2018/06/21 のログ
ご案内:「アルテリシア大聖堂」にクラリッサさんが現れました。
■クラリッサ > アルテリシア大聖堂の玄関前の庭。
そこにテーブルと椅子を置いて、紅茶を飲んでいる。
「ここ最近は平和でしたが…また人間がなんかやっている様子で」
自分の計画は100年単位のスパンで進める以上、今はとにかく均衡が破られるのは困る。
適当にタナール砦を取りあってグダグダしている状態が自分にとってはベストなのだ。
「人間が状況を打開する何かを得たのだとしたら…どうにかしませんと」
■クラリッサ > 紅茶を一口。
こうやって適当にお茶を飲みながらのんびりしていたい。
そう思ってカップをテーブルに置いて。
「しかし暇ですねえ、平和なのはいいですが暇なのはちょっと…」
こんな所に尋ねてくるものなどそうそういないが。
誰も来ないのは少々寂しい。
立ち上がって大きく伸びをした。
ご案内:「アルテリシア大聖堂」に黒須さんが現れました。
■黒須 > 「…ん。…なんだここ?」
(目を見開いて周りを見る。
見た事無いような庭園。花畑が広がるその場所に疑問符を思い浮かべながらも後頭部をめんどくさそうに掻く)
「確かに…適当とは言ったが…こことはな…」
(男にとっては全く知らない場所。故に、考えなければならないのが嫌で仕方がない。
そのまま、また適当に歩くと、クラリッサの方へ近づく形になるのである)
■クラリッサ > 誰かが来た。
珍しい、男性だ。
立ち上がってぺこりと挨拶をする。
「まあ、こんな所までようこそおいでくださいました、何か御用でしょうか?」
にこやかに挨拶をして用件を聞く。
何しろここに男性が来るのは珍しい
■黒須 > 「あ…?…どうも」
(周りを見ながら歩いたため、目の前にいた女に気付かなかった。
声をかけられるとそちらを向き、珍しく返事を返して頭をぺこりと下げる)
「あー…用事って言う用事はねぇな。ただ、仕事で疲れて、適当に歩いてたら来ちまったって話だ…。
あ、縄張りっつうなら、帰るがな?面倒な小競り合いはお断りだからな…。」
(あくまでいつも通りの会話を進める。
性欲があまりたたない分、冷静さが目立っている。
そして、この綺麗な花畑なら、よくいる妖精だと、縄張りだっと言い追い返そうとすることがあると考え、体を傷つけられる前に帰ろうと考えた。
仮にそうでないなら、少し話でもするかっと考えている)
■クラリッサ > 「まあ一応私も魔王ですし、縄張りと言えば縄張りですが…」
本当に迷いこんだだけのようだ。
魔族の国まで迷い込めるのはさすがにまれなケースだが、そんなこともあるのだろう。
「今人間が色々と暴れているせいで魔族の国全体がピリピリしています、あまり長居はおすすめできませんよ、それでもよろしいのでしたらお茶の一杯でもどうですか?」
ピリピリはしているが迷い人を無下に追い返すほど完了ではない。
座ってカップをもう1セット取りだした。
■黒須 > 「魔王?ぁー…。」
(自分も一応の言葉に片眉を上げて考える。
昔、親父からそう言う話を聞かされたため、初めて見ると想像と違うと思った)
「おすすめできねぇか…。ま、別に構わねぇけど…貰おうか?」
(何やら空気が怪しいと言われるが、しかし、自分にはそれなりの手段があるため、どのような状態でも構わない。
そのため、のんびりとお茶の一杯でも貰おうと椅子に座る)
■クラリッサ > 「そう、長居はおすすめできませんね、ここしばらくは人間の侵攻も大人しかったんですが、どうも最近活発になりまして…タナールの取りあえだけでは満足できなくなったようでして…ああ、あなたにこんな話をしてもしょうがないですわね」
思わず苦笑する。
愚痴の一つも言いたくなる状況ではあるのだが、初対面でする話では無い。
「申し遅れました、私はクラリッサと申します…フリーの魔王をしておりますの…と言うわけでして魔族の国ではその対策やらなんやらで大忙しですのよ」
■黒須 > 「…ああ、確かにな…、俺にはさっぱりだ…。」
(最近の政治については皆無である為、愚痴で話されてもわからないが、とりあえず大変なのはわかった)
