2018/05/01 のログ
ご案内:「魔族の国」にグラスシエルさんが現れました。
■グラスシエル > 魔族の国と、王国の境界付近、やや、魔族の国側
その林道を、少年は歩いていた
痩身だが、引き締まった華奢には見えない体付き、やたらと目つきの悪い視線。天使の気配は隠してるが、天使の証拠である羽根は隠していない
魔族に見つかって喧嘩を売られるなら買うだけである
本来なら無駄な抗争の火種になるのは避けるべきだが、喧嘩を売られたなら仕方がない、うん、仕方がないのだ
戦天使故に、ただの調査任務なぞ退屈なのだ、多少の火遊びは構わないだろう、と
■グラスシエル > ――しっかし――なんもでねえな
彼とて、別に喧嘩を売りに来たわけではない、まあ売られたらラッキーとは思ってはいるが。目的はあくまで現地調査である
魔族が王国にもいる以上、多少は魔族の国を調査する必要もあるかと思っただけだ、こちらにも人間はいるやもしれぬし
こうして林道を歩くだけ、というのも退屈な作業ではある。無論木々の濃さや道行き、傾斜等細かい部分も覚えては行くが
「っち、もう少し奥にいかなきゃわからんことが多いな」
多少の危険を踏まえてでも奥へ進むか、適当なトコで切り上げるか、迷う
■グラスシエル > 「ま、しょうがねえ、行ってみますか」
頭をボリボリ掻きながら、前に進む。林道にそのまま消えていき
ご案内:「魔族の国」からグラスシエルさんが去りました。