搾り上げ、僅かすらも残さぬとばかり、執拗な電撃を齎す
始めは溢れ返るであろう、白濁した雫が、繰り返すにつれて透明に変わり
そうして、色を無くすまで、徐々に電流を強めれば

次第、胎奥へと与えられる収縮が、絶頂の際の其れを無理強引に模し始め
腰に、脳髄に、偽りと虚構の絶頂を迸らせ始めようか
支えを与えず、自らの四肢で立って居る事を強いりながら
指先が、柔く胎を鷲掴む様に肌へと沈み、刻印を歪ませ。)

「―――――……後ろを向いて、跨れ、ネヴェド。
……其の胎を、もう一度捧げて見せろ。 ……染め直しだ。」

(――女の目前、もう片方の手が、自らの腰元を寛がせた。
女の眼前に、差し向けるは、主たる雄の、頂点捕食者たる王の、雄杭
其れを、未だ凌辱の記憶冷めやらぬ中で見せつけるのは
否が応でも、"比較"させる結果となり得るやも知れぬ

其れを、見越した上で。 ――女自らの、奉仕を命じる。
忠誠の証を、唯一の違いを、女自身の身に今一度、刻み込む様に
責め苦に塗れた胎の奥底で、粘膜を掻き毟り、奥底までも抉じ開け捧げ、貪り尽くし

―――服従を、示せ、と)。

ネヴェド >  
「かは…ッ、ぁ……っふ……っ…♡」

滴る白濁が、粘性を帯びた透明な蜜に変わる頃
その刻には翠玉の瞳はゆらゆらと熱に揺れ、口元からは甘く蕩けるような声が漏れ始めて

「っ、はい‥。我が肉の全て、我が主アラストル様のモノとして、捧げます…♡」

露出した規格外の雄に思わず息を呑みながらも、命じられるがまま、背を向ける
長く艷やかな黒髪から除く、肉付きのよい尻が持ち上がり、互いの熱が触れさ合うと、びくりとその身を大きく跳ねさせ

「今、一度…ッ、♡ ぁ、ッ…我が胎、を…ッ、ん、ぅ…御身にて、染め、あげて、ください、ませ───♡」

その先端からゆっくりと跨り、豊かな尻肉を歓喜に揺らして
散々と凌辱された痕であるにも関わらず形を保った、肉厚の蜜壺が拡がり、伸びきる姿を見せながら…その身に沈めてゆく

その巨躯なる王の肉杭は女が長身であるにも関わらず、直ぐにその最奥を抉るように到達し、一際、冠に嬌声をあげさせる──

ラスト > (下胎へと浮き上がる、雄の形
子宮孔を只抉るに留まらず、苛烈な電撃による責め苦に苛まれて居た子宮を
深々と押し潰す其の威容に押し上げられ、淫蕩な、支配の証が輪郭を帯びる

下胎が漸く、解放される代わりに、捕らえられるは重々しく揺れ動く、両の乳房
肉鞠に指を沈め、芯を捏ねる様にして搾り上げれば、同時
乳腺にすらも抑えた雷を迸らせて、女の身に苛烈な刺激を、快楽として擦り込んで行く

女が腰を下ろし切れば、其の背に己が体躯が触れ、其の身を委ねる事は容易かろう
すらりと伸びた女の長い脚でなければ、椅子から浮き、足先を床に付ける事すら叶わなかったやも知れぬ。)

「全力で腰を振れ。 ……罰を望むなら、貴様が搾り取って見せろ。
胎の奥まで俺に捧げ…、……王の冠たる役目を、果たせ。」

(其の首筋に、噛み付く様に歯が押し当てられ、煽る被虐心
たった一度だけ、促す様に女の胎を、ぐちりと抉り、子宮孔を半ば抉じ開けて仕舞いながらも
其の後を、全て女に委ねれば、代わりに自らは、捕らえた乳房を責め尽くす
薬湯の効果によって、白磁の如き白みを取り戻して居た肌へと、再び痕が刻まれる程に狭窄し
括り出した先端を、指先で円を描き、或いは押し潰したりと緩急を遣い
罰則だけでは無い、明らかに――愛でる、其の気配を齎しながら、追い詰めに掛かるのだ

