2018/08/12 のログ
ご案内:「魔族の国」にシュティレさんが現れました。
シュティレ > 魔族の国の一地方に、今、私は居ます、この国は広大ですから私の求めるものが何処にあるのかが分かりません、故に歩き、捜す必要があるのです。
我が主に反旗を翻した血族、それが私の追い求めるもの、彼らを誅伐するなり、説き伏せるなりするのが私の役割です。
昼間であれば、彼らは基本的に現在地から動くことができませんので、見つけるのが容易くなります、なので、今此処に来ているのです。
この国の貴族などに取り入り、その館などに恐らく匿ってもらっているのでしょう、私はそんなふうに考えながら歩いています。
この国はとてもいい国だと思います、力あるものがしっかりと役割を果たしている国、そういうイメージがあります。
なのででしょう、仕事の最中だというのにこう言う風に国の中を思わず見回して、観光気分に浸ってしまうのは。
いけないことだとは思いますが、どうしても……止められません。
主に怒られてしまうと思いますので、小さく息を吐き出し、気を取り直します。
まずは、どこの貴族にお伺いするべきかと、考えながら魔族の国の街の中で貴族の館が多い場所に向かい、歩きます。

シュティレ > そういえば、と思い出しました、貴族に会うのであればアポイントメントが必要でありました。いくら私が伯爵位を持っているとしても、それは私の国での物でありますから此方では、貴族として扱っていただ国は、それなりの方の後ろ盾なりなんなりが必要でした。
しかし、私には、そういった後ろ盾とかそういうものは有りませんのでただの一個人でしかないということを思い出します。
しくじりました、と小さくため息をこぼしてしまいましょう、しかしないものは仕方がありません、まずは比較的会いやすいお方、男爵や子爵あたりの方にお伺いしてアポイントメントを取ることにしましょう。
そんな時になれば、貴族の館がたくさんある区画に到着します、基本的に外側から内側に爵位が高くなっていくものと思います。
なので、一番外周の邸宅にお伺いさせていただくことにします。
ドアノッカーを軽くたたき、使用人の方にお話をし、アポイントメントを取りたい旨を伝えます。
対応してもらえるでしょうか、私は静かに待つことにします。

シュティレ > 使用人の方が、戻ってきました。
どうやら、アポイントメントは大丈夫なようです、男爵の都合の良い日を聞くことができましたので、その日に改めてお伺いする旨と、当日の用事を先に伝えておくことにします。
男爵に求めるのは、探している者が居ることをお伝えしておきます、誰か、というのは当日で大丈夫でしょう、なにか動きがあるならそれはそれでいいと思います。
あとは、別の爵位のある方への紹介状……これは、貰えれば幸運と思っておけばいい程度のものです。
なにせ、急にお伺いしてお話させていただくので、お会いしていただけるだけもで充分彼の行動は寛容と言えるでしょうし。
あとは当日失礼にならないようにする、という事ぐらいでしょうか。
用件を伝え、私はその貴族の屋敷から離れることにしました。

シュティレ > 用事が終わった私は、あとは自由にできる時間となります、それでも探すこと自体はやめませんけれど、今はこの町の散策を楽しみたいと思っています。
なので、まずは私はこのまま街を歩くことにいたします。


何か面白いことがあると良い、そう思いながら――――

ご案内:「魔族の国」からシュティレさんが去りました。