2016/10/21 のログ
ご案内:「魔族の国」にドルクスさんが現れました。
ご案内:「魔族の国」にカノンさんが現れました。
ドルクス > 「くぁ…まだ眠いなぁ……」

コキコキと首から小気味のいい音が鳴る
季節の移り代わりという奴なのか最近は朝と夜がよく冷える
そのせいかベッドから出ることがこの上ない苦痛になってきている
二度寝や惰眠が好きなのは人間も魔族も変わらない

「……ついでに獣人も、かな?」

隣でまだスヤスヤと眠りについたままの彼女を見つめる
いつもなら自分が起きる前に目を覚ましているか自分が起きればすぐに目覚めていたが
今日は普段の疲れもあってかまだ深い眠りの中の様子

「普段が頑張り過ぎなんだよ」

頭を撫でようとして…手を止める
起こしてしまうかもしれないしこのまま眠っている姿を見ていたい
それと少しでも疲れを癒して欲しい
静かに、できるだけ音を立てない様にカノンに布団をかけ直した

カノン > 暖かい布団のなか、心地よくて
眠りは深い。


傍に彼がいるという安心感と居なくならないという信用。
伏せてる耳が時々、くるっくるっと動くものの
手を丸めてスースーと静かな寝息と共にまた夢の中。

すぐそばに彼の匂いがあるからか…寝顔が笑ってる

「……ホットケーキが」

小さく開いた口から、寝言

ドルクス > この家で暮らし始めて暫く経った
最近では完全に安心しきったカノンの姿がよく見れる
周りの気配に敏感にならずこうして安眠できるのもその一つ

「うん?ホットケーキか…食べたいのかな?」

寝言で口に出す程気に入ってるのだろうか
確かにあれを食べた時はとても幸せそうにしていた
甘くて美味しい物は女性は種族に関係なく好きなのだと確信した瞬間だった

「後で焼いてあげるよ」

今日の朝食を決めながら自身も枕に頭を預ける

カノン > 手がモゾモゾ動いて何かを探してる
薄く開いた瞳は…まだ眠りの中で開けてるけど見てない
隣の彼に指が触れれば、体を寄せて
暖かさを求めてた

毛皮のない人の姿の冷え込みは、肌寒く
毛布の中が心地よすぎて

耳がクルッと動くと小さなあくび
それから、意識が夢から戻ってくるように

「主さまぁ…」

前の名残は夢の続きのように、思わず口にした呼び名
隣には彼がいて、暖かい寝床があって
夢のつづきのような現実に目が覚める

ドルクス > ベッドの中で暖まった手を握る
外は寒いので出たくないというのには深く同意できる
可能ならこのままずっとのんびりとしていたい

「おはようカノン、まだ眠っていてもいいよ?」

こちらに伸びる手
薄く開いた瞼の奥ではこちらを見つめている
段々と意識が覚醒してきているのか自分の名を…

「主様も結構久しぶりだね」

懐かしいといえる呼び名に笑みを浮かべる
この呼び方をされるのは少し嬉しい
自分にそう言った趣味があったのかと少し感慨深い

カノン > また、小さなあくび
目を擦りながら、布団の中で丸まって

「ぁ…ぅん、もう少し、だから…」

彼の傍らにくっついているのが気持ちいい
人の肌の温度
起きたものの、まどろむ意識

「…主さまぁ、ぎゅってして?」

すぐ隣にいるけど、包まれるように感じてたい感覚
強請るように、甘えてみて

ドルクス > 「もう少し?」

まだ寒いという意味だろうか?
布団の中で朝の寒さに耐えながらゆっくりと覚醒しているのが分かる

「いくらでもどうぞ、カノンならいつでも歓迎だよ」

まだ少し体温の低いカノンを抱きしめる
こんなに可愛らしいお願いなんてされたら断れるわけがない
むしろこちらから行動してしまう

「あぁそれと、今日の朝食はホットケーキだよ。
後で焼いてあげるからカノンはのんびりしてていいからね?」

カノン > 「ぬくぬくする…」

満足とばかりに、抱きしめられて目を閉じる
寝起きに彼がいて、抱きしめてくれて、暖かい
動きたくなくなるくらいの条件が揃ってて

「あったかーい…気持ちいい」

すりすりと頬を寄せながら
聞こえてきた声に顔をあげて

「ホットケーキ…小さいのにしようね」

夢の中で、(彼がホットケーキに追いかけられてて、自分が食べて退治した)
というめちゃくちゃな夢を見てたことを彼に話してみる
その発言も寝ぼけ半分、以前食べて気に入ってたから、好きなものになってたけど