熱塊は徐々に女の胎の中ですらも、其の威容を増し、張り詰めて行く
腰を引き上げれば雁首が粘膜を根こそぎ引き摺り
たった一度の抽挿だけで、雌の脳髄に、無数の絶頂を弾けさせて、堕落に突き落とす
数多の魔物の、数による蹂躙とは比べるべくも無い、圧倒する体感と共に

――理性を、雌から、奪い去る)。

ネヴェド >  
「はぁっ…ぅ……っ…♡」

女の長身の肢体を以ても尚、身に余る威容を見せる肉杭
深々と突き挿さり、その柔らかな腹の形状を盛り上げる程の剛直の熱
今やそのカタチにまで愛おしささえ感じさせる、主の雄自身を腹に納め、熱の籠もった歓喜の吐息が口の端から漏れ落ちて

「お、仰せの、まま、に…っ……♡ ぁう…っひ、ん゛っ……♡」

主たる王の大きな手にも余る、両の乳房が捏ねられ、先端にばちんっと雷撃が走れば
その背を逸し跳ね上げてしまうほど、身の奥に走る快楽に震え
主の指先でこりこりとした固さを帯びる、厭らしく色づいた先端は弾力を感じさせるほど立ち上がり、淫靡な姿を見せて

命じられるがまま、括れた腰をくねらせ、むっちりと実った尻肉を跳ねさせながら
主の苛烈な乳房への責めに蕩けた嬌声混じりの悲鳴があがる
指先の痕が白肌に紅く花を咲かせる間にも、子袋の入り口にまでも先端を捩じ込まれた雄杭に
膣全体が執拗しゃぶり尽くすように吸、愛しきそのカタチに寄り添い離れぬと言わんばかりの吸い付きをみせて──

「あん、っ…♡ はっ、ひぁ…っ、ぅ♡♡ アラストル、様、───♡♡♡」

侵略が進めばやがては盛った雌のように舌すらも垂らし
主の名を呼びながら淫らに腰を振り、くねらせ…膣口からはとめどなく涎を零す、美しくも淫猥な雌の獣の姿へと──

ラスト > (肉と肉のぶつかり合う音が響き渡る
女の身に纏って居た筈の白布は、何時の間にか用を為さず脱ぎ落され
同じ様にして雄もまた、女の前に其の肉体のみを晒す
テーブルの上に突き立てられた二振りの短剣は、其の刀身に雌雄の交わりを映し出し
獣へと姿を変えて行く雌の、其の淫蕩なる姿を鮮明に、記憶するかの様

発情を迎えた雌の如く、主たる雄杭に、快楽に溺れ狂う其の忠誠に
応えてやるかに、乳房へと沈む指先が、膨れ上がった乳輪ごと先端を捏ね潰す
指先から迸らせる雷が、最も敏感な尖りを痺れ上がらせれば
跳ね上がる其の身体を、また自らの腕の中へと捕らえ、抑え込み――逃さぬ。

其れが何を意味するかは、――雌であれば、直ぐに理解出来よう。)

「……ネヴェド…、……其の胎で…食らい尽くせ。
……出来ないとは、言わせん…、……孕め、其の胎で…全てを、塗り潰せ。」

(熱塊が急激に震え、女の胎奥で先端が暴れ出す
抽挿の度、もう、とうに子宮孔へと嵌まり込んで居る亀頭を、促す様にして突き込めば
其の瞬間、雌へと、愛でるべき獣へと、命じる事等一つだけだ

ぼごんっ、と、女の下胎に砲弾が撃ち込まれたような衝撃が波及する
淫蕩に過ぎる噴出音と共に、引き締まった女の胎が、子宮が
雄として、余りにも規格外に過ぎる精の重みで膨れ上がり――臨月めいた、様相へと