「ああ…。俺は黒須・狼…。しがない金貸し屋だ。
あんたも大変なんだな?俺もそうだな…。毎回毎回、めんどくせぇ客相手にしながら、良い酒ものめぇ、女も抱けねぇで…くっそいらついてたって話だ…。」
■クラリッサ > 「そうそう、大変なんですよ~」
なぜ金貸がこんな所まで来ているんだろう。
そんな疑問が頭をよぎる、まあ魔族の国でも貨幣制度を敷いている場所もあるしそっち関係かもしれない。
「あ、お酒がいいならご用意しましょうか?」
立ち上がって大聖堂なの中に戻ってしばらくするとグラスが2つとワインを1本持ってきて。
「まあ久しぶりのお客さんですし、奮発していいお酒持ってきましたから」
2つのワイングラスにワインを注いだ。
■黒須 > 「…酒もあんのか?」
(明らかにそう言う娯楽はなさそうだと思い、完全に予想外で少しびっくりした。)
「…どうも」
(グラスに注がれたワインを一口飲むと、あまりのうまさに目が見開く)
「…うめぇ。そこらの安酒と比べ物にならねぇ…。」
(冷静に感想を述べるとグラス一杯を飲み干しては口の端を拭き取る。)
■クラリッサ > 「ありますよ、聖職者なんて大体堕落しているものです」
ワインを一口飲んで。
ふう、と一息つく。
「そうでしょう、いいお酒でしょ?お客さん用のだからいいの温存しているんですよ、お気に入ったのでしたら1本持って帰ってもいいですよ」
どうせ数はあるし1本ぐらいは構わない。
ニコニコしながら相手を見る。
■黒須 > 「お、良いのか?こりゃ、別の酒がしばらくのめぇな…。
ま、そん時は一時やめるけどな?ガッハハ!」
(一本貰えることに嬉しそうに言い、冗談を言っては大笑いをする。
良い酒であったため、気分も酔い出し、気持ちよくなっている)
「んぅ…。あぁ~…こりゃ良い酒だ。これに女を抱けるなら最高だが…ま、そんなうまくいかねぇだろうな?」
(気持ち的に酔ったため、いつも通りの体調に戻る。
目の前にも居るが、今の状況ではその暇はなさそうであり、魔族の女相手をするも、同じく暇そうでないため、上の空風に言う)
■クラリッサ > 「ああはいはいかまいませんよ~1本ぐらい」
酔ってきたのか反応が軽くなる。
なんだかんだでそこまで酒を飲むことは少ないためか良いが早い。
そして相手の顔を見てバツマークを作って。
「んー申し訳ないけどいまいち!私の好みではありませんわ」
そもそも主に相手にするのが苗床にしたい美少女であって男を相手にするのは稀。
それも結構えり好みが激しい方だった。
■黒須 > 「おうおう、マジかい…ま、当たり前だよな~?」
(状況を知っているため、無理であるのがわかっていたから、そこまで落ち込まない。)
「んじゃ、酒も貰ったし、おりゃ用無しっぽいな?よっと…。」
(そこまで言うと、椅子から立ち上がりフラフラと軽く揺れる)
■クラリッサ > 「すみません、もうちょっとカッコよかったらチャンスあったかもしれませんけど…あ、借金塗れになった美少女でしたら買い取りますので」
立ち上がった相手を見てにこりと微笑んで軽く手を振る。
どうやら帰る様だが。
「ええっと、帰り路はわかりますか?この近くにタナール砦って砦がありますからそこを抜ければ王国に行けるはずですよ」
■黒須 > 「は!かっこよさなんか、仕事に関係ねぇだろうよ…。」
(ふぅっと気持ちよさそうな息を漏らせば楽観的になり、手を振り返す)
「あぁ…大丈夫だ…。途中で宿に泊まるしな…?んじゃ、世話になったよい…。」
(そのまま後ろを振り返ると、フラフラと左右に揺れながら歩き、どこかへ歩き出す)
■クラリッサ > 「はい、それではお気御付けてお帰り下さい~」
手を振って去っていく相手を見送って。
ちゃんとお土産のワインはしっかりと持たせていた。
変わった客だったがいい暇つぶしになった。
そう思いながら去っていく姿を見送った。
「いいですか、美少女、美少女ですよ~借金の方に連れてきた美少女なら買いますよ~」
ご案内:「アルテリシア大聖堂」から黒須さんが去りました。
■クラリッサ > お酒が切れてそのまま大聖堂へ帰っていった
ご案内:「アルテリシア大聖堂」からクラリッサさんが去りました。