2018/12/10 のログ
ロッテル > 牢獄に囚われた者たちの反応は様々だ。

まだ自我を保っていた者は、生まれたままの姿で穢されながらも、助けが来ると期待を浮かべて牢獄の檻側へ身を寄せて物音の方向を眺める者も。

しかし、一方で度重なる凌辱の末にすっかり自我を喪失してしまったり、快楽に溺れてしまいひとりでに喘ぎ声を繰り返し発する者など様々だ。

「もうこっちでは使い物にならなくなっちゃった子なら、返してあげてもいいんだけど……新しい子と交換かなー♪」

弱った者のうち、誰にしようか と牢獄の廊下を僅かに浮遊して進みながら、囚われた数々の女を品定めする。

中には檻の中から此方を威嚇する者もいたが、身一つで蹂躙する事など容易いのか、自身はぺろっと舌を出してウィンクして回り挑発するに留まった。

「落ち着いたらまた大勢で遊んであげるから我慢、我慢♪」

ロッテル > 『て…撤退、撤退しろっ…!!』

『逃がすものか。全員捕らえろ!!地下へ連行するのだ』

しばらくして、剣戟の音がすっと止む。

雌雄は決したようだ。屈辱的な声、威圧的な声。どちらがどちら側の声かは、一発で聴き分けられる。

「……終わったみたいだね♪」

ゆったりとした足取りで、ぞろぞろとそれなりの人数の魔族が、少数の人間たち…例外なく女のみを連れて地下へとやってくる。

あちこち傷つき、装備もみすぼらしく痛めつけられた敗北者たち。

これから待ち受けるあまりに苛烈な日々は彼女たちの脳裏ではどのように描かれているのか。

「お疲れ様♪待ってたよ~♡ 頑張ったけど、あたし達魔族もなかなかでしょ♪」

拘束された女性たちを眺めれば、これまた舐め切った態度で声をかける。そして……

「じゃ、これから此処で一人一人、た~っぷり反省会だね♪」

ぬめりを帯びた尻尾をくねらせ、新たな獲物たちの具合を想像するだけで尻尾は一回り大きくなり、囚われの女たちは引き攣った顔を見せるのが精いっぱいだった。

ご案内:「魔族の国/辱めの牢獄」からロッテルさんが去りました。