果たして女は気付けるだろうか。 まるでそれが、タナールの砦から回収された女が
最も凌辱の痕が色濃く残って居た、其の時の姿に、酷く似通って居る事を
目の当たりにした其の光景と、同じ事をなぞりながら、意趣返しの如くに塗り潰し
今度は、雌自身の意志と望みで、其れを、受け入れさせよう。)

「―――――……其の儘…食らいついて居ろ…。」

(――ゆっくりと、椅子から立ち上がる。
女を抱え、今度は双剣が付き立てられたテーブルの前に立ち、女に手をつかせ
乳房から手を離せば、其の掌で、女の角を掴んで上向かせ

吐精は、まだ終わってなぞ居ない。 其の最中から再び、今度は、自ら
膨らんだ女の、子宮の奥底に――熱塊を、余りにも深々と、突き立て始めた)。

ネヴェド >  
豊満が過ぎる肢体を淫らに揺らし、くねらせ
口からは言葉を為さぬ嬌声がとめどなく、あげられる
瞳は熱に蕩けて潤み、ゆらゆらと泉のように揺らめき
舌を突き出し喘ぐ姿は雌の獣と称して何ら差し障りなく
其れでも、その乱れる様は此れ迄の所有者たる魔王達尽くを虜にしてきたのだろう

「ッ、───!♡」

已の胎の中で熱源が跳ねるのを感じれば、応じるようにその秘肉は蠢き、吸い上げるように締まりを強め
舐りまわすが如くうねり、その時を促せば

「ん゛、ッ、あ、ふっ♡ あ、ン……ぞ、存分にっ♡
 ネヴェドの胎に、子種をください、、ませぇ…っ…♡♡ ひはっ…熱、ッ、ン…ッ、───~~~~ッ♡♡」

細い顎を跳ね上げ、灼熱の衝撃に胎を灼かれる
女のくびれ深いシルエットを歪める程に腹に注がれたそれは、形の良い臍を盛り上げ、マルク膨れ上がり
仔を宿したかのような姿のままに、未だその余韻の抜けきれぬままその角を掴み上げられて

──砦での己の無様な姿など、自覚していただろうか
否、そんなことは最早、主に求められ、貫かれ、吐精をして尚、当然に続く行為に溺れた女…雌には些末の如く
歯噛みを禁じ得ぬ己の姿は、主によって愛される姿へと塗り替わり、そして

「──離れ、ません…っ♡ 
 この身、すべて、アラストル、様の…っ…モノ…です…っ♡♡───ひあ゛…ッッ、ぁ、アあ゛ァアアッッ♡♡ 」

突き上げられ、言葉も切れ切れに
熱の籠もった言葉を吐露すれば、再び──あるいは更に深く突き刺さる熱杭に、乱れ亂れて

ラスト > (主たる雄の精を受けた胎は、次第に其れを先ず、魔力として吸収し行く
かつては枯渇して居た身体に満たした己が魔力だが、今は既に満ちている
其処に、此れだけの精を強引に詰め込めばどうなるか――過剰な魔力は
女が元来持つ魔力の器をも、次第に押し広げ、飽和して行く

子宮に張り巡らされた魔力回路を逆流し、浸蝕するかの如き鮮烈で圧倒的な魔力
精だけでは無い、其れが雌を肉体を満たし、不変であり、永久である筈の、"王の冠"に
変化を与えんとするかの如く、挑む事と為るのだろう。

強いり肉が波打ち、歪む程に叩き付けて行く腰
雌として喘ぎ歓喜する女の様に、雄其の物の本質の儘
奪い尽くし、蹂躙し尽くして尚、尽きぬ欲望の其の儘に、律動が繰り返される
臨月めいた胎を突き崩せば、其の度に女の胎が震撼して
其処に、堪えると言う迷いすらも無く再び、熱塊が上塗りするような吐精を放ち始めれば
如何に女の胎が、主の魔力を貪欲に吸い上げるとて、到底追いつける物ではあるまい。)

