2018/02/15 のログ
ご案内:「魔族の国」にヴァルファルニフルさんが現れました。
ヴァルファルニフル >  魔族の男につかまったあたしは、馬に縛り付けられたまま、ぐったりとして気を失った。気づいた時には薄暗い建物のなか。

 ぼんやりした視界にはかびた石造りの壁が見える。髪をつかまれたまま引きずられていくあたしにあらがうような力は残っていなかった。鎧も服も身に着けていない姿で、こんな姿なら胸が邪魔になってしかたないはずなのに、男に縄で縛られているあたしはギリギリと乳房の下から締め付けられるような痛みを感じるぐらいに縛られていて、ほとんど乳房も動かない。先っぽの乳首だけがすこしいつもより大きめに伸びていてそこだけが揺れている。

 軋むような音を立ててドアが開くと後ろ手に縛られたままあたしは男に部屋の中央へと投げ入れられた。顔からずるッと石造りの床の上に身を滑らせる。音を立ててドアが閉まると。一本の蝋燭の薄明りのみを残して静かになった。

 腰に力を入れて斜めに体を曲げる。お腹に力を入れなおすと勢いをつけながら体を持ち上げることができた。後ろ手に縛られたまま。背中に力を入れておかないと自然と前のめりになって、頭が下がっていってしまう。

ヴァルファルニフル >  すこしバランスを取りながら立ち上がる。前のめりにふらつきながら、突き出してしまったお尻が揺れながら、まっすぐと立ち上がる。肩に力を入れて右、左と動かしてみる。すこしでも縄が緩まないだろうか。肩の筋肉が盛り上がるだけで乳房の肉に食い込むぐらいにきつく縛られているため動きもしない。肉がすこし盛り上がった分、縄目が食い込んだだけに終わってしまった。

 部屋のなかを調べておいたほうがいいかもしれない。だれか隠れているかもしれない。裸足で歩くと石の床はでこぼことしていて、素足なので足裏が痛い。後ろ手に縛られているためバランスをとるのも難しくて、ふらつきながら壁際までくると肩で壁に軽く体当たりするような感じですこし息が荒くなってしまう。目をすこししばたたかせながら息をする。普通ならば乳房が大きく上下しながら息を整えるはずなのに、荒縄で縛られているせいで胸がどんどん苦しくなってきた。目がかすむ。

 力が体から抜けていくと肩を壁に預けたままあたしは気を失って、ずるずると床へと崩れ落ちていく。



 

ご案内:「魔族の国」からヴァルファルニフルさんが去りました。