2018/12/02 のログ
ご案内:「魔族の国・森林の林道」にグラスシエルさんが現れました。
■グラスシエル > 魔族の国――魔族の領域とは言っても、まだ王国との境界にかなり近い故、人間でも簡単に侵入できるレベルの地域の森林
その林道を、ゆっくりと歩く、小柄で華奢な、軍服姿の少年がいる
目つきはやたら悪い。不機嫌そうでなにかに怒ってるみたいだ、ゆえに、年齢や体躯より幾分かスレて見える。背には、バサバサの翼――翼の形はともかく、天使である。気配も隠してない
まあ、退屈なので散歩だ、いくら戦天使といえど、魔族を問答無用に襲ったりはしない、できない、疎ましい。まあ其処は上からも命令食らってるのでしょうがないので散歩である。
散歩をしていて、魔族に襲われたなら――そこは正当防衛である。しょうがないのだ、うん
とかいうほぼ故意犯を狙って、ゆっくりと林道を散歩している
■グラスシエル > 「…あれ?これって故意犯でなく確信犯じゃね?」
自分のやってることは悪い事というかただの言い訳だと分かっている
その上で、戦天使の自分はこれで正しいという部分がある
つまりは、これこそが確信犯である。
妙なところでスッキリしつつ、歩く。――魔獣のような最下級の魔族がこっちの気配を伺ってはいるが流石に手が出せない、か
こっちからしても願い下げだ、肉を食いに来たのに豆粒1個を食わされるようなものである。こっちも無視だ
■グラスシエル > ――んー、あー…このまま進むと本格的によくない、か
これ以上は境界線、というよりは魔族の庭だ
まあ、それでも何も問題はないが、問題は数の差である
少年は強くは合っても特性上多数の敵を同時に相手するのは不得意なのだ
なので、囲まれるのはよろしくない
今回は、この林道までで散歩は終えよう、と翼を広げて王都へ戻る
ご案内:「魔族の国・森林の林道」からグラスシエルさんが去りました。