2022/08/06 のログ
ご案内:「魔族の国」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 魔族の国、少女の行動範囲は、そこにも届く。
その行動原理は、もちろん変わらない。
風の向くまま気の向くまま、その目的も気紛れに。
まぁ、場所が変われど、何も変わらない、と言う事だ。
さて、今回、そんな少女が居るのは…
「………よし、迷った」
確か、歩いていたのは森林地帯。
そこを抜け、見付けたのが、遺跡なのか何なのか。
人…人?の手の加わった、何らかの入り口だった。
当たり前のように、少女は足を踏み入れ。
奥へ奥へと入り込むのは、何か面白そうなものを求める、いつもの行動だ。
一旦足を止め、ぐい、と額の汗を拭うような仕草。
とりあえず、現状確認で、周囲を見渡す。
■タマモ > 「しかし、何かを感じはするが、何もない場所じゃのぅ。
せっかく奥に来たんじゃ、お宝の一つ二つ、見付かっても良いと思うんじゃが…」
視線を巡らせながら、ぽつりと呟き、はふん、と溜息。
少女の勘が、何かを感じている、と言う事は、ここには何かあるのは間違いない。
だが、感じるだけで、そこに辿り付けるとは限らないし。
見付けたところで、それが少女の考えるような、面白いものとも限らない。
あくまでも、何かがある、と言う事を感じるだけなのだ。
…まぁ、面白いものである、その可能性も、無きにしも非ず、だが。
「さて、もう少し進むか。
それから先は、その時に考えれば、それで良かろう」
何も無ければ、戻ると言う選択肢もあるだろうに。
少女にとっては、何か見付かるまでが…と言うもので。
一つ頷けば、再び、歩みを再開する。
一本道なら真っ直ぐに、分かれ道なら適当に。
とりあえず、最奥まで行ってみよう、と。
■タマモ > 進む先、果たして、少女の求めるものはあったのか?
求めるもの、ではなくとも、他の何かあったのか?
それとも、結局は、何も見付けられなかったのか?
それは、少女のみぞ知る、多分。
ご案内:「魔族の国」からタマモさんが去りました。