2019/10/15 のログ
ご案内:「魔族の国」にビビさんが現れました。
ビビ > ≪そこ≫へ入るには、扉の施錠を解かねばならない。
鍵穴の無いその部屋の扉は、それなりの魔力を有する男が、
扉に手を触れて名乗る必要があった。

男の魔力が充分であれば、扉はその名を鍵として封印を解く。
開かれた扉の向こうには、窓もない薄暗い石造りの部屋。
床も壁も冷たく湿った石で覆われ、家具調度の代わりに魔導機械の類が並び、
天井から伸びる頑丈な鎖には、両手首をまとめて拘束された娘がひとり、
足がつくぎりぎりの高さに吊るされている。

この部屋は、娘のための牢獄。
否――――娘を存分に≪活用≫しようという、主たる魔族のための部屋だった。

そうしてこの部屋は常に、魔力の豊富な男を、あるいは雄を待っている。
娘の≪耐久性≫を試すために――――そして、娘の≪繁殖力≫を確かめるために。

項垂れた娘の意識は、夢うつつの中に在る。
けれどその夢は決して、しあわせな夢ではない。
夢の中で娘は既に雄の餌食になり、幾度となく犯され、穢され、
泣き叫びながら孕まされていた。
そんな夢の中にあるから、娘の胎は常に熱く疼き、内腿には愛液が滴っている。
つまり――――面倒な手順は、不要、という訳だった。

ご案内:「魔族の国」にスミデーさんが現れました。
スミデー > (薄汚れた旅装姿の男が一人、扉へと向かい歩いている。
ここの主と利害が一致、主は耐久性と繁殖力を試すため、そし
て自分は召喚魔の繁殖に使えるものなら使いたい為。
優秀な苗床になってくれることを期待しながら扉の前まで到着
すれば、扉へ手を当てて名前を名乗る)

「こうして名前を名乗ればいいんだったな。スミデーだ」

(扉へと師匠から魔族ながらも魔力量は多いと言われたその
魔力を立ち込めさせながら扉へと触れて名を名乗り、扉が開い
たならば中へと脚を踏みこんでいき、吊るされた娘を見て嬉し
げに笑みを浮かべる)

「なかなかに美人さんだな、これで苗床として適性があれば嬉
しいんだが……おい、起きてるか?」

(寝たまま犯すのも楽しいかも知れないものの、起きている方
が楽しいだろうと娘へと近づきながら声を掛け、反応を伺う)

ビビ > 魔力を有する男の名を鍵として、扉はあっさりと開いた。
換気窓のひとつも無い部屋の中には、既に甘い雌の香りが充満している。
空気の流れが生じたことで、娘を吊るす鎖が微かに軋みを上げる。
ゆらり、と吊るされた身体が僅かに傾ぎ、俯いた娘の双眸が、
鈍く、二度、三度と瞬いて。

「―――――だぁ、 れ ………」

ぼんやりと、夢の中にいるように舌足らずな声が零れ落ちる。
瞬きを経てもなお、薄く水の膜が張ったような眼差しが、ゆるりと周囲を巡り、
男の姿を映して止まる。
かくん、と小首を傾げる仕草と共に。

「だぁ、れ?
 ビビ、に、ご用、なの……?」

そうしてそっと、熱を逃がすような吐息を洩らす。

スミデー > (室内に満ちている甘い香り、少女を吊るしている鎖
の軋み音を聞きながら近づいていけば双眸が開くのを見て問い
かけてくる声に答える)

「俺の名前はスミデー、ああ、ちょっと頼まれごとをしてな?
ビビに用事があるんだ。まぁ、その用事っていうのは……ビビの
ことを色々と試して欲しいってことで、俺としてもイイ事があ
るから、引き受けたんだけどな?」

(舌足らずな声、吐息の色っぽさに楽しそうに嬉しそうにして
は少女の前に立ち、地面を爪先で軽く叩いて。
そうすればそこに魔法陣が現れ、ピンク色の触手をしたロー
パーが現れ、少女の脚へと触手を伸ばして脚の付け根までゆっ
くりと絡み付かせていこうとする)

ビビ > この部屋に居る時、娘の自我はひどく危うい。
男の姿を瞳に映してはいるものの、見ている、とは言い難い状態。
それでも、どこかぼんやりとしたままながら、男の名をくちびるで辿り。

「すみ、でー……。
 ビビを、……ためす、って、 なに……、」

何を、どうやって試すのか。
そう尋ね終わるよりも先に、足許に魔法陣が展開される。
そこから現れた異形の触手は、獲物である娘を即座に認識した様子。
ふらつく両足がピンク色の触手に捕らえられ、ローブの裾をたくし上げながら、
じりじりと腿の付け根まで這い上ってくる。
ひゅ、と娘の喉が鋭く鳴り、ぼうっとしていた瞳に、正気の光が閃いた。

「や、………なに、なに、す……るの、
 いや、だめぇ、っ―――――!」

悲鳴を上げて身をくねらせるも、触手の侵攻は止まない。
きっと今夜は娘にとって、長い夜になるのだろう―――――。

ご案内:「魔族の国」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「魔族の国」からビビさんが去りました。