2018/12/09 のログ
ご案内:「魔族の国/辱めの牢獄」にロッテルさんが現れました。
ロッテル > 大勢の姫騎士や人間界の貴族令嬢、町娘などが囚われ、魔族たちの慰み者とされる狂気の檻。

魔族にとっては何でもない日常の一部が淡々と続くだけのこの空間が、あろうことか捕虜救出に訪れた人間たちとの激しい戦場になっていた。

『くっ……怯むな…!!一点突破で中へと進めっ!!』

『我らの力量を甘く見た事を後悔させるのだ!一人たりとも逃がすな!!男は屠り、女子供は新たにこの牢へ捕らえる』

地上から激しく響く渇いた剣戟の音―――

魔族の遊興の空間であり、軍事的な性処理機関としても機能しているこの牢には主たちが目を付けた色物が多数囚われていた。

好色な魔族の名が人間の間にも広まってしまったのか、どこぞの大貴族の許婚の奪還を命じられたのか。それなりの位の騎士達が襲ってきたではないか。

兵力は正確に把握出来ていないが、耳をぴくぴくさせて地上の様子を伺う魔族の女は、汚臭を漂わせる体液が辺り一面に飛び散った豪華な部屋で、無抵抗の姿で弄ばれた女を床に置いて地上に続く通路を見つめた。

「人間さん、とうとう此処まで来ちゃったかぁ~♪あの様子だと、『新入りさん』もいい具合に揃いそうだねぇ…♡あたしもそうだけど魔族の遊び方は激しいからね♪ステキな人間さん、たくさんダメにしちゃった♪」

ぺろ と舌を見せて悪そうに微笑む女は、先ほどまで性交に用いていたのか、先端を体液で濡らした尻尾をゆらりゆらりと揺らして、期待を膨らませた。

「ん~……。そうだなぁ、10人集まれば理想かなぁ?あたしのとこに、1人はお持ち帰り出来ると嬉しいけど、緊急事態だし期待し過ぎはダメだね!」

じゅるり と舌なめずりし

「もしもーし?聞こえる?あなたのお仲間さんがね、あなたの仲間になりに来たよ。上で戦ってる人間さんがあたしたち魔族に勝っても負けても、一緒になれるからね♡…ふふ、あそこパクパクして返事してるなんて、よっぽどキモチ良かったんだね!」