2018/09/22 のログ
ご案内:「魔族の国」にタマモさんが現れました。
タマモ > 魔族の国、位置としてはタナール砦が目視出来ない程に離れた感じか。
それ以上は、地理も何も無いのではっきりとは分からない。
とりあえず、周囲に木々の生い茂った森林、それだけが分かる程度だ。
そんな場所で、少女は寝こけていた。

「………ふぁ…?…むむむ…またか」

ぐーっと伸びをしながら上体を起こしつつの欠伸、とんとんと肩を叩きながらの現状確認。
見回せば樹木しか見えない状況に、腕を組みながら唸る。

タマモ > 「む…?…てっきり九頭龍山脈かと思うたが…何か、感じが違うのぅ。
この感覚は………魔族の国じゃろうか?」

腕組みを解いて、よいせ、と腰を上げる。
よく周囲に注意して意識をすれば、それが何となく分かる。
その原理や理由を問われても、少女には答えられないが。
あえて、答えてやるならば…野生のk…いや、ただの勘だ。

人間の国とは違い、あれやこれや面倒な決め事は少ない国。
うん、そんな事を言えば一部の魔族達に文句を言われそうだが、少女的にはそんなものだ。
少なくとも、少女がこの国で巡った場所は、ほぼそんな場所だったはず。

「さてはて、どうしたものか…」

久々に、その巡った事のある場所に行ってみるも良いだろう。
さすがに、それを全部は巡れないが。
それとも、適当に歩き回るか、後は素直に人間の国へと戻るか、選択肢はそんなものだ。
こき、こき、と首を左右に曲げて解し、首を捻る。