「……手放す気はない。 御前が俺の冠である限り――俺は、御前を見捨てはせん。
……肉体だけでは無い。 魂も、何もかもが俺の所有だ。 ……其れを、忘れるな。」

(――例え、同じ事が在ろうとも。
己が望んだのは、無垢で傷一つ無い王冠では無い。
自らに永劫の忠誠を誓う、誇り高き王の冠だ
例え傷に塗れようと、例え恥辱に沈もうとも、其の価値が霞む事は無い

何より、この女を、王の冠を迎えに来たのは他ならぬ、己自身なのだ。)

「――――……俺の行く末を、御前には見届けて貰う必要が在るからな…?」

(角を掴み、女を突き上げ乍ら、ゆっくりと此方を向かせる
どぐ、どぐ、と熱塊を脈打たせたまま、柔らかく口付けを奪い

――其の頃に、臨界は訪れる。
飽和した精が子宮に押し留めて置けず、両翼に薄らと空いた孔を抉じ開けて
卵管の奥にまで、蹂躙を果たして仕舞おうとする、気配を)。

ネヴェド >  
───変化が訪れるとすれば
それは女にとって何百年、あるいはそれ以上…?
一個の存在として完成形にあり、かつ不滅・不死身の存在でもある故
雌という形状を取りながらも繁殖を司る必要がない
そんな存在だった──それが、変質させられるとあらば、それはネヴェド自身も同時に変化を望んだ時…なのだろう

主に愛され、求められ、亂れ、犯され──
至上の肉体は悦びの声をあげ…心地よさ、征服欲求、あらゆるものを、満たす器となり
壊れず、例え壊れたとしても復元し…再び雄の悦びを与え続ける
そんな存在として在った宝冠が今までに感じたことのないものを受け取った時
その変質は、きっと成るのだろう
ネヴェド自身にも、僅かその期待はあったのだろう
この超雄は、かつて奪い奪われていた魔王の中でもことさら特殊…、言ってしまえば変わり者とも思える
しかしその風格、力、有り様は、その器をありありと感じさせる
ただ力が強いだけの魔王に、魔族に、ネヴェドは忠誠を誓わない。所有権を認めることもなく、刻印もまた生まれることがない──
そんなネヴェドが、過去の所有者と比較しても尚、新たな力を感じたのがラストこと、アラストルだった
その意識による揺れ幅は大きく、一見にすればただただ獣性の満ちた後尾に等しいこのまぐわいも
荒々しく命ずる数々の言葉も…その形だけでなく内面を感じ取り、より惹かれてしまうという状態になってしまっている
その乱れぶりは、過去の王では与えられたものではなかった、その安心感もまた、同様に──

「──そう、在らん、ことを…ッッ♡♡願い、ま、す…ひう゛…ッ♡♡」

奪い、奪われる立場が常
何もかもを所有すると宣言しても、今後も奪おういうものは、汚そうというものは現れるやもしれぬ
但し──確実にわかるのは
その全てに、この雄は喧嘩をふっかけていくのだろうということ
それが所有欲であれ、雌としてつがうのであれ、嬉しいことなどはこの上ない
だからこそ、このカラダは其れまでにない程、悦びを感じ、この雄に抱かれることを歓喜しているのだ

「お約束、致します…っっ♡ すべて、その、お側…で…ッ♡ あ゛ひ、ひ、ぅ♡あ゛っ───♡」

さらなる灼熱が腹の中で爆ぜる
侵略を試みる雄の子種は、果たして──
それを女はまだ味わったことがないだろう故に…それを感覚的感じ取ることは出来ず──

二度に渡る吐精が終わり、漸くその律動が止まる頃には
女は憔悴し、快楽に蕩けきった潤む翠玉を雄に向け、笑みにも似た恍惚の表情を浮かべていることだろう──

ラスト > (直ぐに、其れが成し遂げられるとは思わぬ
だが、もし、欲しいと思った其の時は――力ずくで在ろうとも、奪い去るのが、流儀
女が、其の変化を望みたいと願える様に、自らがまた、”王”たり続ければ良いだけの話だ

