2018/08/26 のログ
ご案内:「魔族の国」にシュティレさんが現れました。
■シュティレ > 今日も私は国の中を歩き回ります、先日アポイントメントを取った貴族様にお話をしましたが、いいお返事はもらえませんでした。
それは仕方のないことですので、気に病無必要はないと思い、また別の貴族様のアポイントを取りましょう。
こういうものは、地道にするしかないのです、むしろ、他国の私に合って頂けるだけでも、寛容というものなのでしょうし。
しかし、調べてきましたがそろそろ、私の目的である血族などの数はもういないのかもしれません。
ずっと探し、追い求め、捕まえては誅伐を繰り返していましたのでいつかは終わりがあるということです。
そうなったら、私はどうするべきでしょうか、主が戻って来いというのであれば戻りますが。
主への連絡は欠かさずしても、最近は主からの返事がありませんし。
一度戻り、確認するのもいいでしょう、私はこの国が気に入っておりますし、ここに住む許可をもらってもいいかもしれません。
そんなふうに考えながら、私は一人ぽてぽてと、市街地を歩くのでした。
■シュティレ > 私は、今大通りを歩いています、血族がこの時間帯にこのような場所を歩くのは珍しいと思います、太陽の光もしっかりと降り注いでいるからです。
忌々しい太陽とは思いますが、その光は私の事を滅することはできません。
何故ならば、私は太陽の光を克服しているからです、故にこの様に、ほかの血族を追い、捕まえて誅伐する役割を得ているのです。
閑話休題という事にしましょう。
今は、魔族や、魔族に捕まって奴隷にされているニンゲンが行き来している所。
少し小腹が好いた気もします、どこか美味しいも店とかで食事というのもいいかもしれません。
が、この国には詳しくありませんおすすめのお店とかあるのでしょうか。田舎者と言われても仕方がありませんが、わたしはきょろきょろ、と周囲を見回してしまいます。……さて、何処にしましょうか。
■シュティレ > 特に、何かを食べたいという、気分ではありません、なんでも良いというのが今の正直な気分です。
とはいえ、です、血族として余りにも相応しくない食事というものがあるのもまた、真であります。
魔族の国の食事はどこもそういうのは分かっているようなものばかりですから、大丈夫だと思いますが。
いろいろなお店がある通りを私は進んでいきます、こう、少し食べたいな、と思うのにこれだ、と決められないとき、私は優柔不断なのかもしれないと、思ってしまうのです。
悩みながら私は道を進み、お店の前で、看板に書かれたメニューを眺めます、どれも美味しそうな気はします。
美味しそうな気がしますが、これじゃない、と言う気分になってしまいます。優柔不断な上にわがままかもしれません。
自己分析をしながらも、私は視線を今のメニューから外します。
本当に、どうしましょう。
私は、その店から離れて、街の中を歩きます。
■シュティレ > 気分を変えることにしましょう、今は、小腹がすいているだけですし、血族は食べなくても死ぬことはありません。食べるのは基本的に遊戯みたいなものです、美味しいものを食べれば気持ちいいそれだけのことでしかありません。
考え直してしまえばあとはもう、急ぐ必要はなくなっていることに気がつきました、まあいいか、と思うことにしまして私は移動しましょう。どこか涼しい場所で、この間ヒトの街で手に入れた魔道書を読み進めることにしましょう。
あの本の書いていることは、荒唐無稽にも思えますが、なんとなく暇つぶしで読むには十分だと思うのです。
そうしましょう、そう考えてしまえば、私は今度は、公園を探して歩くことにします。
そして、今現在この場所から、去っていくのでした。
ご案内:「魔族の国」からシュティレさんが去りました。