2017/11/30 のログ
ご案内:「嵐に包まれた魔城」にロッテルさんが現れました。
ロッテル > 非常に長く退屈な会議が、ようやく終わった。

お堅い雰囲気の、プライド高そうな感じの、あんまり強くなさそうな感じの、魔族であっても背筋が凍る程の、様々な雰囲気の持ち主が集う会議はなかなかの混沌を極めた。

人間の国に対する大規模な侵攻計画について、声を大にして論争を繰り広げていた。

「……魔族総動員して、人間さんを一気に滅ぼすのも、じっくり遊んであげるのも、あたしはどっちでもいいんだけどな~」

ふあ~ と間抜けなあくびを浮かべて、あまり興味がなさそうに零すと物々しい雰囲気の城をぼけーっと浮遊して移動する。

「人間さんも、随分長く粘るなあ。とっても、具合の良い子がたくさんいるから簡単に滅ぼされてもちょっと嫌だけどさー」

スカートから露出させた生殖器でもある尻尾をぐねぐねさせながら、何か面白いものは無いかと、多くの来客が未だお堅い雰囲気の酒宴などを楽しんでる中城のあちこちを散策する。

「まさか、人間さんが乗り込んでくる なんて早々ないと思うけどねー。牢屋とかに、遊んでくれそうな子とかいないかなー??」

ロッテル > 「最近、あんまり『使って』ないからね。この間久々に自分でシてみたけど、やっぱり他の人間や魔族の子のお腹で育てて産む方が段違いだよね!!」

自分の尻尾の先端を目の前まで曲げれば、生々しい形状をした先端を片手でそっと掴んで覗き込む。

「そろそろ、新しい子と『繁殖』したいな♪3年間産みっぱなしで頑張ってたお気に入りの子が、とうとうダメになっちゃった…あ~あ~、気持ち良かったし産まれる子もなかなか素質あるのばかりだったのにな~。もったいないなぁ~」

しょんぼり。尻尾と共にぐにゃりとしおれるようにして猫背となり、けだるそうにため息をついた。

ご案内:「嵐に包まれた魔城」にスウさんが現れました。
スウ > 「困ったわ……」

その、精霊の女は人っ子一人居ない牢の中でベッドの上に胡坐をかいて、膝に頬杖をついていた。
その表情には深い困惑が表れている。
放浪していた所、深い理由も無く魔族の領域に(いつの間にか)入り込んでいたらしく、
事情聴取という名目で半ば強引に連れて来られた。
聖なる、あるいは正義の陣営に属する訳でもない中立の精霊種族である事は何とか理解した貰え、
牢屋の中ではそれなりにまともな──粗末な寝台の置かれた部屋をあてがわれた。
今のところ他に牢へ押し込まれた仲間は居らず、独り言くらいしかやる事はない。
その内出してやる、とやる気のなさそうな魔族に言われてから何日かたった気がするが、
誰も訪れる様子はない。きっと忘れられているのだろう。その内出してやるという言葉ごと。
毒にも薬にもならない、中立の精霊族など魔族にとっては興味の対象にならないのかも知らない。

「あたしは、いつまでここに居ないといけないのかしら」

ロッテル > 魔族が今頃大事な話半分、人間いじめ自慢の話半分に盛り上がっていたりする中、宝探し感覚混じりに玩具となりそうな相手がいないか…そんな期待交じりに牢へ足を進める少女。

牢には、残念な事に捕えられ、途方にくれている者が居るなど知る由もなく面白半分に足を進め

「は~、やっぱりね。まぁ捕まえた人が過ごすのにそんなしっかりした場所な訳ないか」

ご機嫌そうな、高く呑気な声調を響かせてやってくる一人の魔族。捕虜がなるようなテンションではない、ひと際能天気で明るい声が今頃困り果ててる貴方のものへ聞こえるだろうか。

「……んんんんーーーー??あたしの勘というか、感じで分かる!!誰かいるね!!ちょっかいかけに行っちゃおーっと♪」

重要人物だったらどうするのか。もちろん何も考えてない。
魔力を溢れかえらせた強大なそれとは異なる、だがどこか危ない感じの漂う雰囲気を纏った若い魔族の女が、貴方のもとへやってくれば

「はろー、はろー♪そこの良い感じのお姉さん!!つまんなそうにしてるねー」

牢屋の格子で隔てられた状態で、ひときわテンションの高い女がやたらニヤニヤしながら貴方へ声をかける。

別の生き物のようにグネグネ動く尻尾を惜しげもなく見せびらかしながら、馴れ馴れしく捕虜(?)に興味を示す。貴方が女性の姿をしていると見れば、やたら上機嫌そうだ。

ご案内:「嵐に包まれた魔城」からスウさんが去りました。
ご案内:「嵐に包まれた魔城」からロッテルさんが去りました。
ご案内:「魔族の国」にロッテルさんが現れました。
ご案内:「魔族の国」からロッテルさんが去りました。
ご案内:「魔族の国」にロッテルさんが現れました。
ご案内:「魔族の国」からロッテルさんが去りました。