彼の気遣いに大きいものは、追いかけてくるかもしれない、という
夢とごちゃまぜ発想で

ドルクス > 「こうしてくっついてると温かいからね
ほんと、ベッドから出たくなくなるよ…」

腕の中のカノン
柔らかく温かい…このままで居たい
それはもう切実に願う

「小さいのが良いの?」

カノンが見た奇想天外な夢の内容なんて知る由も無い
大きいのだと食べにくいかも?と考えて

「なら小さいのを沢山作ろうか
ジャムやバター、メープルなんかもかけてみたりしようか」

好きなものをかけて食べれば美味しく食べられるはずだ
この後の予定を考えつつベッドから出る為に気合を入れる

カノン > 「うん、出たくない、離れたくない」

抱きしめられると、願うのは、このままで…という想いばかり
彼に何度も擦り寄りながら

「小さいの、小さかったらたくさん食べれる」

彼の言うジャムやメープル甘いものが並べられると
楽しみになって布団の中で尻尾が揺れる
ベッドから出るには名残惜しく、彼が起きるなら一緒に起きるつもりで

ドルクス > 「最近寒くなってきて隣に誰か居るとね…仕方ないさ」

布団を捲るとさらに寒さが体に染みる
小さく震えて立ち上がり…寒い、と後悔する

「ならたくさん焼かないとね、ホットケーキと言うよりパンケーキの方がいいかな?」

ホットケーキはホットケーキで、それに加えてパンケーキを焼いたほうが良いかもしれない
カノンが立ち上がろうとするのを見れば一言

「カノンはまだベッドで暖まってていいよ?
ベッドの外は想像以上に寒いし……」

思わず苦笑が浮かんでしまう
それぐらいにはベッドの中と外では温度差があった

カノン > 「うん、寝るときも、起きてからも一緒、うれしい」

ベッドから出て行く彼のあとについていこうとして
止められる

見上げるように羨みながら、毛布の中に包まれたままコロンと転がる

「どっちも好き、パンケーキでいいよ、ジャムあるもんね」

甘味のないパンケーキならブランチになりそうで
楽しみなのか、布団の塊から出た尻尾がブンブン揺れてて

布団ごと転がって彼の眠る側へと移動しては、枕に顔をうずめる
彼の匂いがするのが、嬉しくて

ドルクス > 「はは、夫婦なんだからいつでも一緒なのは当然だよ」

一緒に居るのは当然の事
むしろ離れ離れになってしまう方がおかしいのだと

「ジャムはきちんと常備してるよ。あぁいうのって有って困る事も無いしね」

尻尾が揺れているのでそれなりに楽しみにしてくれている様だ
これは気合を入れて作らないといけない

「それじゃぁ出来上がったら呼ぶからのんびりしててよね」

何だか自分の枕にカノンが顔を埋めている様に見えたがリラックスできているのなら気にしない
臭くないと良いのだが…あの表情を見るに多分大丈夫

カノン > 「…一緒すぎて嫌がられないか心配なんだもん」

枕を大事そうに抱えながら
彼の匂いのするものに
何度も頬を擦り付ける
自分のものとマーキングにも似てるかもしれない
彼の離れる声に尻尾が緩やかに揺れて

布団の塊から尻尾だけが出てる状態で
大きめのベッドに妙なモノが残る

1人になった寝室
枕を抱えて袖口には彼のシャツの袖
たくさんの彼の匂いがあるのが寂しさを埋めていく
静かになって、いい匂いがして…
尻尾がとまると、二度寝てしまったようで

ドルクス > 「一緒に居て嫌だったら結婚なんてしないさ」

嫌なんて思わない
そんな事を心配しているのかと小さく笑いキッチンへ

「上手く焼けると良いけどなぁ」

久しぶりのパンケーキ
身体はきちんと覚えていたのかその出来は中々のもの
朝食の完成を告げに部屋に戻ってみれば…

「…新種の生物かな?」

まん丸毛布から尻尾だけが見えている
焼き立てをと思ったけれどこんなに幸せそうな寝顔を見せられれば起こせる筈もない
結局、2人が朝食を食べたのはもうしばらくした後だった

ご案内:「魔族の国」からカノンさんが去りました。
ご案内:「魔族の国」からドルクスさんが去りました。