2020/11/03 のログ
ソーニャ > どれだけ憤ったとしても、己の帰るべき場所は揺るがない。
それがまた、腹立たしくて―――――無力な小娘は一人、深く息を吐く。

溜め息も、ふと過ぎった弱気な眼差しも、知るのは周囲の木々ばかり。
一番伝えたい相手には、決して届かない、のだった。

ご案内:「魔族の国」からソーニャさんが去りました。