自らの前に立ちはだかる物は須らく薙ぎ払い、屈服させて行く、覇道を
今はまだ道半ばで在ったとて、此れからもまた、邁進す
其の道程を、最も傍で共に、冠たる女は、見て居れば良い)

「――――……御前と俺の歩む道は、同じだ。
……期待しろ。 切望しろ。 ……退屈は、させん。」

(――冠を飾り、侍らせるのでは只の停滞だ
其処に陥れば、己はかつて女が付き従って来た王達と何も変わるまい
自らが示す道が、有象無象の其れとは違うのだと、其れを示し続ける為に
己は、冠を自ら、携える事を決めたのだから

――腕の中に、弛緩し切った女の身体を抱き支えながら、寝台に身を委ね
其の恍惚に満ちた表情を見下ろし、時折、口付けを重ねながら
未だ、結果は判らぬ、されど、確かに、ほんの僅かなれど女に刻まれた変化を慈しむ様
掌は、其の下胎を、女が微睡みから夢うつつと為り、そして、目覚める其の時まで
飽きたる事も無く、撫ぜ続けて居る事だろう)。

ネヴェド >  
──かつて力を信望した魔王達を有象無象と断じる者など、恐らくこの雄以外にはそう居るまい
その雄弁に疑念を抱かせぬ、相応しいと思わせる者だからこそ、こうして全てを委ね、捧げられる
どのような者が奪いに着ても、撃滅するだろう
例え奪われることがあろうとも、必ず奪い返すだろう
その身が朽ちる、滅びる──それを目の当たりにせぬ限りは、そう信じずることが出来る

我が主の腕に抱かれる女の姿
その憚られぬ長身も、更に巨躯を誇る雄の胸にあらば少女とさして変わらぬ様相で
狂おしい程に満たされながらも、どこか安堵を宿した微睡みの中、啄むように落とされた口吻に深く深く、応じながら
"安息"という、女の過去数百年を遡ってもおう多くはない時間の中で、次に目覚める時は、最愛の主の腕の中という至福を以て、訪れるのだろう──

ご案内:「魔族の国・鎧都市グレイゼル」からネヴェドさんが去りました。
ご案内:「魔族の国・鎧都市グレイゼル」からラストさんが去りました。
ご案内:「魔族の国 花園」にミーガンさんが現れました。
ミーガン >  
 魔族領の一つの城
 人間との領域を分ける険しい山々が見える光景
 魔人はドレスアーマー姿のまま、自身が宿にしている城の先で広がる庭園
 正に花園と呼べる場所 多種の花と色が視界一杯に映し出されている。
 華の群れの中 手折ることもなく腰ほどの高さの花達
 彼らのに向かって、金属製の細やかな彫りこみがされた如雨露を片手に水やりをする姿。

 ブロンドヘアや青と白の生地故に、花達とは半分混ざり合って半分浮くような光景
 広げる水の雫が花びらの奥に落ちていく中で水をやる姿は、魔族の国とは思えないだろうか。
 本人は、濁った黒い壊れた瞳と、うっすらと描く唇の笑みの線
 花達が水に喜ぶ声を聴きながら、悠々自適に過ごしている様子。


   「みんな元気ですね。」


 魔族国の中で、庭園内で人間がそうして過ごすことの違和感
 それを感じる者は城に訪れた新参者程度だろうか。
 城の内部に住まう者らは、それを当たり前の光景と感じており、肥料の話などを時折する。

 奥から鎖を首に掛けられ、四つ足歩きで引きずられていく裸体の若い娘らと目が合うと
 ブロンドの魔人は、瞳を少し細めた後で、ニコリと笑みを送るのだ。
 好いザマだと感じているかのように、小さな笑みは嬉し気に、その壊れた色の瞳を向けている。

ご案内:「魔族の国 花園」からミーガンさんが去りました。